掃除機内のゴミを溜めてしまうママが体験! カンタン&清潔ゴミ捨てが叶う、パナソニックのコードレススティック掃除機を試してみた
引っ越しを機に毎日掃除をがんばっているものの、掃除機内のゴミ捨てがどうにも苦手でできない筆者……。そんなときにオススメしてもらったパナソニックのセパレート型コードレススティック掃除機は、なんとスティック本体のゴミ捨てが不要と聞き、早速試してみました! 不安に感じていた点も正直にレビューします。
こんにちは、5歳の男の子と2歳の女の子、2児の子育てに奮闘する、ママ達が作るマザーズバッグ専門店「GB」代表のゆきねえです。
突然ですが、最近自宅を引っ越しました。
以前の家も住みやすかったのですが、リビング・子ども部屋・寝室がすべて近い間取りとなっていて、その3部屋すべてを使って子どもたちが遊んでいたため、遊ぶ面ではよくても、学習環境を不安に感じ、それを整えるための引越しでした。
子どもたちにも個室ができ、リビングも広くなり、お家時間がかなり快適になりました。その快適さを長くキープしたい、お家をきれいに使いたい……というモチベーションは未だ続いていて、ズボラな私にしては珍しく、毎日掃除機をかけています。
掃除機内のゴミをつい溜めてしまう……
しかし唯一、掃除に対して夫からいただく小言がひとつ。
お恥ずかしながら私、面倒くさがって、なかなか掃除機本体のゴミを掃除しないのです(苦笑)。いつも「また溜まってる〜!」と言われながら、夫に掃除してもらっています……。
「掃除を楽にする」という側面でいうとロボット掃除機も人気ですが、ズボラな私の性格上、「ロボット掃除機をかけるために部屋の物を片付ける」のは、ハードルが高いんです。以前ロボット掃除機を所持していたときには、ゴミではない物をいろいろと巻き込んでしまったこともありました。
そんな経験から、「掃除機をかけながら物を片付けていく」というスタイルが私に合っていると気づいたため、以来スティック掃除機を愛用しています。しかし、今使っているものの唯一つの不満点としては、ゴミが掃除機内にすぐに溜まってしまうところ……(そしてなかなかそれを片付けられないこと)。
そんななか、ご縁があって「これならちょうどいいと思うよ」と知人から紹介してもらったのが、パナソニックの「セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K」です。
2021年の年末に、人気番組『アメトーーク!』の家電芸人企画で紹介されたこともあったため、「見たことある」という方もいるのではないでしょうか?
充電だけじゃない! クリーンドックの2つの魅力
魅力1)インテリアに馴染むおしゃれさ
このスティック掃除機の魅力は、一見「最新の美容家電かな?」と思うようなシンプルで洗練されたビジュアル。こちらは、「クリーンドック」という掃除機本体を充電するスタンドです。
今使っている掃除機は掃除機のヘッドを取り外し、充電アダプターを掃除機のバッテリー部分に差し込んで充電するタイプ。不満点とまでもいかないのですが、リビングの端にそこそこ大きなアダプターやバッテリー本体が散乱している様子は生活感が溢れてしまい、「なんだかな……」と思っていたのです。
家電を置くうえで、どうしても出てしまう生活感。我が家の場合、今までは極力リビングには何も家電を置きたくないのが本音でした。それこそ、空気清浄機や加湿器でさえも置くのをためらったほど。
しかし見てください、このクリーンドック。通行も邪魔しないコンパクトさに、近未来感あるデザイン。
これならばリビングにおいても、他のインテリアとの調和して、空間に馴染んでくれます。
しかし魅力はこれだけではありません! このクリーンドックに、長年私が悩んでいた要素を解決する機能が詰まっていたんです。
魅力2)充電するだけで、掃除後のゴミを自動吸収!
