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2024年03月13日 06:51 更新

食事の中に隠れた食材キャラを集めよう! 楽しみながら食や栄養を学べる食育アプリ『もぐもぐタウン』体験会レポート

大塚製薬は、子ども向けの食育アプリ『もぐもぐタウン』を2月19日にリリースしました。リリース前日には、小学生を招待したアプリ体験会を東京・代官山で実施。ビュッフェ形式の食事とともに、楽しく食育に取り組んでいた子どもたちの様子をレポートします。

子どもが自ら学ぶ仕掛けがたっぷりのアプリ『もぐもぐタウン』

医薬品や栄養補助食品などの製造、販売を行っている大塚製薬では、食育に関するさまざまな取り組みを行っています。2月19日にリリースされたスマホ・タブレット向けのアプリ『もぐもぐタウン』もそのうちのひとつです。

『もぐもぐタウン』公式サイトより
『もぐもぐタウン』公式サイトより

アプリを起動し食事を撮影すると、その食事に使われている食材のキャラクター「もぐみん」がAR技術で登場。もぐみんが出すクイズに答えると、もぐみんは体の中にある町「もぐもぐタウン」の仲間になってくれます。ユーザーは市長としていろいろなもぐみんを集め、もぐもぐタウンを発展させていくというゲームです。出会えるもぐみんは、100食材中、25万種類もいるというから驚き!

食材キャラクターの一部
食材キャラクターの一部

親子のコミュニケーションが自然に生まれ、子どもが主体的に食や栄養の知識を学べるアプリを目指し開発されたという『もぐもぐタウン』。今回は、体験イベントに参加した19名の小学生の様子をご紹介します。

会場の入り口に掲げられた体験会の看板(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)
会場の入り口に掲げられた体験会の看板(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)

食事から顔を出す”もぐみん”に夢中!

アプリ体験の様子

もぐみんを仲間にするには食事から! 会場には、ビュッフェ形式のおいしそうな食事がずらりと並びます。

子どもが大好きなメニューがたくさん♪(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)
子どもが大好きなメニューがたくさん♪(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)

ハンバーグや唐揚げ、ポテトサラダ、おにぎりやパンなど、子どもたちは思いおもいの食事を選び、席についたら早速アプリを起動します。

アプリを通して食事を撮影すると、AR技術でもぐみんが登場!(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)
アプリを通して食事を撮影すると、AR技術でもぐみんが登場!(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)
クイズに答えるともぐみんをもぐもぐタウンの仲間にできます(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)
クイズに答えるともぐみんをもぐもぐタウンの仲間にできます(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)

「(もぐみんが)出た出た!」
「(クイズに)正解! やった〜〜〜♪」


親子でアプリを覗きながら楽しそうな会話があふれます。

小学1年生の女の子:「楽しい! お兄ちゃんには貸してあげないんだ〜」
ママ:「子どもが自分からやってくれるから、無理をしないで食育を続けられそうです」


お話を伺った親子からは、笑顔とともにアプリを楽しんでいる声が聞かれました。

「もぐみんを集めるのが楽しい!」お兄ちゃんの力は借りずに自分で集めると意気込む女の子(筆者撮影)
「もぐみんを集めるのが楽しい!」お兄ちゃんの力は借りずに自分で集めると意気込む女の子(筆者撮影)
どんなもぐみんが出た? 子どもたちはみんなもぐみんに夢中です(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)
どんなもぐみんが出た? 子どもたちはみんなもぐみんに夢中です(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)

「こんなにアプリに夢中になったら、食事ができないのでは⁉︎」なんて心配は無用です。もぐみんを発見したあとに出る画面では、「クイズをはじめる!」「クイズは食べた後で」の2種類から選べます。「まずは食事をしてほしい」なんて状況にも対応してくれるのはうれしいですね。

