面倒な雑巾がけが楽になる! 拭き掃除グッズの置き場所
食べこぼす、落とす、壊す、落書きをするなど、小さな子どもがいると汚れた場所を拭く作業がとにかく多いですよね。「雑巾を取りに行く時間すら惜しい」……そう思ったことはありませんか? 一カ所に集中収納するのが良いと思われがちですが、用途や頻度に合わせ、使いやすい場所に使いやすいものをおき、日頃の掃除を楽にしていきましょう。
汚れやすいキッチンに! 拭き掃除グッズの置き場所5選
ダイニングテーブルや調理台にコンロと、キッチンはとにかく汚れやすい場所。雑巾やふきんなどの拭き掃除道具は、特に汚れる場所の近くに分散して収納しておくのがオススメです。
「あちこちに置くと目立つのでは?」と思われるかもしれませんが、お好みの器に入れる、見えにくい場所に置くなど、方法はいろいろありますよ!
使い捨てのウェットティッシュを用意しよう
ダイニングテーブルには、ウェットティッシュの定位置を作っておくと便利です。お子様用のお手拭きタオルなどを用意されている方も多いかと思いますが、食べこぼしや、お口まわりは色がつくものが多いですよね。
シミになりやすいものには、ウエットティッシュで対応した方が、漂白などの手間が省けます。お口を拭いたついでに、裏面で椅子や床を拭くなど、思う存分使えるのも使い捨てだからこその利点です。
コンロ付近には古くなった布を
拭きこぼしや、油はねなど、コンロ付近も汚れやすい場所。洗ってもすぐに落ちない汚れも多いので、コンロ付近には、古くなったTシャツなどを小さめに切って置いておくと便利です。好みのカゴや器に入れたり、まわりの色に合わせたものに入れておけば、出したままでも気になりません。
シンクの近くにも一枚置いておく
シンクのまわりには、どうしても水がはねてしまうもの。滑ってしまう前に、さっと拭いてしまいたいですよね。
そこで、近くに雑巾を干せるスペースを作っておくと便利です。シンクで雑巾を洗うのは……と抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、水はねをサッと拭くためのものなので、家じゅうを拭いて回るような雑巾ではなく、薄手の小さなもので十分。私は食器拭き用の布巾のお下がりを使っています。
お子様でも使える拭き掃除グッズを
お子様が2歳ぐらいになったら、お子様用の掃除道具を用意してあげるのもいいですね。何でもやりたがる時期、きちんとできなくても、少しずつ身につけばお母さんも楽チンです。雑巾を濡らしたり、しぼったりは難しいので、ホコリ取りなど、お子様の手に合う小さなサイズのものを選んでください。カラフルなものが多いので、置き場所は、お子様の椅子の裏など、目のストレスにならず、お子様が取り出しやすい場所を選ぶのがポイントです。
冷蔵庫にはマグネットを使って
冷蔵庫の庫内も、液だれなどで意外と汚れやすい場所。後で拭こうと思っていたのに忘れてしまい、気づけばカピカピになっていた、なんてことはありませんか? 冷蔵庫は食品を入れる場所。日頃から清潔にしておきたいですよね。
ここには、ウェットティッシュの袋にマグネットシートなどを貼り、冷蔵庫の側面(庫内でもOK)に貼っておくと便利です。気がついたその時に一歩も動かず拭くことができますよ! 手垢など表面の汚れもついでに拭いてしまえば、内も外も綺麗に保てます。
拭き掃除がグッと楽に! 動線に合わせた配置が大事
ただでさえ、面倒な拭き掃除。家に入った時や、階段の昇り降りなど、いつもの行動にセットにしておくと面倒が軽減できます。ポイントは動線。よく使う場所はその分汚れやすいので、汚れが溜まらないうちにサッと拭いておきたいですね。
入口で汚れをシャットダウン
砂まみれの足、何を触ったか分からない手……。汚れは、部屋に入る前に防いでしまいましょう。そこで、玄関にウェットティッシュとゴミ袋をセットしておきます。
サンダルなどで汚れた足の裏や手も、サッと拭いておけば、床のじゃりじゃりした感触や、壁のうっすら茶色くつく汚れを事前に防げます。
洗ったらそのまま近くに干す
家中を拭いた雑巾、最後は洗面台で洗う方も多いはず。それならば、洗面所に置いておくのが楽ですよね! 洗濯機の下に、マグネット式のタオル掛けなどで、定位置を作るのはいかがでしょう?
定位置に戻しつつ乾かせますし、使いたい時もすぐに濡らして使えます。つまり、その場で作業をスタートできるのがポイント。いちいち、雑巾やタオルを取ってきて、という行動を省くことができるんです。
階段横には、ふき取り用シートをかけておく
階段は意外と汚れが目立つ場所。階段のあるお宅では、拭き掃除の負担も大きいですよね。ホコリや髪の毛などを取り除くだけなら、しっかりとした拭き掃除でなくてもOK!
好みのバックや袋にふき取り用シートを入れて、階段にぶら下げておきましょう。気がついたときにサッと取り掛かれるので、拭き掃除のハードルが下がります。
階段だけなら、あらかじめ半分に切っておくなど、節約するのもいいですね。