小1娘の「学校行きたくない」に4児ママYouTuber葛藤「行かなくていいよというのも、それでもいいんだろうかって思うし」
11歳・6歳・3歳・1歳の4児を育てるYouTuberのマリリンさんと、0歳の双子を育てるありしゃんさんが、子育てについて対談。新米ママであるありしゃんさんが、先輩ママのマリリンさんに相談した悩みとは。
■“濡れ衣”で叱ってしまったら…
総勢6人の子どもたち同伴で、手作りのお弁当を持ち寄っておしゃべりに花を咲かせた二人。ありしゃんさんが「大先輩ママにいろいろ聞きたい」「子育てにおいて大事にしてることってありますか? 子どもとの接し方とか」と尋ねると、マリリンさんは「褒める」と即答しました。
するとありしゃんさんは、「ママのお弁当美味しいねと言ったら、ありしゃんのも美味しいよって(マリリンさんの子どもが)言ってくれた! 褒めてくれる、優しい、と思った」と気づき、日頃家庭でたくさん褒められている子どもたちの中に、他者を褒める気持ちが根付いていることに感銘を受けた様子です。
実際に「褒め」の積み重ねは家庭の中で自然な習慣にもなっていて、「みんなが『ママ今日もご飯作ってくれてありがとう』って言ってくれるよ」と、マリリンさん。これは強制ではなく、上の子の行動を真似する形で広がったものだといいます。
また、ありしゃんさんは双子がおもちゃなどモノの取り合いをするときどう対応すべきか悩んでいるそう。そんなときマリリンさんは「どっちかに渡すってことをせずに、こっちもいいよ、こっちもほらほら、うわめっちゃいいな~とか言って(他のものを示す)」と、両方の子どもの興味を引く声かけを行うといいます。さらに現実的な対応として、「ものによるし高いものは買えないけれど、喧嘩するであろうものは2つ買っちゃうときもある」と、状況に応じて柔軟に対応することもあると明かしました。
子どもを叱るときのコツについて問われると、マリリンさんは「コラァ!」と普通に叱っていると話しますが、冷静に対応する余裕がない場面も多く、特に複数の子どもがいる環境では、瞬間的に感情が出てしまうことや、トラブルの全体像を把握しきれないまま怒ってしまうケースもあるといいます。
たとえば、きょうだい喧嘩で誰かが泣いてしまうと、「泣いた子=被害者」という構図になりやすく、状況を深く確認せずに叱ってしまうことがあり、その後に事情を聞いていくと“濡れ衣”であるケースも。その場合には、感情的に叱ったままにせず、改めて状況を整理し直して対応することを意識していると語りました。子どもたち1人1人に丁寧に向き合ってきたことがうかがえます。
■「学校行きたくない」に葛藤
そんなベテランママのマリリンさんも、21歳ではじめて出産してから11年、様々な葛藤を乗り越えてきたといいます。最近直面したのは、次女が「小学校に行きたくない」と泣いたこと。
「(保育園では大丈夫だったけれど)小学校で初めてそういうふうに“行きたくない”っていうのが出てきちゃって、葛藤したわけ」「行かなくていいよというのも、それでもいいんだろうかって思うし」と判断に迷いながら、そのうえで選んだのは、無理に登校を促すのではなく、まず子どもの気持ちをそのまま受け止めることでした。
「『行きたくない』に対して『行きなさい』とかでもなく」
「ただただ、その行きたくない気持ちを素直に言ってもらうっていうのをやってる」
「行く・行かない」という結論を急ぐのではなく、子ども自身が抱えている感情を言葉にしてもらうことで、子どもの様子はだいぶ落ち着いてきたそう。
また、登校モチベーションが少しでも上がるよう、通っている小学校では学校では給食かお弁当かを選べる環境を活かし、毎日お弁当を作って持たせてあげることに。こうした積み重ねにより、子どもにも変化が現れ、「ちょっとずつでも今お友達できてきて、顔も明るくなってきたかな」と明かしていました。
■きょうだい喧嘩で求められる親の姿勢とは?
きょうだいが揉めているとき、親がどのタイミングで介入するか、悩ましいところですよね。すぐに止めに入ったり、大人主導で解決しようとしたりする関わり方は、子どもをコントロールする形になりやすいとされています。基本的には子ども同士に任せつつも、命や安全に関わる最低限のルールだけは家庭内であらかじめ決めておくことが望ましいといえます。
ルールを親が一方的に決めるのではなく、子ども自身に考えさせる方法も効果的です。自分たちで決めたルールであれば、より守ろうとする意識が高まりやすくなります。子どもの年齢差や性格、関係性によって適切な関わり方は異なるため、各家庭に合ったルールを見つけていくことが大切です。
一方で、親の関わり方によっては喧嘩がこじれたり、頻発したりする原因になることもあります。特に注意したいのは、どちらか一方の味方をしてしまうことです。上の子が責められやすい傾向がありますが、そうした対応は不満を積み重ね、兄弟姉妹の関係を悪化させてしまいます。また、「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」といった理由で我慢を強いるのも適切ではありません。年齢差があっても、子どもであることに変わりはなく、それぞれに納得できる説明が必要です。
また、親は最初からどちらが悪いと決めつけて話を聞くのではなく、双方の言い分をまっさらな状態で受け止める姿勢が求められます。親は裁判官ではなく、あくまでサポート役であり、勝ち負けを決めたり一方的に結論を出したりする立場ではありません。加えて、喧嘩のあとにすぐ仲直りできないことを責めてしまうのも避けたいところです。
子ども同士がぶつかりながらも、自分なりに考え、時間をかけて関係を修復していく過程を見守ることが、結果的には兄弟姉妹関係を深めることにつながるでしょう。
参照:
兄弟喧嘩がひどい家庭必見!最低限守らせる4つのルールと親介入タイミング【教えて保育士さん】
(マイナビ子育て編集部)
