かまいたち山内さん「近所の子どもが道路でバスケ」の近隣トラブルに「いや難しい」常識的な正攻法を提案
お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司さんと濱家隆一さんが、YouTubeチャンネルで視聴者から寄せられた様々な悩みに応える「お悩み相談」を配信。ともに二児の父という立場から、「ご近所づきあい」に関する相談にも常識的な回答を提示しています。
「ご近所系ってマジで難しいと思う」
22日更新のYouTube動画は、視聴者から寄せられた悩みに2人が答える内容。スタッフから100件を超える悩みが投稿されていると聞き、「なんでも答えますよ!」と山内さんは意気込みます。数ある投稿の中から取り上げられたひとつが、「ご近所づきあい」に関する相談でした。
相談者の隣宅には小学生になる子どもがいて、よく友達数人と道路でバスケットボールをしているそう。自家用車にボールを当てられるのではないかと気になりつつも、子どもたちを注意することでご近所関係が悪くなり、居づらくなることを想像すると躊躇する……というお悩みです。
ともに二児のパパでもあるかまいたちは、開口一番「ご近所系って、マジで難しいと思う」と声を揃えました。
山内さんは「俺、今んとこないねんな、(これまでの)ご近所さんが、ちゃんとまともというか」と、ご近所トラブル経験がないことを明かすと、濱家さんは「でも(近所の子どもを)注意することによって(隣の家族の対応が)変化するかもわからへんっていう」と、ふとしたきっかけで関係性が豹変する懸念を指摘します。
「その怖さはあるね。いや難しい」と下を向いてしばし考え込んだ山内さんは、「俺がするとしたら、ご両親に言うんじゃなくて、バスケしてる子らに、『ボール車当たったら めっちゃお金かかっちゃうから気いつけてな。当てへんようにせなあかんで』っていう言い方」と回答。まずは現実的なことを子どもたちにしっかり伝えるといいます。
その際に山内さんが気をつけたいのは、怒鳴ったり脅すような言い方をしないということ。「『当てないでよ! 』みたいな怖い言い方じゃなくて。最近の子はもう頭いいから多分当たったらあかんとかも、すぐピンとくると思うから」と、子どもたちの理解に期待します。
頭ごなしに叱ってバスケを止めさせるのではなく、子どもたちが「(ボールが)当たったダメだからあっち行こうか」と気づき、自発的に移動してくれるよう促すのが狙いです。
濱家さんはこの意見に同意しつつ、「ほんで(この問題に関しては)こっちも気づかずにやってる可能性もあるわけやから」と、子育て中の親として逆の立場に立つ場合もあることを想像。
そのうえで、「(そもそも)道路でやったらあかんていうのがまずあるんやったら、どうですか?」「この辺の総意みたいな感じで伝えられたらええやん」と、個人で苦情を伝えるのではなく別の観点からの攻略法を提案しました。
この意見に山内さんは「ほうほうほうほう」と耳を傾け、「確かに行政とか公的な方から言ってもらうのは特定されないから」「お巡りさんに『道路でバスケとかしてるんで 危ない可能性があるから、1回注意しといてもらっていいですか』みたいな言い方をしとけば」と賛同。
引っ越し可能な賃貸物件ならともかく、「それこそ持ち家の場合は、うまいことしないといけないというリスクがあると思います」と真っすぐカメラに目線を向けた山内さんは、「揉めないよう柔らかく、子どもたちにふわり伝えて。それでもダメだったら警察なりなんなりにちょっと注意してもらうっていうのはいいんじゃないですか? 先手先手を打った方がいいと思います」と、正攻法でまとめました。
スタンダードな方法論を提示した山内さんに、濱家さんは「めっちゃ常識人」とポツリ。「普段からそういう感じを出しいや」と突っ込んでいました。テレビではいろいろあっても、プライベートでは周囲との調和を大事にする“常識人”のようです。