【受験指導専門家が回答】家庭で親が勉強を見るときのコツは?|中学受験に挑戦したら、想像以上に壮絶でした#8
中学受験の勉強、家庭ではどのように見ればよいのでしょうか。勉強時間の目安とあわせて専門家に聞きました。
2人の息子さんを中心とした愉快な日常を綴ったコミックエッセイをブログとInstagramに投稿しているうえだしろこさん。
『中学受験に挑戦したら、想像以上に壮絶でした』(うえだ しろこ/著、西村 創/監修・解説 KADOKAWA)は、2025年2月に中学受験した長男と、家族の奮闘を描いたコミックエッセイ。
受験準備から壮絶な本番までを赤裸々に描く全編描き下ろしのフルカラーまんがと、受験指導専門家の西村創先生が受験のお悩みに答えてくれるコラムで中受のリアルがわかる一冊です。
今回はコラム「中学受験お悩み相談室」の一部を試し読みでお届けします!
中学受験お悩み相談室
しろこさんの質問
我が家では最初は私が、受験が本格化してからは夫が桃太郎の勉強を見ていましたが、家庭ではどのように子どもの勉強を見るとよいでしょうか?ついつい口を出しすぎてしまいがちですが、良い接し方などあれば教えてください。
にしむら先生の回答
家庭で大切なのは「教える」より「一緒に考える」姿勢です。すぐに答えを言わず、尋問にならないように「どこまで分かった?」「どこで詰まってる?」と対話しながら、子どもが自分の言葉で説明できるように促すと理解が深まります。
また、勉強面以上に大切なのは気持ちのサポートです。成績が下がった時は、「疲れていても休まず塾に行っているよね」「この正答率30%の問題ができたのはすごい」と子どもを認めてあげる声かけが効果的です。完璧を目指さず、家庭が子どもにとって安心して気持ちを立て直せる場所であれば、それが十分な支えになります。それまでの期間は、家庭での基礎固めが重要です。4年生までは市販教材や通信教材、動画授業などを使って家庭学習を続け、5年生の2月から塾に入る形で対応できます。「遅れた」と焦るより、「どこを目指すか」「どう学ぶか」を明確にすることが大切です。
しろこさんの質問
平日と休日のそれぞれで、学年ごとに適切な勉強時間の目安はありますか?
にしむら先生の回答
中学受験の勉強時間は子どもの学力、志望校、入試科目、通っている塾によって大きく差があり、一概には言えません。その前提で、一応の目安としては次の通りです。
3〜4年生は平日1〜1.5時間、休日2〜3時間。5年生は平日2〜3時間、休日4〜6時間。6年生は平日3〜4時間、休日6〜8時間。
ただし、時間の長さよりも勉強の中身や集中の質、休息のバランスが大切です。
「何時間やったか」ではなく「どこまで深く理解できたか」を意識して学習を支えていくことが大切です。
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
※本記事は、『中学受験に挑戦したら、想像以上に壮絶でした』(うえだ しろこ/著、西村 創/監修・解説 KADOKAWA)より抜粋・再編集して作成しました。
