産後1ヶ月の川田裕美さん「体重は戻らない」率直に今の体調を告白
6月に長女を出産したばかりのフリーアナウンサー・川田裕美さんが、産後1ヶ月の体調や体重変化について明かしています。
妊娠前からプラス4キロの状態をキープ
川田裕美さんは2019年10月に一般男性と結婚し、2020年8月に第一子男児を出産。今年の6月10日に、第二子女児の誕生を発表しました。
川田さんはYouTubeで産後1ヶ月の体調や体重について報告。今のところ、気になる体調不良はないものの、「体重は戻らないですね~」と明かしました。
母乳がしっかり出ているので、それに伴って体重も「スーッと落ちるかな」と思っていたそうですが、妊娠で7〜7.5キロ増えた体重は出産直後に「3キロ減ってたかなどうかな」という程度で、そこから現在もそのままだといいます。
動画では出産翌日のお腹の写真も公開してくれましたが、赤ちゃんはもちろん、胎盤や羊水も出ていったにもかかわらず「何が入ってるんだろう」と感じるほど、お腹がぽっこりしたままで不思議だったそう。そして1ヶ月経った今も、体重計にのると「3.5キロ減ったかなっていう」「(妊娠前から)プラス4キロ」だそうです。
現在の食生活については「甘いものがやめられなくって」と明かした川田さん。好物の和菓子のほか、洋菓子や季節のフルーツを食べることも多いそうで、体重は「半年くらいかけてゆっくり」戻すつもりだといいます。
また、産後3週間ほどは悪露が減ったり増えたりする状態だったという川田さん。そのため、余った産褥パッドや、夜用の生理用ショーツをフル活用。母乳に関しては、「1人目でめちゃくちゃ苦労した」こともあって、入院中から母乳外来の予約をとったといい、現在も定期的に通っているそう。今回は2回目の出産で、なおかつ「娘との相性がいい」のか、今のところおっぱいが詰まるといったトラブルはないといいます。
そんな川田さんも産後3、4日後あたりでは胸が「パンパンカチカチ」になっていたそう。おっぱいトラブルの辛さを知るだけに「あまり我慢せず、早めに母乳外来にいくことをおすすめします」と、今後出産を控えている視聴者に呼びかけていました。
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妊娠で増える体重の内訳は?
妊娠による体重増加は、妊娠していないときの体重増加とは異なり「肥満になっている」というわけではありません。妊娠によって増える体重のおおよその内訳は、下記のとおりです [*1]。
・胎児 25~30%
・胎盤 5%
・子宮 7~8%
・羊水 6~7%
・母体の血液量 12~15%
・血管外の水分量 9~12%
・体脂肪 25~40%
・乳房 3~4%
出産とともに体外に出る胎児や羊水、胎盤などを合わせた重さは、約4kg程度なので、出産をしても妊娠前と同じ体重にすぐ戻るわけではないことがわかりますよね。
体重の減り具合には個人差があり、だいたい産後2~4ヶ月でさらに4kgほど減り、皮下脂肪の蓄積などの影響で妊娠前よりも2~3kg増えた状態で落ち着く人が多いとされています。また、体重だけでなく、妊娠によって大きくなったおなかも、出産直後にすぐ元通りになるわけではありません。子宮は約6週間かけて元の大きさに戻るからです。
脂肪として蓄積されている分もあるので、出産後しばらくは、「出産したら妊娠前の服がピッタリに!」とはならないと考えておいたほうがよいでしょう。産後は体をなるべく休めて、体を元通りに回復させることを優先させる時期なので、無茶なダイエットは禁物。「ダイエットする」ことよりも「健康的な生活を心がける」ことを意識してみましょう。
[*1]メジカルビュー社「講義録 産科婦人科学」p.309