また、アプリを使って撮影できるのは「1日3回まで」と回数制限がついているのもポイント。“1日3食しっかり食べる”という意識にも繋がりそうです。

クイズの答えはなんだろう? 親子の会話もはずみます(筆者撮影)
クイズの答えはなんだろう? 親子の会話もはずみます(筆者撮影)

「いろんな食べ物を食べてもらいたい」管理栄養士さんのお話

食事とアプリを堪能したあとは、神奈川県立保健福祉大学の特別研究員で、『もぐもぐタウン』のアプリを監修した一般社団法人日本スポーツ栄養協会の中西朋子さんが登壇しました。

管理栄養士の中西朋子さん(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)
管理栄養士の中西朋子さん(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)

中西さん:「好き嫌いしないでと言われるのは、それぞれの食材に私たちの体を元気にしてくれる、すごく大切な役割を持つ栄養素がたくさん入っているからです」
「すべての栄養がひとつに入っている食べ物はありません。いろんな食べ物を食べて、元気にな体を作ってもらいたいと思います」


中西さんご自身は、子どものころににんじんが苦手だったそう。でも「一口だけがんばってみる」をがんばり続け、今ではすっかり食べられるようになったエピソードを紹介。

中西さん:「まずは一口だけ食べることをやってみてください。そうしたら、必ず食べられるようになります」

なんでも食べることの大切さをわかりやすく丁寧に教えてくれた中西さんのお話は、子どもはもちろん、子どもの偏食に悩むママやパパにも参考になる内容でした。

無料ダウンロードも可能!「もぐもぐタウンかるた」で身に付く食育

今回の体験イベントでは、『もぐもぐタウン』に登場するもぐみんたちが描かれた「もぐもぐタウンかるた」大会も行われました。

もぐもぐタウンかるた(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)
もぐもぐタウンかるた(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)

・バナナの種 昔は巨大 今はない
・昆布はね いつから 食べてる? わからない


など、読札には食材に関する知識が解説文とともに紹介されています。大人も「そうなんだ」「知らなかった〜」と感心するものばかり。遊びながら食材の知識に触れることができます。

みんなで真剣勝負! 白熱したカルタ大会( 画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)
みんなで真剣勝負! 白熱したカルタ大会( 画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)

「アプリを操作するにはまだ難しい幼児がいる」「家族みんなで楽しく食育を学びたい」という場合は、カルタ遊びで食育してみるのもよいかもしれません。

この「もぐもぐタウンかるた」は、『もぐもぐタウン』の公式サイトから無料でダウンロードできます。家族団らんの時間に遊んでみるのもよさそうですね。

参加した子どもたちの感想は?

イベントの最後には子どもたちの感想が伝えられました。

参加した子どもたち(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)
参加した子どもたち(画像提供:食育ゲームアプリ「もぐもぐタウン」広報事務局)

小学生の男の子:「楽しかった。いちごのもぐみん見つけられたよ」
小学生の男の子:「仲間を増やせるところがよかった」

参加したママやパパからは「アプリを通して子どもと一緒に勉強ができる」「キャラクターを使ったアプリで食材に興味を持ってくれて、苦手なものを食べるようになったらうれしい」という声も聞かれました。

『もぐもぐタウン』を手掛けた大塚製薬の武藤さんは、「食育は“親が子どもに教えるもの”というイメージがありますが、子どもが親に教えた方が身になるのではないか、という背景もこのようなアプリになった理由のひとつです」と語り、親として「なるほど」と感じさせられました。『もぐもぐタウン』を活用することで、食事中に子どもから食材のクイズを出されたり、「もぐみんを集めたいから、この食材使って!」なんて言われたりする機会もあるかもしれません。

気になった人は、今日の食事から『もぐもぐタウン』を使って、子どもと一緒に楽しく食育に挑戦してみてくださいね。

大塚製薬 食育ゲームアプリ『もぐもぐタウン』
https://mogumogu-town.jp/

(取材・文:みさと、編集:マイナビ子育て編集部)

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