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2024年09月15日 06:30 更新

イベントを楽しむ! 2024年は9月17日「十五夜」おうちで作るお月見スイーツレシピ4選

秋の夜空を照らす満月を愛でながら食べるスイーツは、お月見らしいビジュアルや、ほっとする味わいがよく合います。今回はおうちで作れて、家族で楽しめるような、ちょっとかわいいお月見スイーツを集めました。

こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。

中秋の名月というと、一年で最も美しいとされる秋の月見のこと。旧暦では7~9月が秋となり、その秋の真ん中である8月が中秋になります。日付は毎年変わりますが、2024年では9月17日がお月見の日である十五夜となっています。

かわいい! お月見にぴったりなスイーツレシピ4選

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十五夜ではお団子や秋の味覚を楽しみながら月を楽しむのが定番ですが、お月見らしいデコレーションや、秋の味覚を取り入れたスイーツで楽しんでみるのもいいですよね。日本の伝統としてちょっと和を意識したものや、洋風にアレンジしたもの、お月見のモチーフを加えてみてもOK!

今回は子どもも喜ぶようなオススメのレシピをご紹介しますので、今年のお月見の際の参考にしてみてください。

お月さま&うさぎの黒ごまプリン

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やわらかでまったりとした口どけの黒ごまプリン。夜空に見立てて、お月見らしい満月やうさぎをデコしました。

材料(5個分)
▼黒ごまプリン
・黒練りごま……40g
・生クリーム……100ml
・牛乳……300ml
・砂糖……60g
・粉ゼラチン……5g
・水……大さじ2

▼デコレーション
・生クリーム……50ml
・砂糖……小さじ1
・黄桃缶……1/2缶
・黒練りごま……適量
・金箔……少量

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黒ごまプリンの作り方
① 練りごまと砂糖を擦り混ぜる。
② ゼラチンに水を加えて電子レンジで10秒ほど温めて溶かす。
③ 鍋に牛乳を入れて沸騰しない程度に温め、②を加えて溶かす。
④ ①に③を少しずつ加えてその都度よく混ぜる。
⑤ 濾す。
⑥ 生クリームを加えて混ぜる。
⑦ 氷水に当ててとろみがついてくるまで混ぜる。
⑧ 容器に流し入れて冷蔵庫で冷やし固める。

※生地にとろみがつかないまま固めると、ごまが下に沈んで分離してしまいます。なかなかとろみがつかない場合は、少し冷蔵庫に入れて冷ましてみてください。

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デコレーション準備
●生クリーム
生クリームに砂糖を加えて八分立てにし、絞り袋に詰める。口金は使わず、袋の先をカット。

●練りごま
コルネに詰める。

●黄桃
丸い抜き型で抜き、厚みをカットして平らにしておく。余った黄桃を星形で抜く。

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デコレーションの仕方
●うさぎ
① 黒ごまプリンの上にうさぎの形に生クリームを絞り出す。
② スプーンの裏を使って表面をならす。
③ 練りごまで顔を描き、星形の黄桃を飾る。

●お月さま
① 黒ごまプリンの上に丸い黄桃をのせる。
② 黄桃の下部分を少し隠すように、雲らしく生クリームを絞り出す。
③ 練りごまで雲に線を描き、金箔をのせる。

※うさぎの顔はお好みで描いてみてください。今回は少しのぞき込むような感じにしましたが、お月見らしく、飛び跳ねるうさぎや餅つきをしているうさぎでもいいですね♪
※金箔はなくても大丈夫ですが、少しのせるだけで高級感が出るのでオススメ。

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うさぎとお月さまのデコレーションが完成! どちらも比較的簡単なので量産もしやすく、失敗してもやり直しがききやすいデコです。

黒ごまプリンはごまが濃厚でとろける食感。かなりやわらかめなので型から外すことには向きませんが、量をたくさん作って大きめの容器でスコッププリンにしてもいいかも。

お月見白玉ミニどら焼き

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パクっと食べやすいミニサイズのどら焼きに、まん丸お月さまやうさぎの白玉団子を挟んで、もっちりおいしく仕上げました。時間が経つと固くなりがちな白玉団子は、豆腐を加えて練ることでやわらかい食感が長持ちします。

