ラミレス美保さん、第四子を出産「3096gの元気な男の子はパパにそっくり」
プロ野球・横浜DeNAベイスターズ元監督のアレックス・ラミレスさんの妻・美保さんが、第四子となる男の子を出産。分娩にはラミレスさんも立ち会ったといいます。
産まれる直前に「ちょっと待って」
ラミレス美保さんは7月9日にブログを更新し、「ラミちゃんファミリー第4子、産まれました」と報告。第四子は男の子で、体重は3096g。パパにそっくりなだけでなく、2年まえに誕生した第三子の長女にもよく似ていて、美保さんはなんだか初めて会った気がしなかったそう。
「かなりスムーズに笑顔絶えない出産になりました!!」とのことで、出産までの様子を詳細にレポートしている美保さん。計画無痛分娩だったため、出産前日に入院すると、すでに子宮口は2㎝開いており、バルーンで広げる必要もなく、翌日に予定通り分娩することになったそうです。
そして出産当日。部屋を移動し、無痛分娩の麻酔を入れてお産が進んでいきます。そのうちにラミレスさんが登場。PCR検査を受けて陰性が認められたため、立ち会い出産が可能になったそう。ただ、前日は3人の子どもたちの世話でゆっくり眠れずお疲れモードのラミレスさんは、病室でウトウト。一方の美保さんは、麻酔が効いているからこそお腹の変化を落ち着いて感じ取れたといいます。
「ベビーは今どうなってるかな。
下りてきたような感じや
お腹の張りが増えてきたな(陣痛)とか
すごく冷静に感じ取ることができました。
とにかく呼吸とお腹に集中していると
もうすぐ妊婦ではなくなる寂しさと
もうすぐ初対面できる嬉しさと
1人で色々な想いを感じていました」
(ラミレス美保さんオフィシャルブログより)
子宮口が全開になると、麻酔をしていてもお腹の張りは激しく感じ、みぞおちにも圧迫感が。それでもしっかり呼吸をし、何度か張りを感じていると、「スーッとみぞおちの圧迫感が抜けていく感じ」があり、赤ちゃんが降りてきた感覚を覚えたそうです。
「無痛分娩って痛くないってイメージだけだけど
こうやって痛みを和らげることによって
冷静に出産を感じ取れることもできて
私には、とてもよかったです」
(ラミレス美保さんオフィシャルブログより)
ただ、美保さんが落ち着いている一方で、子どもたちのワンオペ対応で疲れていたラミレスさんは、先生も美保さんも準備が整い、いざ「産まれる」というタイミングで「ちょっと待って」とストップ。持参したGoProの充電を交換し始めたそう(笑)。それまで時間がたっぷりあったのにうっかりしていたのか、「ここにきて、全員でラミちゃんを待つというハプニング笑」に、先生も助産師さんも美保さんも思わず固まってしまったそうです。
ともあれ、無事に誕生した第四子。おうちで待っている3人のお子さんたちは、赤ちゃんがおうちに来る準備を頑張っていて、「誰がミルクをあげて、誰がおむつをかえて、誰が泣いたら遊んであげるか」役割分担を決めているそう。みんな赤ちゃんに会えるのをとても楽しみにしているのですね。
産後6~8週間は産褥期
妊娠や分娩で変化した女性の体が、妊娠前の状態に戻るまでの期間を産褥期といいます。出産は交通事故に遭うようなダメージと表現することもありますが、赤ちゃんを産んだらすぐに元の体に戻るわけではありません。
産褥期は分娩後6~8週間とされていて、この間に、母体では主に「性器の復古(退行性変化)」と「乳汁の分泌(進行性変化)」と呼ばれる2つの変化が生じます。
まず、子宮体部は6週間ほど、子宮頚部は4週間ほど、腟は3週間ほどで妊娠する前の状態まで回復するとされます。産後には性器からの分泌物である「悪露」(おろ)が排出されます。完全に悪露が出なくなるまでには産後4〜6週ほどかかります。
乳汁(母乳)は産後すぐ十分に出るわけではなく、産後2〜3日ごろから本格的に分泌されるようになります。産後直後~5日頃に黄色っぽい「初乳」が出て、移行乳を経て、生後2週間以降には白色の「成乳」が分泌されます。
この他、産後直後から3~4日ごろまで子宮が収縮することに伴う後陣痛がみられる場合があります。
ちなみに、無痛分娩は痛みによる体への負担やストレスが軽減されるため、産後の回復が早いと感じる人が多いといわれます。ラミレス美保さんも無痛分娩を選択していますが、第一子の出産では、お産の痛みで嘔吐したり意識がもうろうとするほどで、会陰の裂傷もあり、産後も身体にダメージが残ったと明かしています。そのため、第二子、第三子は無痛分娩に。「経験上、産後ダメージが少なく出産時も穏やかにベビーを迎えられる事ができた」と振り返っています。