お水や日用品のストックどうしてる？ おすすめの収納法を片づけのプロが伝授

こんにちは。ライフオーガナイザー®近藤こうこです。

地震や水害など、天災が多くなっている昨今、物は減らしても日用品のストックはしっかり持つ……というご家庭が増えています。しかしひと言にストックといっても、循環させてローリングストックしたいもの、完全に保管目的のものなど、目的によって収納方法もさまざま。

そこで今回は、
・ストック収納にはどんな方法があるの？
・おすすめの収納アイテムは？
など、ストック収納とその管理法についてご紹介します！

前開きのオープンボックスは、かさばる日用品の収納におすすめのアイテムです。開口口が広く、ふたを開けたまま固定できて物の出し入れも簡単。スタッキングできるので、スペースを有効活用できます。

我が家では山善のふたつき収納ボックスを長年愛用中。深型と浅型があり、カラーバリエーションも豊富です◎

日常的に飲んでいるお水はまとめ買いをして、ふたつき収納ボックスに収納しています。山善の浅型タイプは、500mlのペットボトルが縦にぴったりおさまり、２Lのペットボトルも横に寝かせると丁度6本収まるので、サイズ的にも丁度よくて重宝しています。奥行きが約46cmと深すぎず、残りの本数がわかりやすいので、少なくなったらすぐに注文でき、楽にローリングストックができています。

放っておくと増えてしまいがちな紙袋も、このボックスに収納しています。「ボックスひとつ分に収まる量しか持たない」と決めて保管しているので、増えすぎることもなく程よい枚数だけストックができています。

ちょっと手が届きにくい高さにある吊り戸棚は、食材のストックを保管するのにオススメのスペース。我が家では吊り度棚ストッカーを活用して食材をストックしています。吊り戸棚ストッカーは持ち手がしっかりしていて取り出しやすく、容量もたっぷりあるのでおすすめです♪

非常時のための備蓄食材は、5年保管の非常食3日分を保管し、それとは別に日常的に使用できる食材をローリングストック。買い物をしなくても家族4人が1週間食べられるように備えています。

無印良品のレトルト食品は、無添加の物が多くおいしいのでお気に入り。このボックスひとつ分を常備すると決めていて、食べたら買い足すを繰り返しています。

使用頻度が極めて少なく、保管しておくような日用品のストック収納には、バンカーズボックスがオススメ。ふたがついていてホコリ防止にもなりますし、５つまで積み重ねOK。インテリアのようにそのまま置いてもかっこいいですよ。

我が家では、非常時のトイレ関連のストックをバンカーズボックスにまとめています。非常時にしか使わないものなので、普段はふたをし納戸に収納しています。

奥行きが比較的浅めの（40cm位まで）の棚なら、そのまま並べて収納するのもオススメ。在庫がわかりやすいように並べておけば、買い足すタイミングも一目瞭然です◎

引き出し収納やボックス収納などいろいろ試しましたが、詰替えパックや箱詰めされているものはそのまま立てて並べる収納が一番使いやすかったので、今ではこのスタイルが定番に。

Amazon定期おトク便を活用していて、この棚にある商品のほとんどは一定のサイクルで自動的に届くように設定してあります。注文のスキップや微調整も簡単で、棚の様子を見ながらときどき配送調整すればOKなので、切らすことなく循環ができています◎

重くてかさばるトイレットペーパーや洗剤を一定のサイクルで家まで届けてくれるシステムは、とっても便利で助かっています。

災害時のために必ず常備しておきたいお水は、1週間分を家族4人分（1人1日３L×4人×7日）備蓄しているのですが、そのうち3日分は廊下の棚の下段に収納しています。お水は重たくて運ぶのもひと苦労なので、3日分はあえて取り出しやすい棚に並べて保管し、緊急時すぐに取り出せるよう工夫しています。

残りのお水はダンボールのまま保管していますが、一部を棚収納にしておくことで賞味期限のチェックがしやすくなり、管理も楽になりました。

ストックといっても使用頻度や目的によって収納方法はさまざま。ただ1ヶ所にまとめる、買いだめしておく、という方法だと上手に循環できず、経済的にも時間的にも非効率になりがちです。

「どうしたら管理がしやすいか」を意識して、仕組み作りをすると、自分に合った心地よいストック収納法を見つけることができますよ♪