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2024年11月25日 19:30 更新

床に放置しないで〜!を回避した我が家の「ちょっと置きスペース」設置の成功例(夫にやってもらえるようになった編)

毎日、家族の誰かしらが出しっぱなしにする物に悩んでいませんか?「片づけて」と言うのも疲れるし、結局片づけるのは自分……。そんなあなたに、家族が自然と片づけられる工夫や、ちょっとした手間でスッキリ片づく収納のアイデアを紹介。今回は我が家の夫の出しっぱなし対処法編。家族全員が快適に過ごせる環境を、簡単な工夫で実現できます!

こんにちは。名古屋で4人の子どもと暮らすライフオーガナイザー®︎の中矢くみこです。

日々、夫が出しっぱなしにしがちな物に、イラっとしてしまうことはありませんか? 我が家では、仕事に持って行く大きなリュックやお弁当を入れるミニバッグ、DIYをした後の残骸などが「その辺」にポイっとされがちです。

夫, 片づけさせる, 方法, 床, 放置, 夫専用スペース

その置きっぱなしは口を酸っぱく言ったところで改善されるものでもなく、むしろ嫌な雰囲気に……。

そんなときにチェックするのが「夫の無意識」。「無意識」を観察しながら、もし自分が片づけたときに負担に思わない収納方法を振り返ってみると、何か発見があるかかもしれません。

我が家で実践した方法と収納事例をご紹介いたします。

■無意識に置く場所を一時置きの定位置に

我が家のリビングは2階なのですが、階段を上がってすぐの場所に夫のリュックがいつも置かれていました。指摘すると「(どこかに)持って行くから」と言われるのですが、結局いつもこの場所に。おそらく、夫にとっては無意識に置いてしまう場所だったのでしょう。

そこで、バッグが置かれる場所に椅子を置いてみました。

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私も単純なのですが、床に置かれると気になるけれど、台の上ならOKと思えます。夫にとっても、床よりも椅子の上のほうが高さもあり、置きやすいようです。

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「堂々と置いてもいいんだ!」という気になったかどうかはわかりませんが、リュックやPCを入れたバッグなど、この場所に置いてくれるようになりました。

■楽な収納が一番! 自分の気持ちも前向きに

毎日リュックを置いたその流れで、キッチンへお弁当を出しにきます。そこでポイっとされるのが、お弁当を入れているミニバッグ。

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これはさまざまな収納方法を試してはみたのですが、夫が無意識にしまえる方法がみつけられず、置きっぱなしのままでした。

そこで、すぐそばにフックを用意。大切なポイントは、私が「これくらいならやってあげてもいいか」と思える楽な収納方法であること。

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さまざまな収納方法の中で、フックに掛けるのは私にとって負担なくできる方法のひとつなのです。

床に置きっぱなしが気になる私と、気にならない夫の折り合いのつけかたは、私が片づけやすい収納に変えて片づけてしまうこと。夫に声をかけるよりも、簡単にスッキリした気分にもなれますしね(笑)。

■一時置きにも専用スペースを大きく確保!

玄関まわりで、家のことやDIYなどの作業をすることがしばしばある夫。そして、これまた道具や使用した物を出しっぱなしになりがちなんです。できるだけ「使ったら片づける」を意識してほしいのだけど、本人は気にならないよう。

宅急便がきたときだけでなく、子どもの友達が遊びに来るときなども玄関まわりに物が溢れていることも多いので、私自身はとても気になっていたんです。

そこで、私でも片づけられるように、玄関まわりに収納スペースを作りました。

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ざっくりと入れられる大きめのスペースと、細かい物をしまえる棚の2ヶ所です。工具類なども別の場所に収納しているのですが、玄関に置きっぱなしのときは、大きめの場所に放り込んでしまいます。

一時的な対応ではありますが、片づけるまでに時間がかかるタイプには、その前段階の一時置きスペースを確保すると散らかりにくくなるのです。

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とはいえ、物が多く、いろんな場所に侵食してきがちな夫。棚にはラベリングをして「この場所が夫専用だよ!」と視覚的にも伝えています。

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まとめ

これらの工夫は、夫だけでなく家族全員が心地よく過ごすためのひとつです。無意識に置いてしまう場所を定位置にしたり、一時的な夫専用のスペースを確保してみると、日々のイライラが減ったり、夫婦間のストレスも軽減するかもしれません。

家族それぞれの行動パターンを尊重しながら、本人が無理なく続けられる収納を取り入れてみてくださいね。

(中矢くみこ)

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