材料(8個分)
▼どら焼き
・卵……1個
・砂糖……40g
・はちみつ……大さじ1/2
・水……大さじ2
・薄力粉……60g
・重曹……小さじ1/4
・あずき缶……1缶
・油……適量

▼白玉団子
・白玉粉……50~60g
・豆腐……1/4丁
・砂糖……小さじ2
・かぼちゃパウダー……適量
・チョコペン(茶・紫・黄)……適量

※はちみつは1歳未満の乳児にはNG。もし食べる場合は、はちみつを入れずに砂糖で甘さ調整して作ってください。

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どら焼きの皮の作り方
① 卵と砂糖を擦り混ぜる。
② はちみつと水を溶いて①に加えて混ぜる。
③ 薄力粉と重曹を合わせてふるい入れて混ぜる。
④ フライパンを温めて油を引き、大さじ1くらいを自然に丸い形になるように静かに落とし、生地の気泡が出てくるくらいになったらひっくり返して両面を焼く。

※生地は焼き色がきれいにつくように、片面をじっくり焼いてからひっくり返すようにします。
※焼けた皮が乾燥しないようにラップをかけて冷ましておきます。

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白玉団子の作り方
① 白玉粉と豆腐を混ぜて耳たぶくらいのやわらかさに練る。
② 半分は取り置き、残りを4等分にする。
③ 4等分したものは、ひとつあたり小さい球を2個、大きい球を1個作る。
④ 大きい球をうさぎの顔の形に整え、ひとまわり大きめにカットしたオーブンペーパーにのせる。
⑤ 小さい球を顔の下のほうにくっつける。
⑥ ②で取り置いた生地にかぼちゃパウダーを混ぜてから4等分にしてそれぞれ丸める。

※白玉団子の生地は豆腐の水分量によっても変わるため、耳たぶくらいのやわらかさになるよう加える量を調整してください。
※形を整えるときは、水を少量つけて整えるとなめらかな表面になります。パーツをくっつけるときも水を少し塗ると貼りつきます。
※かぼちゃパウダーの量は好みの色になるよう加えてみてください。生地がパサつくようなら、少量の水を加えてください。

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⑦ 鍋に湯を沸騰させ、オーブンペーパーごと静かに入れてゆでる。
⑧ 固まってきたらペーパーを外し、浮いてきてからさらに1分程度ゆでる。
⑨ ゆで上がったら冷水に浸ける。

お月さまどら焼き
どら焼きの皮に粒あん(あずき缶)を塗り、真ん中にかぼちゃ白玉団子をのせてからもう1枚の皮を斜め被せる。

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うさぎどら焼き
① チョコペンでうさぎの顔のパーツを描き、頭にお花を描く。
② どら焼きの皮に粒あんを斜めにのせる。
③ うさぎを粒あんで固定するように斜めにのせる。
④ もう1枚の皮を斜めに被せる。

※うさぎは顔が見えるように斜めにしたいので、土台になるように粒あんをのせていきます。

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大きめの白玉団子を挟むので、皮を通常のどら焼きのようにしっかり被せませんが、ミニサイズなのでパクっと食べやすく、もっちり団子との相性も抜群です。生クリームやクリームチーズを合わせてもおいしいので、デコレーションに加えてみても◎

さつまいもプリン

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中秋の名月は「芋名月」という呼び名もあり、里芋やさつまいもをお供えしたりします。香ばしく焦がして作ったキャラメルソースと、さつまいもペーストを混ぜ込んだプリンは、素朴だけれど秋を思わせる深みのある味わいです。

材料(小さめプリン容器6個分)
▼さつまいもプリン液
・さつまいもペースト……150g
・卵……2個
・牛乳……300ml
・砂糖……30g
・バニラエッセンス……数滴

