100均グッズで玄関がスッキリ! 靴箱の収納アイデア
家に入って最初の収納ともいえる靴箱。ごちゃつきがちな靴箱ですが、100均グッズを活用してスッキリとした靴箱を手に入れましょう!
こんにちは、ライフオーガナイザー®︎の門傳奈々です。
家族それぞれが靴を詰め込んでしまう靴箱は、散らかりがちで片づけのハードルが上がる場所でもありますよね。
今回は、そんな「散らかった靴箱をスッキリさせたい!」という願いを叶える100均グッズと、家族も納得できる靴の整理の仕方を提案します。
靴箱の収納に使える100均グッズ
突っ張り棒
今や収納に欠かせないアイテムでもある「突っ張り棒」は、靴箱にも有効です! 突っ張り棒を一本通せば、収納量も増えるので、靴をたくさん収納したい方におすすめ。
ただし、靴を取り出す際に突っ張り棒に靴が引っかかり、突っ張り棒がずれてしまうことも……。
突っ張り棒に滑り止めをつけるなど、壁面からずり落ちない工夫をすることが大切です。
シューズラック
省スペースで多くの靴を収納でき、収納量を増やしてくれるシューズラック。最近では、角度や高さを変えられるものなど、小ワザの効いたシューズラックもよく見かけます。
靴専用収納ボックス
プラスチック素材のボックスタイプやポリプロピレン素材で、自分でボックスを組み立てるタイプもあります。
どちらもクリア素材で中身が一目瞭然です。
靴箱に靴の写真を貼るといった収納の仕方もありますが、透明ケースごとしまえばラベリングの手間も省けます。
スクエア収納ボックスとフタ
最近人気のスクエア収納ボックス! サイズの種類も豊富なので、靴箱収納にも適しています。
また、意外な使い方としておすすめなのが、スクエア収納ボックスの「フタ」をトレーとして活用する方法です。
トレー(フタ)の上に靴を置けば、他の靴とのごちゃつきを防いでくれます。
家族の思いも叶える! 靴箱整理の手順
靴のしまい方を家族にヒアリング
整理する=「捨てる」ではありません! 捨てすぎて後悔しないために、片付け作業の前に家族と「どの靴をよく使うか」「靴をどのようにしまいたいか」などを話し合ってみましょう!
具体的には、
・靴の数を減らして、よく使うものを取り出しやすくしたい
・靴は処分せずに全てをしまいたい
・TPOに合わせて靴を区分して収納したい
などの意見が出ると思います。
どのようにしまいたいかが決まったら、片付け開始です!
これが大切! 整理の順番
片付けの手順は、次の3つです。
①靴箱から靴を全て出す
②分ける
③収納グッズを決めて収納する
しかし、家族全員分の靴を出すのは時間も労力もかかりますよね。そこで、おすすめなのが人ごとに整理するやり方。
例えば、「今週末は夫の靴」「来週末は私の靴」「再来週末は子供の靴」というように、少しずつ作業を進めると負担も減ります。
①靴箱から靴を全て出す
靴箱に入っている靴を出します。思っていた以上にたくさんの数の靴が入っていて、驚かれるのではないでしょうか?
②分ける
①で出した靴を、使用頻度や好み、TPO別など、3つか4つのカテゴリーに分けます。
例えば、使用頻度で分けるときのカテゴリーは「よく使う」「あまり使わない」「使わないが必要、使わないが捨てるか迷う」「手放す(処分する)」。
好みで分ける場合は「気に入っていてよく使う」「気に入っているがあまり使わない」「気に入っていないが使う」「手放す(処分する)」。
「一軍」「控え」「二軍」「戦力外」といったキーワードでも楽しく仕分けられますね。
③収納グッズを決めて収納する
「よく使うもの」は「取り出しやすい場所」にしまいます。
「取り出しやすい場所」とは、高さでいうと膝あたりから胸の高さ辺りまで。靴箱の扉をあけて取り出しやすい場所を確認してみましょう。
靴の量が多いようであれば突っ張り棒やシューズフックを使い、靴の量が少なければ、ケースやトレーを使って収納します。
靴は靴箱だけにしまわない!?
よく使う靴は靴箱に収納しますが、あまり使わない季節外の靴や冠婚葬祭用の靴は、クローゼットにしまうのも一つの手です。その場合は靴用ケースを使うと、クローゼットに置いても靴のニオイや汚れが服につくのを防げます。
よく使う靴だけを靴箱にしまえば、靴箱もスッキリと整います。
【我が家の靴収納の実例】ビフォー・アフター!
靴箱のサイズとしまいたい靴の量はどのくらいか把握してる?
靴箱にはどのくらいの数の靴が入っていると思いますか?
我が家の場合……家族構成は夫、私、子供3人(小学生2人、未就園児1人)の5人です。
家族5人分の靴の数は、夫11足、私11足、子供(3人分)17足の合計39足が入っていました。思っていたよりもたくさん入っていましたね。
100均グッズの活用と棚板の変更でスッキリ靴箱に
夫と私の靴は、トレーを敷いた上におくことにしました。そのトレーとして使ったのがダイソー「スクエア収納ボックス」の「フタ」。
夫の靴は大きいので、ボックス深型のフタを、私の分はボックス小のフタで収まりました。
大人の靴が入る段は、取り出しやすいように棚板の高さを変更してゆとりを持たせました。子どもたちは毎日靴を出し入れしないので、子どもの靴のスペースは棚板を低くしました。
よく使う靴だけを靴箱にしまうことにしたので、靴箱もスッキリし、取り出しやすくなりました!
まとめ
靴箱のサイズの違いや保有する靴の数の違いによって、靴箱にしまえる靴の数は各家庭で異なります。そんな靴箱をスッキリさせるには、クローゼットなどを活用した靴収納も「アリ」です。
また、靴収納のグッズは、100均だけでなくニトリやイケア、無印良品などでも販売されています。ご自宅の靴の数やスペースに応じてグッズをうまく活用し、スッキリした靴箱を手に入れましょう!