
クローゼットを使った布団収納テク! 押入れがない家の布団のしまい方
夏休みは遠方の親戚や友人、子どもの友達がお家に遊びに来る機会が増えますよね。そんなとき気軽に「泊まりにおいで」と言えると、ますます楽しく過ごせそう! とはいえ、押入れのないお宅では、客用布団の収納場所に悩むところ……。そこで今回は、クローゼットに布団を収納するための便利なアイテムと収納方法をご紹介いたします。
布団収納は、まず湿気対策!
こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。
来客があると、困るのが寝具事情。最近では、レンタル布団を利用される方も増えているようですね。必要な時だけ利用できるので、とっても便利! ですが、夏休みなど利用者が集中する時は、はやめの予約が必要。夫の仕事や、子どもの部活などの調整があり、近くなるまで予定が定まらないわが家では、レンタル布団の利用は難しい……。なので、わが家ではクローゼットに客用布団を収納しています。
布団を収納する際、最初に気になったのが湿気。3組の客用布団と、家族のシーズンオフの掛け布団などをクローゼットに収納するために、クローゼットに合わせてカットしたスノコを敷きました。

スノコをカットする時は、最初にカッターで線を引いておくと、DIY初心者でも曲がらずに切りやすいです。また、スノコを敷く際は、ゲタの部分が縦になるように置くと、上から下だけでなく、手前から奥へと空気が通りやすくなります。
クローゼットに布団をしまう方法
クローゼットのスペースを、縦に分ける
押入れに比べ、奥行きが短く、縦長のクローゼット。我が家では、ニトリの「幅と高さの調整が出来る押入れ整理(オシイレラック TYSS)」で、上下にスペースを分けました。


スペースを分けたことによって、下にはIKEA SKUBB(69×55×19)×3と、 IKEA SKUBB ランドリーバッグ スタンド付き×1を入れることができました。

上には、敷布団2枚を収納。2枚の敷布団をまとめるために、布団干し用ベルトを使っています。扉の開閉時、上に乗せた敷布団2枚が落ちてこないように、ポールには100均のベルト付フックを取り付け、フックに布団干し用ベルトをひっかけました。
左横のスペースには敷布団を1枚立てて収納しています。敷布団を自立させるため、こちらでも100均の布団干し用ベルトを使っています。
布団の収納は「1組ずつ」がポイント

IKEA SKUBB(69×55×19)には、掛け布団・敷布団シーツ・枕カバー・掛け布団カバーを一緒に収納しています。一緒に使うものをセットにして入れておくことで、使う時にあちこちから出してこなくて済みます。「全部入っている」と分かりやすいので、家族にも準備をお願いしやすくなりますよ。

また、IKEA SKUBB ランドリーバッグ スタンド付きには、使用頻度の高い肌掛けと綿毛布を収納。少しだけ手前に出せば、中身を取り出せるので楽チンです。
クローゼットならでは! 準備が楽になる使い方

布団を収納することに関しては、押入れに比べて手間がかかるクローゼット。しかし、クローゼットならではの使い方もあります!
こちらは100均で購入した、まくらを外で干すためのアイテム。もともと洗濯竿にかけられるようになっているので、まくらを外で干した後、そのままクローゼットのポールにかけることができるのです。忙しい来客準備の際、クローゼットから出すだけで、干すことができるのはうれしい。通気性抜群の簡単収納です。
イレギュラーなもののスペースを確保!

クローゼット上部の左側には、IKEA SKUBB(44×55×19)×2、右側にはIKEA SKUBB ボックス×3を配置。IKEA SKUBB(44×55×19)には、電気あんかや冬用式パッド、厚手の毛布など、たまにしか使わないものを。ボックスには、シーズンオフの掛け布団など、シーズンによって出し入れするものを入れています。
まとめ
クローゼットに布団を収納するために、持っているものを見直し、子ども達でも出し入れできるか? など、使い勝手の確認もしました。少し時間と手間がかかりましたが、常に3組の客用布団があることで、子ども達のお泊り会などの楽しみ企画も増え、親戚が急に来ることになっても慌てずに済んでいます。
最近は、物を減らす、少ないものでシンプルに暮らすことが主流となっているように感じますが、レンタル布団などの便利なサービスも検討しつつ、自分の暮らしにあった方法を見つけていけるといいですね。
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