▼キャラメルソース
・砂糖……40g
・水……大さじ1/2
・熱湯……大さじ1

▼デコレーション
・さつまいも……薄切り12枚
・生クリーム……適量
・油……適量

※さつまいもペーストは通常のさつまいもをゆでてつぶし、裏ごししてもOK。裏ごししなければ、さつまいも感強めのプリンになるのでお好みで。

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キャラメルソースの作り方
① 鍋に砂糖と水を入れて加熱する。
② 茶色くなってきたら熱湯を加えて素早く混ぜ、プリンの容器に入れる。

※加熱時にいじると結晶化しやすくなるため、鍋を揺らして混ぜる程度にしましょう。色がついてくると一気に焦げてくるので、熱湯をすぐに使えるように準備しておき、好みの色になったら素早く加えて混ぜます。熱湯を加える際には、はねるので火傷に注意。すぐに固まってくるので、容器に入れるのも手早くします。

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さつまいもプリン液の作り方
① キャラメルソースを作った鍋に牛乳と砂糖を加えて加熱し、砂糖を溶かす。
② 沸騰しない程度に温めて火を止め、溶いた卵を加えて混ぜる。
③ バニラエッセンスを加えて混ぜる。
④ さつまいもペーストを加えて混ぜる。
⑤ 濾す。

※キャラメルソースを作った鍋でプリン液を作ることで、鍋に残っているキャラメルが溶け、風味のついたプリン液になります。これがさつまいもとよく合い、洗い物も減るのでオススメ♪

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湯煎焼き
① キャラメルソースを入れた容器にプリン液を入れる。
② 布巾を敷いた耐熱容器に並べ、熱湯を流し入れる。
③ 160℃に予熱したオーブンで20分焼く。
④ 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。

※焼きたてはぷっくりと膨らんでいますが、冷めると落ち着きます。加熱時間は様子を見て増減してください。

デコレーション
さつまいもを油で揚げ焼きにしてチップスにし、生クリームと一緒にデコレーションしました。しっかりパリパリに揚げ焼きにするとおいしいですよ♪

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ふわっと素朴でやさしいさつまいもの香りと、甘く香ばしいキャラメルの味わいがします。輪切りのさつまいもは素揚げにすると色もキレイで、まるで満月のよう。生クリームもお月さまにかかった雲のようなビジュアルになるので、お月見らしい仕上がりになります。

お月見団子みたい♪ ハニーレモンベビーカステラ

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まん丸のベビーカステラをたくさん作って重ねれば、まるでお月見団子みたいです。爽やかなハニーレモンのディップをかければ、ふんわりしっとりした食感だけど、食べるとじゅわっとおいしさが広がります。

材料(20個くらい)
▼カステラ
・ホットケーキミックス……150g
・卵……1個
・牛乳……100ml
・はちみつ……20g

▼ハニーレモンディップ
・はちみつ……25g
・粉糖……40g
・レモン汁……大さじ1
・水……大さじ2

※はちみつは1歳未満の乳児にはNG。もし食べる場合は、カステラの生地にはちみつを入れずに砂糖で甘さ調整して作ってください。ハニーレモンディップをかけずに食べたり、ほかの味つけにしてもいいですね。

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作り方
① カステラの材料を全部混ぜる。
② たこ焼き機に油を塗って温め、①を流し込む。
③ 気泡が出てきたら、隣のカステラにはり合わせるようにのせ、転がして丸く焼き上げる。

※油の代わりにバターを塗ると、より香り豊かにおいしくなります。
※生地を注ぎ口のあるカップに入れると、流し込みやすくなるのでオススメ。生地は少し膨らむので、穴の八分目くらいまで入れるようにします。

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ハニーレモンディップの材料をよく混ぜ、焼けたベビーカステラに回しかけて完成です♪

まとめ

中秋の名月は一年でもっとも美しいとされ、きれいな月を眺めながらおいしいスイーツを楽しむのもいいですよね。

今回は秋の味覚を取り入れたり、お月見らしいビジュアルのレシピをご紹介しました。デコレーションの仕方や、お月見をイメージできるアイデアはお好みでアレンジしてもOK。おうちでのお月見を楽しむアイテムとして参考にしてくださいね♪

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