知らないとでは大違い!? 冷蔵庫で野菜を新鮮に保つ保存方法
毎日の食卓に欠かせないお野菜。買ってきたはいいものの、冷蔵庫の野菜室でいつの間にかシナシナ……なんて事はありませんか? 今回はそんなお野菜の保存方法についてご紹介したいと思います。
こんにちは。我が家では人参やジャガイモ、玉ねぎなどの根菜類を常備しているのですが、料理のレパートリーが少ないだけに、最近は同じ顔ぶれの野菜達を見るたびに少々うんざり気味なankoです。
私自身、料理があまり得意ではないのですが、子どももまだ小さく、主人も毎日会社にお弁当を持参しているので、とにかく野菜は意識して買うように努めています。
しかしながらこの野菜、ただ冷蔵庫の野菜室に放り込んでおけば大丈夫!なんて思っていたら、間違った保存の仕方をしていると、買ってまだ数日なのに傷んでしまうことがあるんです。
野菜の特性にあわせた保存法とは?
根菜類や葉物など、野菜によって育つ環境もさまざまですが、野菜の保存の仕方には、実は野菜が育ってきた環境が大きく関わっています。
例えば人参。
人参は土の中に真っ直ぐ立った状態で埋まっている野菜の一つです。
成長するとどんどん縦に縦にと伸びていきますよね?
では、ご自宅の野菜室を一度見てみてください。人参が野菜室の中で寝っ転がった状態になっていませんか? 実はこの状態が、人参にとってはあまり良くない保存状況なんです。
人参の正しい保存法としては、人参が育つ環境と同じように、立てた状態で野菜室に入れておくのがいいといわれています。
人参は縦に伸びようとする野菜なので、横に寝かせた状態にあると、横向きの状態から縦に伸びようとたくさんのエネルギーを使ってしまうことにより、傷みが早くなってしまいます。
このように、野菜の育った環境を知ることは、仕方にも大きく関係しているのです。
意外と多い!? 水気に弱い野菜達
「新鮮な野菜」と聞くと、野菜室から取り出す際も、なぜか水しぶきが飛び散るようなイメージがあるのですが(全くもって個人的なイメージですが、おそらく冷蔵庫の宣伝上の影響が強いと思われます)大概の野菜は、水気に弱いものがほとんどです。
先程の人参も水気に弱い野菜の一つ。
保存の際は、野菜についた水滴をあらかじめ軽く拭き取ったあと、キッチンペーパーや新聞紙などで包んで、袋に入れて保存がオススメ。
この際注意したいのは、袋の口をキツく縛らないこと。
キツく縛って密閉状態にしてしまうと、袋の中に水滴ができてしまい、逆に袋の中が水気たっぷりな状態になってしまいます。新聞紙で水気はある程度吸収してくれますが、出口も作っておきましょう。
その他、ピーマンや胡瓜なども水気に弱い野菜であるため、保存の際、もう一手間が必要になってきます。
次に紹介するのは、サラダやお鍋にも欠かせない水菜。
明日使おう、いつかそのうち……なんて思いながら、買ってきた袋のまんま野菜室に入ってませんか?(まさに我が家です)
水菜の場合、実は買ってきた後にかける一手間で、その後おいしく新鮮に食べられる状態が大きく変わってくるんです。
一手間と聞くだけでとても面倒くさそうな言い回しですが、一体どういうことなのでしょうか?
まず、買ってきた水菜を軽く水洗いし、使いやすい長さに切ります。
ボールでしばらく水にさらしたあと、よく水気を切ります。
そのあと、キッチンペーパーを敷いた保存容器の上に、水気を切った水菜を並べ、さらに上からもう一枚キッチンペーパーをかぶせます。
かける一手間はこれだけ!
あとは通常通り蓋をして、冷蔵庫で保存すると、およそ10日間ぐらいはおいしく鮮度を保つことができます。(キッチンペーパーが濡れてきたら取り替えてください)
この方法で保存するようになり、我が家でも新鮮な状態をキープできるようになりました。
切ってある状態なので、すぐに使えるのも時短で助かります。
まとめ
野菜の保存場所は冷蔵庫だけではなく、常温保存が適していたり、夏場は冷蔵庫に入れる方がよかったりするものなどさまざまです。
今回ご紹介したのは2種類のタイプのお野菜でしたが、おいしく野菜を食べられるよう、他のお野菜についてもまたご紹介していけたらと思います。
