【断捨離? フリマ? リユース?】モノの循環をスムーズに! 自分に合った不要品の片づけ方
部屋が片づかない……なかなかモノを手放せない……そんな方も多いのではないでしょうか? しかし、「片づける」ということが「捨てる」ということとは限りません。「リユース」という方法だってあるんです。自分に合ったモノの手放し方を見つければ、【不用品】をすっきり片づけることができますよ。
こんにちは。ライフオーガナイザー®️、リユースオーガナイザーの門傳(もんでん)奈々です。
片づけの現場では、「モノが捨てられないんです……」というお客様によく出会います。このように片づけたいのにモノが手放せないというジレンマにお悩みの方は本当に多いです。
しかし、そのようなお客様も自分に合った手放し方を見つけると、すんなりものを減らすことができるようになるのも事実です。
部屋を片づけるためにモノを捨てるのも大切ですが、「リユースする」という方法も。今回は、【不用品】を減らす方法をいくつかご紹介します。
「不用品」を片づけるとは?
家中にモノが溢れかえっているのに、なかなかモノが捨てられない……。そんな経験をしたことはありませんか? しかし、果たしてそれは「捨てる」必要があるものでしょうか。
モノが多くてもきちんと整理整頓し、それぞれ使っているのであれば、それは必要なものなので問題はありませんよね。
問題は、「ずっと使っていないモノ」「この先使う予定がないモノ」。これは【不用品】ということになります。
「不用品」というとすぐに捨てるイメージがありますが、捨てられないモノって、それなりに理由があるから捨てることができないんですよね。しかし、残念ながら家の収納スペースには限りがあります。
なぜ自分が手放したくないのか理由がはっきりすると、必然的に手放す方法も見えてきますよ。
タイプ別にご紹介します。
タイプ別! オススメの手放し方
捨てられない方に! リメイク(リユース)
使えないとわかっていながらも、そのものに込められた思い出を手放せない方におすすめなのが、リユースやリメイクです。
モノを捨てずに別な用途で利用できるのが、リメイクの魅力。たとえば、着物を洋服にリメイクしたり、帯をバッグにリメイクする方もいます。また、着なくなったワンピースをベストにリメイクしたり、デニムを雑貨にリメイクしたりもできます。洋服に限らず、家具やジュエリーなどをリメイクすることもできます。
リメイクを依頼する際は、まず見積もりを取るところからはじめるとよいでしょう。見積額を確認して、その金額を出してでも手元に残したい! という思いがあれば、リメイクするのがおすすめです。
【リユース事例①】バッグのリメイク
義母の遺品でいただいたGUCCI(グッチ)のバッグ。ほつれていた部分を縫い、皮が切れてしまっていた底部分には、同系色の皮を新たに縫いつけてもらいました。
■加工料:12,000円
■期間:1ヶ月程度
【リユース事例②】ランドセルのリメイク
長男が6年間使用したランドセル。長男と使い終わった後のことを相談し、リメイクすることに決めました。ランドセルはキーケースなどの小物に形を変え、中学生になった長男が日々持ち歩いています。それを使用する姿は感慨深く、親としても嬉しさを感じます。
■加工料:7,000円程度
■期間:2ヶ月程度
寄付なら人の役に立てる!
衣類だけでなく、雑貨や書籍、CDやDVDも寄付することができます。また、賞味期限が残っている食材を寄付できるフードバンクもあります。
寄付先の一例
・NPO法人ワールドギフト
・古着deワクチン
まだ使えるモノだから……そんな人にはリサイクル
まだ使えるモノだし、ゴミとして捨てることには抵抗がある……という方にオススメなのが、リサイクルに回すことです。
自治体の回収場所に持ち込んだり、ショップで回収しているところもあります。ショップで回収しているところは、自社ブランドしか受けつけていないところもありますので、確認してから持ち込みましょう。
どうせならお小遣いをゲット! フリーマーケット
モノを手放す際、リサイクルショップへ持ち込んだりフリマアプリを活用して販売することで、お金に変えられるのであれば気持ちよく手放せますね。
しかし、リサイクルショップへの持ち込みや、フリマアプリでの出品発送業務には、手間や時間もかかります。それが面倒に感じない方にはオススメです。
まとめ
モノを買うことはお金を出せばすぐにできますが、手放すことは感情や手間が伴うためにハードルが高くなりがちです。
日々の生活で出てきた不用品を「片づける」とひと言でいっても、方法は捨てること以外にもさまざまあります。まだ使えるものでしたら、フリーマーケットやリサイクルを活用してもいいですし、思い入れのあるモノであれば、リメイクやリユースをしてみるのもいいですね。
自分はどの方法なら気持ちよくモノを手放せるのか。まずは、自分が行動しやすい方法を知ることからはじめてみませんか。