自転車送迎の「小1の壁」撤廃なるか。幼児用座席の年齢制限ルール見直し検討へ。青切符導入から1カ月。
「小1になったら自転車で送迎できないの? どうしよう」パパママの切実な声は届くでしょうか。2026年4月から自転車の青切符制度が始まり、小学生を同乗させた運転も反則金の対象に。しかし5月14日、国家公安委員長は、同乗できる子の年齢制限拡大に向けた見直しの可否について検討を進めるよう警察庁を指導する考えを示しました。
小1の壁!現在の「小学校入学前まで」ルールのジレンマ
現在の交通ルールでは、自転車の幼児用座席に乗せられるのは「小学校入学前まで」の子どもです。 実はこの年齢制限は、2020年から2021年にかけて、それまでの「6歳未満」から「小学校就学の始期に達するまで(小学校入学前まで)」へと拡大された経緯があります。
早生まれの子どもへの配慮などからルールが変更されたものの、小学校に入学したばかりの小1の子どもが、いきなり交通量の多い車道を1人で自転車で走るのは危険がいっぱいです。車がない家庭にとって、送迎手段がなくなるのは死活問題ともいえます。
4月から「青切符」開始!自転車に小学生を同乗させると反則金の可能性
そんななか、4月1日から自転車の交通違反に対して反則金を科す「青切符」制度が導入されました。
5月14日の発表によると、導入から1ヶ月間で青切符による違反告知は2,147件にのぼります。違反の多くは交差点での一時不停止(約40%)やスマホ操作(約30%)ですが、小学生の子どもを自転車に同乗させることも違反となり、16歳以上の運転者は反則金の対象になる可能性があります。
事前の調査では新ルールの周知不足や有効性を懸念する声も多く、「これがルール違反になるなんて知らなかった」「今後の送迎をどうしよう」と不安に思うパパママも多いのが現状です。
年齢制限の拡大に向けた検討へ
しかし、今回の青切符導入をきっかけに、ママやパパからの切実な要望が政府にも届き始めています。
5月14日の記者会見で、国家公安委員会は「幼児用座席に同乗できる子どもの範囲を広げてほしい」というパパママからの要望があることに触れました。今後、警察庁が幼児用座席の安全基準を定める団体と意見交換を行ったり、より大きな子どもを乗せたときの走行の安定性を確認したりして、ルールの見直しができるか検討を進めることになりました。
まとめ
毎日の送迎に自転車を使う、または、これから使う可能性のあるパパママは、これからのルールの動向にも注目してみてください。
(マイナビ子育て編集部)
