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掲載
2026年11月04日 17:29

我が子の「好き」をまっすぐ応援!ハラミちゃんの特別授業から“子育てのヒント”を学ぶ

我が子が友達と自分を比べて自信をなくしたり、プレッシャーを感じたりする姿に胸を痛めた経験はありませんか? 多様化が叫ばれる時代に、自分らしく伸び伸び育つヒントを探るため、東京都主催の、ピアニスト・ハラミちゃんによる特別授業に潜入。音楽を通して子どもたちの心をほぐし、夢を応援する温かいメッセージを受け取ってきました。

全校児童600人の熱気! ハラミちゃんが東京・調布市の小学校に登場

「豊かな心のハーモニーを奏でる学校」を教育目標に掲げる調布市立調和小学校が、特別授業の舞台

東京都は、社会全体で子どもを大切にするチルドレンファーストの実現を目指し、2021年から「こどもスマイルムーブメント」の活動を推進しています。

10月29日に開催された特別授業に招かれたポップスピアニストのハラミちゃんも、「こどもスマイルムーブメント」アンバサダーのひとり。会場となった調布市立調和小学校の体育館に、とっておきのハロウィン仮装で現れました。

ハロウィンコスチュームをまとったハラミちゃんが、笑顔で登壇
ハロウィンコスチュームをまとったハラミちゃんが、笑顔で登壇

ハラミちゃんが登場すると、体育館は大きな拍手と子どもたちの元気な歓声に包まれました。
「今日はみんなに会えるのをとっても楽しみにしていました。一緒に音を楽しんでいきたいと思います!」の挨拶を皮切りに、さっそくピアノ演奏がスタート。

笑顔で演奏するハラミちゃん
笑顔で演奏するハラミちゃん

まずAdoの「唱」を圧倒的な迫力で披露し、続けて事前に児童から募集したリクエスト曲の中から、Mrs. GREEN APPLE「ライラック」、YOASOBI「アイドル」、M!LK「好きすぎて滅!」など、計5曲を演奏してくれました。

「好きという気持ちは、みんなが1位」ハラミちゃんが語った自身の挫折とメッセージ

演奏後のトークセッションでは、子どもたちからの質問も交え、ハラミちゃんの素直な体験談が語られました。

小学生の頃にピアノの発表会で失敗してしまったり、コンクールで思うような順位が取れなかったりして、すごく自信をなくした時期があったと語るハラミちゃん。しかし、再び自信を取り戻すきっかけになったのは、「学校で友人にピアノを弾いてあげたとき、すごく喜んでもらえた。ヒーローになった気分だった」という経験だったそう。

演奏後のトークセッションの様子
演奏後のトークセッションの様子

ハラミちゃんはさらに「音楽だけでなくスポーツや勉強など、あの子の方がすごい、1位になれないと思うと落ち込むよね」と理解を示しつつも、「これが好きという気持ちに優劣はなく、みんなが1位。だから周りと比べないで、自分の“好き”を大切にしてほしい」と優しく語りかけました。

上手に弾くことや結果を出すこと以上に「自分が心からピアノを楽しむこと」「誰かを笑顔にできることの素晴らしさ」が大切だと言い、そのストレートな言葉はすべての子どもたちにしっかり届いたようです。

会場がひとつの楽器に! 600人の子どもと挑むボディパーカッション

「みんなで音を重ねよう!」のテーマに沿って、ボディパーカッションを楽しむ児童

授業の後半では、ハラミちゃんのピアノ演奏に合わせ、児童たちが手拍子や足踏みで音を奏でる「ボディパーカッション」が行われました。

学年別に3グループに分かれてそれぞれ異なるリズムを練習した後、ハラミちゃんのピアノの合図に合わせて全員で合奏。手拍子だけでなく、膝や頬を叩いたり、近くの友達とハイタッチをしたりと、思い思いの表現で音を鳴らしていきます!

「線路は続くよどこまでも」の演奏に合わせてテンポが速くなったり遅くなったりする中、子どもたちは全身を使って音楽の楽しさを表現していました。

演奏を終えたハラミちゃんは、
「みんな自由に音を出して、音楽に参加していて素晴らしかったです! リズムは違うのに、こうやってみんなでやるとひとつの音楽になるんですね」
と、満面の笑みで児童たちを絶賛しました。

子どもたちのパワーに感動! 全国ツアーでは「家族への思いやり」に胸を打たれる

授業の最後に、代表児童から花束を受け取ったハラミちゃんは「自分が笑顔になれる瞬間を忘れないで」と熱いエールを贈りました。

イベント後の取材では、「600人の小学生のパワーに圧倒されちゃいました。私の方が元気をもらったみたい」とにっこり。

イベント後に記者からの質問に答えるハラミちゃん
イベント後に記者からの質問に答えるハラミちゃん

さらに、現在開催中の全国ツアーのリクエストコーナーでのエピソードも紹介。
小学生からのリクエストの中には、スピッツやMr.Childrenなど親世代に人気の曲が選ばれることが多いと言い、理由を尋ねると「お母さんが好きだから」「パパのために弾いて」という答えが返ってくるのだそう。

ハラミちゃんは、「自分のためではなく、家族を想う心が本当に素敵」と、子どもたちの思いやりに胸を打たれた様子で、「子どもの習い事などは、上手さより楽しんでいるかどうかを大切にして」と温かいメッセージで締めくくってくれました。

児童たちの声「緊張のほぐし方が参考になった」「絶対音感のエピソードがすごい」

今回の特別授業を受けた子どもたちにも、感想を聞いてみました。話してくれたのは、いずれも小さい頃からピアノを習っているという、6年生の加藤さんと桂さん。

――「発表会で緊張しない方法は?」という悩みに対して、ハラミちゃんが教えてくれた「本番と同じ衣装を着て、ステージ登場からお辞儀、演奏、退場まで、一連の流れを家で何回も練習するといい」という方法が参考になりました。私も今度やってみます!

――絶対音感があるハラミちゃんは、「初めて聴いた曲をその場で弾くとき、頭の中に鍵盤と指の位置の絵が浮かんでいて、そのイメージのまま弾いている」というエピソードがすごかった。

など、授業を通じてさまざまな学びがあったようです。

「うちの子、楽しんでるかな?」子どもたちの自己肯定感をそっと支えよう

子育て中は、テストや習い事の結果につい一喜一憂してしまい、「もっと頑張りなさい」「どうしてできないの」と言ってしまいがち。
でも、たまには肩の力を抜いて、目の前のお子さんが今「心から楽しめているか」「笑顔でいられているか」に注目してみませんか?

「上手にできなくても、あなたの頑張りを見ているよ」という励ましこそが、子どもたちが自分自身の個性を発揮し、人生を楽しむための大きなエネルギーになるはずです!

(取材・文/マイナビ子育て編集部)

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