なんとこのクリーンドックに掃除機を戻すと、自動でスティック掃除機本体に溜まったゴミを収集してくれるんです。今までこういったダストボックス機能は、比較的新しいロボット掃除機の機種に内蔵されていたイメージでしたが、「コードレスタイプのスティック掃除機にも、そういった機能があるんだ!?」と驚き! 調べてみたのですが、どうやら日本国内でダストボックスを充電スタンドに内蔵したのは、パナソニックのスティック掃除機「MC-NS10K」が初めてなんだそう。家電芸人の間で話題になっていたのも納得です。
ただ少し使用前に気になっていたのが、このダストボックスが「紙パックで捨てるタイプ」だということ。これは完全なる個人の意見なのですが、私自身、「紙パックの掃除機=お母さんがよく実家で使っている掃除機」というイメージがあり、少し古いものという印象を持っていたのです。かつ、紙パックタイプの掃除機を使ったことはあるものの、ゴミ捨て自体をしたことがなかったので、「使いこなせるかな……」という不安があったのが正直なところでした。
重さは1.5kgと超軽量! 驚きのコンパクトさ
そんな不安を抱えながらも、早速「MC-NS10K」を開封! 開封して驚いたのが、スティック掃除機のパーツのコンパクトさ。我が家が使っているコードレス掃除機の半分ぐらいのサイズ感だったため、「え? こんなに小さくて軽いの?」と思わず驚いたほど。ダストボックスがスティック本体にないため、スティック自体の重さは約1.5kgととても軽いです。
「こんなに小さくて、肝心の吸引力は大丈夫なんだろうか……」と一抹の不安を覚えたものの、スティッククリーナーをまずは組み立て。取扱説明書をまったく読まない派の私でもスムーズにできるぐらい、組み立ては簡単です。
組み立てたらスティックを充電器にセット。
すると急に「ギュウン!」と吸引する音が。一瞬、何かスイッチを押してしまったのかとびっくりしましたが、どうやらこれがスティック本体に溜まったゴミをクリーンドックが吸引する動作のよう。吸引が完了すると充電が開始する仕組みです。
電池残量表示ランプの青色が消灯したら、充電完了のサインです。
ノズルは2種類! ダブルブラシ構造で髪の毛も絡まりにくい
スティックに取り付けられるノズルは、床用ノズルと隙間用ノズルの2種類。ただ、スティック掃除機の床用ノズルって、ブラシ部分に髪の毛が絡まるイメージがあり、現に私もしょっちゅう絡ませてしまっていました。
でも、このヘッドはブラシ部分が円すい形のダブルブラシとなっていて、絡んだ髪の毛などを自然に除去してくれる仕組みを採用しているので、ブラシ部分を分解していちいちハサミで髪の毛をジャキジャキ切っていたストレスから解放されそう! さらに抗菌加工済みなのも、うれしいポイントです。
子どももお手伝いしやすい! かけ心地の軽さ
充電も完了し、いよいよお掃除スタート! まず感動したのが、掛け心地の軽さ。手元重量約0.45kgという驚きの軽さで、特に力を入れなくともスイスイ移動ができます。ここに重みを感じると場合によっては腰が痛くなることも多かったのですが、そういった気になる要素もなく、この掛け心地はハマりそう。
我が家では、娘が掃除機に興味津々で、私が掛けていると一緒に掛けたがるのですが、今までの重い掃除機だとなかなかその”お手伝い”も苦戦していました。でもこれなら、子どもでもラクラク! 心なしか、娘の表情もうれしそうです。
コンパクトでも吸引力は問題なし! ラグの掃除も○
フローリングの掃除は問題なく済み、次にラグのお掃除。ラグや絨毯の掃除って、掃除機をかけてもイマイチ綺麗になった気がせず、「カーペットクリーナーのほうが取れるんじゃ……」って思ってしまうこと、ありませんか? 特にこのスティック掃除機はこんな小さいので、「吸引力は大丈夫なのかな?」と半信半疑で掛けてみたところ……
写真じゃお伝えできないのが心苦しいですが、このコンパクトボディからは考えられないほどのパワフルな音量! 試しに床の隅に落ちていたホコリをラグの上にのせ、ヘッドを動かしてみたところ、シュン!と即吸い上げてくれました。
ゴミを見つけて吸い上げると、クリーンセンサーが赤から青に点灯するので「あ、きれいになった」という達成感も感じられます。
床用ノズルを裏返してみると、ブラシ自体がユニークなV字構造になっていて、吸引力の強いブラシの中央部分にゴミを集めて収集する仕組みとなっているようです。また、ブラシは違う毛先をブレンドしており、その中の硬い毛先が絨毯やラグの中に入り込み、ゴミなどをかき出してくれるんだとか。
掃除機をかけ終わったあとは、冒頭にご紹介したクリーンドックに戻してスティック内に溜まったゴミを吸引してもらい、掃除が完了。吸引が完了したあとは、クリーンドックが内部の紙パックに溜まったゴミを除菌・脱臭してくれるため、気になるゴミのニオイも抑えてくれます。
不安視していた紙パックの捨て方は……!?
クリーンドックに溜まったゴミの捨て方ですが、目安は本体の紙パック交換ランプが赤色に点灯しだしたら、「ゴミが溜まったよ」のサイン。
捨て方も、この指を掛けている出っ張り部分を押すだけで紙パックがパカッと外れてくれるので、特に手を汚すこともなく簡単に捨てられました。正直「もっと面倒なのかな……」と身構えていたので、この点はよかったです。
新しい紙パックは、ケースにセットしてカチッと音がハマるまで指で押せば取り付け完了です。あとは、紙パックケースをクリーンドックに戻せばOK♪
紙パックがないタイプのスティック掃除機は、本体のダストボックスに溜まったゴミを捨てる際、隅のほうに残ったゴミをかき出したり、フィルターを自分で掃除しないと完全にきれいにはなりませんでした。このスティック掃除機なら、紙パックをポンと捨てるだけ。掃除後のお手入れがラクラクなのがうれしいですね。
まとめ
正直、掃除機に関しては「ゴミが吸引できればなんでもいいかな」と軽く考えていたところもあったのですが、この自動でゴミを吸引してくれる機能はとにかく快適! ダストボックスに溜まっていたゴミを横目に、「ああ、捨てなきゃな……」という思いを抱えながら掃除しなくて済むので、その点でも助かっています。
もし買い替えを検討している方は、是非候補の一つに加えてみてくださいね♪
パナソニック セパレート型コードレススティック掃除機 MC-NS10K
https://panasonic.jp/soji/products/separate/mc_ns10k.html
(取材・文:ゆきねえ、協力:パナソニック、企画・構成:マイナビ子育て編集部)