冬場にワキのニオイを気にする女性は約4割も！行っている対策は制汗剤が最多

日本人のワキガの割合は10人に1人と言われています。一般的に汗をかきやすい夏場にニオイがキツくなるイメージがありますが、実は冬の方がワキガ臭は悪化するんだそう。

今回は、そんな冬の「ワキ」のニオイについて調査しています。

「冬（寒い時季）に、他人のワキのニオイが気になることはあるか？」聞いたところ、「気になる」（男性：13.0％、女性：15.6%）、「やや気になる」（男性：20.5%、女性：26.2%）、「余り気にならない」（男性：29.2%、女性30.3%）、「気にならない」（男性：37.3%、女性：27.9%）となり、全体的に男性よりも女性の方が気になる傾向にあることがわかりました。　

「気なる」「やや気になる」と回答した1,129人に、「ワキのニオイが気になる人に対して、主にどのように接しているか？」と質問しました。

男性では「気づかないふりをする」（男性：35.7%、女性：36.0%）、女性では「なるべく近づかないようにする」（男性：28.5%、女性：37.5%）が最多となり、「指摘する（伝える）」（男性：8.8%、女性：5.4％）はわずかしかいませんでした。

今度は、「冬（寒い時季）に、自分のワキのニオイが気になることはあるか？」聞いたところ、「気になる」（男性：9.7％、女性：14.0%）.1、「やや気になる」（男性：21.1%、女性：24.2%）、「余り気にならない」（男女共に31.1%）、「気にならない」（男性：38%、女性：30.7%）となり、男女共に自分のニオイよりも他人のニオイの方が気になる人が多いことがわかりました。

「気になる」「やや気になる」と回答した1,036人に、「どのようなシーンで、自分のワキのニオイが気になるのか？」聞きました。

男女共に多かったのは「運動中や運動後」（男性：35.9%、女性：30.7%）、「上着を脱いだ時」（男性：33.0%、女性：36.1%）。

一方、「厚着をしている時」（男性：19.2%、女性：34.9%）、「暖かい機能性インナーを着ている時」（男性：16.2%、女性：31.4%）、「室内室外の気温差がある時」（男性：10.4%、女性：22.5%）は、男性よりも女性の方が12ポイント以上多い結果となりました。
　
冬は衣服の重ね着や厚着をするため、通気性が損なわれて、蒸れやすくなりがちです。寒い外気に合わせて洋服選びをすると、暖かすぎる室内や電車の中では汗をかいてしまうもの。

また、冬物は頻繁に洗うことができない衣服が多いので、一度付いてしまった臭いは取れにくく、再び臭いが立ってしまうこともあります。

続いて、「自分のワキのニオイを抑えるために、何か対策をしているのか？」と尋ねました。

男女共に「制汗剤・殺菌剤の使用」（男性：44.5%、女性：55.3%）が最多で、以下「入浴時によく洗う」（男性：40.0%、女性：31.4%）、「汗拭きシートなどでこまめにワキを拭く」（男性：22.5%、女性：24.1%）となりました。

また、「外用剤の使用」「レーザー治療」「外科的手術」「ボトックス注射」などを行っている人は男女共にどれも5.0%未満と少なく、ニオイは気になるにものの、病院やクリニックなどでの治療を行っていない人が多くいることもわかりました。

調査期間：2022年12月19日
調査手法：インターネット調査
調査対象：20歳以上50歳未満の男女全国
サンプル数：3,000人（20代・30代・40代の男女各500人）
調査機関：Freeasy
ロウエンデザイン株式会社 調べ
http://www.rowendesign.co.jp/

（マイナビ子育て編集部）