紺野あさ美さん「専業主婦は楽なのか?」産後のメンタル・仕事再開からの考え明かし反響「わかりすぎる」「共感しかないです」
タレントの紺野あさ美さんがYouTubeチャンネルで、3人の子育てをしながら思っているという「専業主婦は楽なのか?という話」を一人トーク。共感が止まらないと話題です。
あえて専業主婦を選んだが、産後……
紺野あさ美さんは2017年にプロ野球・北海道日本ハムファイターズの杉浦稔大さんと結婚。同年9月に長女、2019年2月に長男、2021年8月に次男を出産しています。
「2~3年前までは自分も専業主婦のようなものだった」という紺野さん。モーニング娘。として活躍後、大学進学してテレビ東京に就職、結婚して退社する際には「フリーにならず家庭に入るのをいったん選んだ」と、敢えて専業主婦の道を選んだのだといいます。
「子どもが生まれる前の専業主婦生活は想像していた通りで、誰かに会いたい・外に出たい・飲み会したい、とかあまりないほうなので問題なかった」そうですが、子どもが生まれると生活がガラッと一変。
「24時間ずっと一緒、幼稚園に入る前の時期の専業主婦は、私はですけど、きついなあと思いました」と、当時の心境を吐露しました。
子育てが大変、きつい、というと誤解されることもありますが、もちろん「子どもは大好き、大切」というのは大前提。それでも、「24時間休みがなかったり、いくら可愛くて大好きでも泣き声をずっと聞いていたり、いつ起きてグズるかわからないというちょっとヒヤヒヤした中にいると、精神的に滅入るんですよね……」。この気持ち、経験者にはわかるのではないでしょうか。
長女と長男は自宅保育で、「たまに日払いの託児サービスを利用したことはあるけど、基本、幼稚園に行くまでは家で過ごしていた」そうですが、2021年に第三子が誕生し、翌年の年明けくらいから仕事をしたい欲が少しずつ増してきたといい、今年の春から保育園に預けているそうです。
そして、専業主婦もワーキングマザーも両方を経験している紺野さんだからこそ、「専業主婦は楽だろう」といわれると「そんなことはない」と感じているといいます。
大変だってことを認めて、共有して
大前提として、紺野さんはワーママと専業主婦の大変さを比較しているわけではありません。
「私はたぶん今、好きな仕事を楽しんで量も調整しながらかなり恵まれた環境でやらせてもらっている。ワーママの中には仕事がきつくてきつくてでもやめるわけにいかない状況もあると思う。私がワーママ代表とは微塵も思ってないということはご了承ください」と念を押しつつ、紺野さん自身は「3人いて仕事もあってもちろん大変なんだけど、今の方が子育ての面では本当に精神的に救われてる」のだそう。
子どもたちと離れて1人で電車や車に乗る時間、1人で静かにトイレに入れること、意思疎通のできる大人と会話できる環境……仕事を再開してそういった「当たり前」に触れることで、「ちょっと救いになった」と明かしました。
また、「ワーママより専業主婦の方が大変だということではなくて、専業主婦だから楽だよねって思われてるのはちょっと悲しいなって」「専業主婦だからこそ精神的につらいときもあるんだよ」と、紺野さん。
愚痴を言っても解決しないから意味がないとか、自分で選んだ道なのだから仕方がないとか、そうした「正論」が欲しいのではなく、「大変だってことを認めてほしい」「生まれる前の予想よりももっと大変だったから、ちょっとそれを共有したいだけ」とも語りました。
そして、友人同士やSNSなどでそういう話を共有することで、少しでも気持ちが楽になれたら良いのではないかと話していました。
この動画には、「わかりすぎる」「ほんとにお話していることに共感しかないです」「共感の嵐で、思っていることを言葉にして表現してくださり、とっても嬉しいです」と、頷くコメントが多く寄せられています。