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2024年05月21日 12:08 更新

双子出産の東原亜希さん「産んだと思ったらまたすぐ陣痛始まるわけよ」壮絶だった分娩、産後は総動員でサポート

四児の母でモデルの東原亜希さんが、YouTubeで若槻千夏さんとのカフェトークを公開。同じ事務所に在籍するふたりは24年来の友人で、若槻さんも二児の母です。

若槻さん「旦那さんがすごいんだと思う」

東原亜希さんと若槻千夏さんは、カフェでランチをとりながら、Instagramで募集した質問に答える「Q&A」コーナーを実施。「どうしたら2人みたいな体力オバケになれますか?」という質問に、まもなく40歳の誕生日を迎える若槻さんは「体力オバケだと思われてんのうちら? 初耳なんですけど、自覚ないんですけど」と苦笑します。

中3長女、中2長男、小3の双子の女の子のママである東原さんには、「妹が双子を出産。周りのサポートで一番嬉しかったことはなんですか?」という質問が寄せられました。すると東原さんは、「いつかは楽になるのかなって思ってたけど、全然楽にならないのよ」と、年子からの双子という四児を育てる生活はまだまだ大変と明かしました。

また、双子は出産も大変だったといいます。東原さんは帝王切開ではなく経腟分娩で産んだそうで、「びっくりしたのが、帝王切開じゃないでしょ? 次の子が出てくるのに1時間くらいかかるの、知ってた? ポンポンって出てくると思うじゃん」と若槻さん。

東原さんも医師からは「ポンポンって出てくる。長くて15分だから」と聞いていましたが、東原さんの場合は、1人目が出てきた後に再び強い陣痛に見舞われて1時間ほど耐えながら2人目も産んだといいます。

若槻さんは「1人産むと出た瞬間にめちゃくちゃスッキリするの」と分娩の達成感を表し、東原さんもそれに同意しつつ「産んだ~と思ったらすぐまた陣痛始まるわけよ。それにまた1時間耐える」と、双子の出産を振り返っていました。

そんな東原さんは「私はもう母親から姉から義家族から全員総動員してサポートしてもらったから」と明かし、「大変アピール絶対しないじゃん?」と、若槻さんの家庭事情に迫ります。

すると若槻さんは「本当にね、助けてくれる方もいるのでね」「うち、シッターさんとか1回もお願いしたことないんですよ。あと、お母さん、お父さんたちにも来てもらったことがない」と告白。東原さんから「すごくない?」と言われると「旦那さんがすごいんだと思う」といいます。

若槻さんは、「パパだね、ママだね、みたいなのがうちにはなくて、両方パパだし両方ママみたいな感じで育てているから、ママがこれをやろう、とか、パパがこれをやろう、みたいな、世の中的な想像のようなものはうちにはないかも」と説明しました。

東原さんいわく、若槻さんの夫は感情の波があまりなく「常に一定じゃない? テンションが」。それは事実のようで、子どもたちが「ワーッ」と泣いて若槻さんも焦ってしまうとき、テンションの変わらないパパに預けるとぴたりと落ち着いていたそう。「安心感。だから、すごい育てやすかったです」と、夫のおかげで子育てがやりやすかったことを感謝していました。

ご飯を作りたくない日はどうする⇒「作らなくていい!」

そしてふたりが口をそろえて「なんでもいい」と答えたのが、「ご飯を作りたくないとき何を食べさせていますか?」という質問でした。

東原さんは「小学生くらいだったらそうめんだけでもいいじゃん? 十分じゃない? そんなことよりお母さんが笑って機嫌良い方がよっぽどいいんだよ」と熱弁。

第一子をイギリスで出産しており、イギリスに住んでいたときはホームパーティーに呼ばれて訪問することもあったそうですが、「満面の笑顔で冷凍のピザとかを出してくれる人もいるわけ。でもそれでも楽しいわけよ」と、あちらの文化も明かします。

若槻さんも「私もそう思う、お母さんがイライラしながらいろんな食材使って(料理して)それでワンオペだなんだーって騒がれてね」「私はお父さんとお母さんがニコニコしてる方が優先であってほしいなと思うから。ご飯作りたくないなって日はいっぱいあるので別にそういう日は作らなくていいんです」と全面的に同意します。

ただ、若槻さんが「楽しくウーバーでいい」と、食事の出前を推奨するも、自然豊かな土地にある東原さんの自宅はウーバーイーツのサービス圏外と判明。そういうときはお惣菜を買えばいい、と話は盛り上がります。

最後に「ハッピーの秘訣は?」と聞かれたふたりは、「めげない。自分に正直に生きたらいいのにって思う」とキッパリ。

仕事で失敗して凹み、家に帰ってもズルズル落ち込んだ気持ちを引きずってしまうことはないのかーーと聞かれても、互いに「ない」と即答です。

さらに東原さんは、「誰のために生きてるのかってのは、みんなに問いたいですね。自分の人生だから(人の目を気にせず)自分の好きに生きたらいいのよ」「失敗だと思うから失敗なんでしょ。それも経験、思い出とすればいい。失敗なんてないよ」と名言を連発。

若槻さんも「自分の失敗を他人はそんな気にしてないから。誰も自分のことなんて見てないし、期待してない」と同調。「体力オバケ」といわれるほどパワフルなふたりですが、元気の秘訣が少し垣間見えましたね。

双子は帝王切開以外でも産める?

医学的リスクを考慮して帝王切開が選択されるケースも多い双子の妊娠。帝王切開が多いのには理由があります。

まず、赤ちゃん同士の身体やへその緒が絡まってしまったり、先にへその緒が出てきたりすることを防ぐため。そして分娩後に出血が止まりにくくなることを防ぐため。これは経腟分娩でも、帝王切開の場合でも起こり得るリスクですが、双子妊娠では単胎よりもさらに子宮が大きく伸びるので、よりリスクが高いと考えられています。

また、分娩中にお産が進みにくくなりやすいこと。たとえば、1人目を出産した後に子宮内の圧が下がって陣痛が弱くなってしまい、お産が進まなくなるケースなどです。この場合、2人目は帝王切開に切り替わることもあります。

赤ちゃんへのトラブルは1人目よりも2人目を産むときに起こる場合が多いです。それは、1人目が産まれると子宮にスペースができ、2人目が逆子になってしまうなど、胎位異常が起こることが多いからです。双子を予定帝王切開で出産するケースが多いのは、こうしたトラブルを未然に防ぐためです。

一方で、妊娠の経過が順調であれば、双子の場合でも経腟分娩できるケースもあります。諸条件は医療機関によって多少異なりますが、妊娠週数、お腹の赤ちゃんの体勢(逆子でないこと)、赤ちゃんの推定体重、帝王切開などの子宮手術の既往などを踏まえた上で判断されます。

なお、多胎出産に対応している医療機関を選ぶ必要があります。出産後の新生児のケアや緊急手術などに対応するための医療スタッフ配置上の理由から、産院であっても受け入れが難しいところもあるためです。

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