【子育て世代の通信料】半数以上が通信料の月平均額「5,000円未満」! プラン変更のネックはなに?
格安SIMの「りゅうきゅうモバイル」を展開するSATOUKIBIは、全国の20代〜40代の子育て世代(男女)を対象に「子育て世代の通信料」に関する調査を実施しました。
子育て世代、毎月支払っているその通信料は適正?
子育て世代の場合、生活費や教育費のほか、住宅ローンや学資保険など、さまざまな出費が増えます。
スマートフォンやインターネットは欠かせない時代で、通信料が家計の負担になっている人も少なくないでしょう。
それでは、毎月支払っている通信料は適正なのでしょうか。また、どうすれば賢くオトクに節約できるのでしょう。
そこで今回、3〜4人家族・高校生以下の子どもがいる全国の20代〜40代の子育て世代(男女)を対象に調査を実施しました。
通信料月平均額は「5,000円未満」が半数以上!
はじめに、「家族1人あたりの通信料月平均額はいくらくらいですか?」と質問したところ、「3,000円未満(25.4%)」「3,000円〜5,000円未満(27.2%)」「5,000円〜7,000円未満(21.4%)」「7,000円〜10,000円未満(13.6%)」「10,000円以上(12.4%)」という回答結果になりました。
「3,000円未満」「3,000円〜5,000円未満」と回答した人を合わせると、半数以上が「5,000円未満」のようです。
では、携帯料金のプランを選ぶ際はどのような点を重視したのでしょうか?
前の質問で「3,000円未満」「3,000円〜5,000円未満」と回答した人に、「携帯料金プランについて、どのような点を最も重視しましたか?」と聞くと、8割以上が「月額料金(82.0%)」と回答。非常に多くの人が、携帯料金プランを選ぶ際は「月額の料金」を重視しているようです。
携帯料金プラン、最も重視したのは「月額料金」が最多に
一方で、通信料月平均額が「5,000円以上」の人は、携帯料金プランを選ぶ際にどのような点を重視したのでしょうか?
前の質問で、家族1人あたりの通信料月平均額が「5,000円〜7,000円未満」「7,000円〜10,000円未満」「10,000円以上」と回答した人に聞いています。
「携帯料金プランについて、どのような点を最も重視しましたか?」と尋ねたところ、「月額料金(56.2%)」との回答が最も多く、次いで「データ通信量(ギガ数)の多さ(27.7%)」「データ通信速度の安定性(7.7%)」と続きました。
通信料月平均額が「5,000円未満」の人と同様に「月額料金」を重視した人が多いようですが、「データ通信量(ギガ数)」の多さを重視した人も一定数いることが示されました。
安い携帯料金プランへの変更、約7割が「ある」と回答
携帯料金は毎月かかるため、月の負担を少しでも減らすために安い携帯料金プランへの変更を考えたことがある人もいるのかもしれません。
そこで、「安い携帯料金プランへの変更を検討したことはありますか?」と聞くと、約7割が「ある(69.9%)」と回答。非常に多くの人が、安い携帯料金プランへの変更を検討したことがあるようです。
それでは、変更するのを悩んでしまう理由とは一体何なのでしょうか?
前問で「ある」と回答した人に、「プラン変更をする際、ネックになっていることを教えてください(上位2つまで)」と質問したところ、「データ通信量(ギガ数)が足りない(36.9%)」との回答が最多に。
次いで「データ通信速度の安定性が不安(32.5%)」「プラン変更の手続きが面倒(26.0%)」と続きました。
安い携帯料金プランに変更をする際、「データ通信量(ギガ数)」が足りないことや、「データ通信速度の安定性が不安」なことなどがネックとなっているようです。
安い携帯料金プランへの変更が上手くいかない理由を詳しく聞いています。
■安い携帯料金プランへの変更が上手くいかない理由とは
・月額料金と実際に使用する通信費のバランスが微妙で判断が難しい(30代/女性/会社員)
・プランがありすぎてよくわからない(30代/女性/専業主婦)
・手間がかかりそうだから(40代/女性/専業主婦)
・安い携帯料金にするとデータ通信量が減ってしまうから(40代/女性/会社員)
安い携帯料金プランだとデータ通信量(ギガ数)が減ってしまうことや月額料金と使用する通信費のバランスが難しい、プランがありすぎてわからないといった理由があることが明らかとなりました。
毎月使用しているデータ通信量や通話時間ってどのくらい?
子育て世代の通信料月平均額や、携帯料金プランを選ぶ際に重視したことなどがわかりました。では、毎月どのくらいのデータ通信量(ギガ数)を使用しているのでしょうか?
「毎月使用しているデータ通信量(ギガ数)を教えてください」との質問では、「1GB未満(7.3%)」「1GB〜10GB未満(38.1%)」「10GB〜20GB未満(21.0%)」「20GB〜30GB未満(8.9%)」「30GB以上(11.3%)」「わからない(13.4%)」という回答結果になりました。
先ほどの調査で、安い携帯料金プランへの変更を検討しているものの、「データ通信量(ギガ数)が足りない」ことがネックとして挙げられました。
しかし、毎月の通信量が「20GB以下」は6割以上もいます。携帯プランを選ぶ際には、データ通信量(ギガ数)が20GB必要かどうかをひとつの基準としてみると良いかもしれません。
通話時間に関してはどうでしょうか? 「1回あたりの平均通話時間を教えてください」と聞くと、半数が「5分未満(50.1%)」と回答。1回あたりの平均通話時間は、「5分未満」が多いことが示されました。
通話時間は比較的短めであることが明らかになりましたが、データ通信量(ギガ数)が「20GB以上」という人も一定数いることがわかっています。
では、普段はどのような機能を利用しているのでしょうか? 「普段利用している携帯機能を教えてください(複数回答可)」と尋ねると、「SNS(LINE、Facebook、Instagram、X等)(84.8%)」との回答が最も多く、次いで「ネット検索(72.0%)」「通話(62.7%)」と続いています。
SNSやネット検索といった、データ通信量(ギガ数)を使用する機能を利用している人が多いことが判明しました。
契約時、6割が「無料通話時間の特典」があったら嬉しいと思う
毎月使用しているデータ通信量(ギガ数)や1回あたりの通話時間、普段利用している携帯機能などが明らかになりました。
では、携帯を契約する際にどのようなサービスがあったら嬉しいと思うのでしょうか?
最後に、「携帯を契約する際にどのような特典があると嬉しいですか?(上位3つまで)」と聞くと、「無料通話時間(60.6%)」が最も多く、次いで「飲食店やスーパーなど生活に関する割引(55.8%)」「車の車検代など特別出費に関する割引(22.9%)」と続きました。
約6割が、携帯を契約する際に「無料通話時間の特典」があったら嬉しいと思っているようです。
調査概要
「子育て世代の通信料」に関する調査
【調査期間】2024年3月28日(木)〜3月29日(金)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供するPRIZMA( https://www.prizma-link.com/press )によるインターネット調査
【調査人数】1,036人
【調査対象】調査回答時に全国の20代〜40代の子育て世代(男女)※3〜4人家族・高校生以下の子どもがいると回答したモニター
【調査元】SATOUKIBI( http://satoukibi.net/ )
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ
SATOUKIBI
http://satoukibi.net/index.html
(マイナビ子育て編集部)