
【専門家の実例つき!】キッチンでの浮かせる収納が叶う! マグネット活用法
キッチンの作業台を確保するためには、作業台に置く物を少なくする必要がありますよね。スペースに限界があるキッチンでも、マグネットを使えば、手軽に浮かせる収納ができ、作業台のスペースの確保も叶います。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の門傳(もんでん)奈々です。
キッチンの作業効率を上げるためにスペースを確保したい場所……それは作業台です。しかし、キッチンには収納するものが多いので、キッチングッズなどを置いておくと作業台も狭くなりがちです。
そこで、キッチンに置いて収納していたものを浮かせてみると、作業台を広く使うことができます。今回はマグネットを活用した「浮かせる収納」を紹介します。
マグネットはどう選ぶ?

キッチンの「浮かせる収納」で使用するマグネットは、「強力マグネット」を使用するのがオススメです。
なぜなら、通常のマグネットではそこまで耐重量が大きくないので、キッチングッズの重さを支えられないからです。一方、強力マグネットはその名前の通り磁力が強いので、重すぎないものであれば浮かせた収納をすることができます。
強力マグネットは、100均やホームセンターで手に入れることができますよ。
強力マグネットで支えられるものとは?
私がキッチンで実際に浮かせているものは、ボックスティッシュやラップなどです。専用の磁石つきタブレットホルダーで、タブレットを浮かせて収納することもあります。
作業台に置くと作業に邪魔になるものや、重さが重すぎないものをマグネットで浮かせて収納するようにしています。
マグネットの数もひとつで足りないようであれば2つ使用するなど、工夫をしています。
マグネット収納に不向きなもの
マグネットで浮かせた収納をしないほうがいいものには、以下のようなものがあります。
重いもの


マグネットで支えられる重さには限界があります。あまりに重いものは浮かせた収納に適していませんので、注意しましょう。
割れもの


万が一、落ちて割れてしまうようなものも浮かせる収納には適していません。割れものはラックなどに収納したり、キッチンの引き出しの中に収納するようにしましょう。
【事例紹介】浮かせる収納はこう使う!
実際に我が家でどのように強力磁石を浮かせる収納に使用しているのか、事例を2つほどご紹介します。
【事例1】ボックスティッシュを浮かせて収納


キッチンでも出番の多いティッシュ。強力マグネットを使用して浮かせて収納しています。
使用している強力磁石
直径2cmのものを2つ、ボックスティッシュの裏側にセロテープで貼りつけて使用しています。
注意すること
勢いよくティッシュを引き抜こうとすると壁から磁石が外れることがあるので、優しく引き抜くように気をつけましょう。
【事例2】ブックエンド+磁石でキッチンツールの一時置きに


こちらは、ブックエンドと強力磁石の合わせ技です。ブックエンドの裏側に強力磁石を貼りつけて壁にペタリ。調理中の置き場に困るお玉や菜箸を置いたり、ラップなどもおくことができます。
磁石で浮かせる収納に便利なグッズ
① マグネットタブレットホルダー


我が家で愛用中のマグネットグッズのひとつ、マグネットタブレットホルダーです。マグネットつきなので、キッチンでタブレットを使いたいときに大活躍です!
タブレットでレシピを見ながら調理したり、スマホを冷蔵庫にくっつけて、冷蔵庫の中身を確認しながらスマホに買い物リストを入力するのにも便利ですよ。
使わないときは冷蔵庫に2つ並べて貼っておき、マスキングテープやクリップを収納しています。

② マグネット小物入れ

こちらはダイソーで見かけたものですが、気になっているのがこちらのマグネット小物入れ。輪ゴムや袋止めクリップなど、キッチンの小物を収納するのに便利そうです!
キッチン以外でも活躍! マグネット活用法


強力マグネットはキッチン以外でも使えます。
たとえば、我が家では個人情報を消すスタンプの裏に粒状の強力マグネットを貼り、それを玄関ドアに貼りつけています。
こうしておけば、玄関で不要なDMの個人情報を消して、すぐに捨てられます。余計な書類を家の中に持ち込まずに済みますよ。
まとめ
キッチンで大活躍のマグネット。冷蔵庫にプリントを止めるだけの役目に限らず、たくさんの使用法があります。
マグネットを上手に活用すれば、キッチンでの困りごとを解決してくれることでしょう。あなただけのマグネット活用法を見つけてみてはいかがでしょうか。