共働きなのに家計が苦しい…44.0%が実感、理想の世帯年収とは約314万円差
二人して頑張って働いているけど、家計には余裕なんてない――。そんな共働き夫婦の切実な実感が、マイナビが20~59歳の既婚・共働きの正社員男女を対象に実施した「【共働き世帯の正社員に聞いた】仕事・私生活の意識調査2026年(2025年実績)」から見えてきました。
共働きでも苦しい…家計の実感と理想年収の大きなギャップ
家計が苦しいと感じるか尋ねたところ、44.0%が「家計が苦しい」と回答しました。年代別に見ると、20代は40.0%と比較的低い一方、40代で45.4%と最も高くなっています。
現在の平均世帯年収は792.2万円で、世帯を維持するために必要だと考えられている最低限の世帯年収679.1万円は上回っていました。一方、理想の世帯年収は1106.1万円で、現実とは約314万円のギャップがみられました。
全体の23.8%が「お小遣い制度」を導入していることがわかりました。年代別に見ると、50代が最もお小遣い制度を導入している割合が高くなっています。
月間平均残業時間は15.1時間でした。年代別では「20代(13.2時間)」「30代(13.5時間)」がやや短い傾向です。1日あたりの平均家事時間は1.9時間で、最も長い年代が20代で2.2時間でした。20代は月平均残業時間が短く、平均家事時間は長い傾向にあります。
仕事と家庭についての意識を聞きました。「大変でも仕事と家庭のどちらもおろそかにしない」と回答した割合は、「20代(57.1%)」や「30代(50.8%)」で高くなりました。
出世意欲について聞いたところ、全体の31.2%が「出世したい」と回答しました。年代別に見ると、30代は46.0%と高い傾向にあります。今後目指したい役職は、20代では「係長・主任・職長クラス」が49.7%と最も高く、30代では「部長クラス以上」「係長・主任・職長クラス」がそれぞれ3割台でした。
「出世したい」と回答した人にその理由を聞くと、「年収を上げたい」「ライフワークバランスを保てる範囲で挑戦したい」といった声があがりました。一方、「出世したくない」人からは、「責任や仕事の量を増やしたくない」「仕事よりプライベートを大切にしたい」といった声が寄せられています。
「子育てが落ち着いたら、より責任のある仕事にも取り組みたい」などの声もあり、ライフステージに応じて出世の時期を検討している人もいることがわかりました。
調査概要
調査名:【共働き世帯の正社員に聞いた】仕事・私生活の意識調査2026年(2025年実績)
調査期間:2025年11月18日(火)~11月21日(金)
調査方法:インターネット調査
調査対象:20~59歳の正社員の男女のうち既婚者かつ共働きをしている人
有効回答数:1,066件
マイナビ
https://www.mynavi.jp/
※写真はイメージです
(マイナビ子育て編集部)
