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2022年01月30日 06:15 更新

「母ちゃんの髪の毛をオレの髪の毛に生やしたい」今日イチの理不尽をカレンダーに書いてイヤイヤ期を乗り切るハックが大反響【あるある】

Twitterで話題の投稿を編集部がピックアップしてお届け!今回は、イヤイヤ期の子どもの理不尽なわがままをポジティブにとらえられる魔法の思考法をご紹介します。

子どもたちの理不尽な要求がハンパない

ひたすら愛くるしかった、あの頃のあなたはどこへ……。2歳を過ぎたあたりからいわゆる「イヤイヤ期」に突入し、あれもこれもイヤイヤ、理由もわからず泣きじゃくる。そんな小さな怪獣に立ち向かい、寝付いたときにはエネルギーが空っぽになっているママさん・パパさんは少なくありません。明日に備えて、気持ちをシャンっと立て直すのも簡単ではないですよね。

10歳の長男と3歳の次男を育てる佐藤蕗(ふき)_おもちゃ作家「ふきさんのシーズンおもちゃ大百科」発売中(@fuki_fuki)さん(以下、佐藤蕗さん)は、次男の理不尽な要求に応えるうちに、「今日イチの理不尽をカレンダーに書く」ことを始めました。

次男(3歳)の理不尽が止まらず、ネタにしないとやってられない次元になってきました。
今までで1番のは「母ちゃんの髪の毛をオレの髪の毛に生やしたい」みなさんのお子さんの、理不尽な要求聞かせて欲しい…。
今週から、「今日イチ」をカレンダーに書いていくことにしました。

出典: https://twitter.com

これを始めたところ、イヤイヤ期のしんどさが、なんだか笑える日常の楽しみに変わったといいます。佐藤蕗さんがこのアイデアをTwitterに投稿すると、リプ欄は出るわ出るわの“我が子の理不尽エピソード”祭りに!

「ピンクのお肉(生肉)たべたい」
「おしりを1つに戻してくれ、とギャン泣き」
「まだ公園で遊びたい(6時間経過)」
「親指の指紋なくして」
「ピンクのう●ちしたいの!」
「青は嫌だ!赤がいい!(と青信号では渡ってくれず、赤になるたび渡ろうとする)」
「右足と左足で、違うクツ履きたい」
「なんでもう夜なの?!お日さま戻してよーーーっっ!!!」

……どれもこれも理不尽の極みですが、クスっと笑えてくるものばかり。子どもたちの自由な発想にも驚かされますね。世のママさん、パパさん、日夜おつかれさまです!

佐藤蕗さんに「今日イチの理不尽をカレンダーに書く」という習慣により得られた効果と、珠玉の理不尽セレクションを伺いました。

――これまでに次男くんが口にした理不尽な要求のなかで、印象に残っているものを教えてください。


佐藤蕗さん 次男の理不尽は2歳半頃から始まり、「(もっと遊びたいのに夜になってしまった時)夜は嫌いだから朝にして!」や「母ちゃんの髪の毛を食べたいの!!」「母ちゃんの髪の毛をOOくんの頭につけたい(生やしたい)から抜くの!」、「スプーンはここ(机ぎりぎりの場所に置かないと泣く)」などなど、歴代の理不尽を紹介したらきりがないくらいです。そういえば幼いころの長男も「父ちゃんは壁に向かって座ってて!」なんて言っていましたね。

――インポッシブルな要求が多すぎますね(笑)。カレンダーに今日イチの理不尽を書き込む以前は、どのような方法で対処していましたか?

佐藤蕗さん 気持ちや体力に余裕がある時は笑って付き合っていましたが、余裕がない時は鬼のような形相で怒っていました。今も余裕がないとイライラしてしまいますが、頭の片隅で『もっと面白いことを言わないか』と期待する気持ちがあって、客観的になれているなと感じます。
また、1日が終わった後に、「今日は大してわがままを言わなかったんだな、思っていたより大変じゃなかったのか」、とあらためて気づくこともありました。

――今回、ツイートが話題になったことで、佐藤蕗さんの心境に変化はありましたか?

佐藤蕗さん 他のお子さんの理不尽かつ面白い要求をたくさんお聞きでき、「わがままに頭を悩ませいるのは私ひとりじゃないぞ!」という気持ちになれて嬉しかったです。子どもと一緒に慌ただしく駆け抜ける日々において、ゆるく、みんなで励まし合う貴重な機会になりました。


「理不尽も、みんなで笑えば、怖くない」。困った出来事を、同じ子育て仲間と共有できる場は、日常生活のオアシスなんだなとあらためて感じさせられました。佐藤蕗さん、楽しいお話ありがとうございました!
  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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