仕事と育児の両立で「限界」にならないために。ワーママ・ワーパパが親族・友人を頼るコツ
働きながらの子育てで助けを借りたいけれど、頼りにくい人へ。親族や友人にどのように頼むとよいか具体的に紹介します。
\一度知れば20年役立つ「仕事」と「子育て」の両立大全/
2500組以上の働く親の両立支援をしてきた岸畑聖月さんが「両立の壁」を超えるための知見を詰め込みました。とりあげられているテーマは、働く親なら誰もがうなずきたくなる、よくあるお悩みばかり。つわり対策からイヤイヤ爆弾、登園・降園しぶり、小1の壁対策まで、幅広いステージに対応しています。仕事と子育てに「迷い」がなくなり、「今日」がガラリとラクになる一冊です。
今回は「親族や友人の力の借り方」について、書籍『働く親のためのサバイバルガイド 子育ても仕事も大切にしたい人の人生戦略書』(岸畑聖月著/文響社)から一部抜粋してお届けします。
親族や友人の力の借り方
「育児のサポートをしてくれる人」で、一番に思い浮かぶのが親族ではないでしょうか? でも、誰かに頼ることが苦手な人が、実は最も頼りにくいというのが「身近な人」。そして、家族形態も人それぞれのため、関係性、居住区域など総合的に判断する必要はありますが、実際にどんな協力方法があるのかをご紹介します。
加えて、親族だけではなく、友人やご近所さんも大切な助っ人候補。
双方同じ境遇なら、一緒にすることでお互いの家事や育児の負担が軽減されることもあります。友人との助け合いは、「近すぎないけど頼れる」絶妙な距離感がポイント。具体的な事例とともに連携方法をご紹介します!
「助け合い」を始める前の準備
①ネットワークを見える化しよう!
まずは、あなたにどんな支援をしてくれる仲間がいるか、可視化しましょう。「心の支えになる会話をしてくれる」 「いつも仕事で細かいところを拾ってくれる」など、「見えない支援」も含めてリスト化するのがコツ!
② 小さなお願いから始めよう
子どもと公園に行ってもらう、食材を一緒に買ってもらうなど、「今週これ手伝ってもらえる?」を言ってみましょう。小さなお願いから始めることで、「頼るのが苦手さん」も一歩を踏み出せます。頼ってもいいんだという自己受容と共に、相手との信頼を積み重ねるのが、大きな依頼へ移行するコツです。まずは小さいことをひとつからお願いしてみましょう。
③情報や相談の共有
出産や復職、「最近こんなことがあったよ」という情報共有は関係性をアップデートし、信頼の種に。SNSグループ、友人間トークで「○○どうしてる?」と、相手が相談しやすい雰囲気をつくるのも◎。相手がSOSを出しやすい雰囲気をつくることが、巡り巡って自分の受援力を高めます。
④感謝の「見える化」を意識して
お礼は電話やLINEなどで、少しだけ改まって。ちょっとした「ありがとう」が、次の支援をつなぎます。また、近しい間柄でもお礼を渡すなど、しっかりと“お仕事としてお願いする”感を出す方が、中長期的にはよい関係が築けるという声も。
“助け手のローテーション”も念頭においてね。特定の誰かに過度に偏らないようにするのもポイント。親しい間柄でも、続くと相手も疲れてしまう。受援と支援の立場を交代することも大切だよ!
親族と助け合うコツ
①祖父母シフト制
「起床→登園まで」と、「お迎え→夕食まで」など朝夕の1時間だけ協力を得る方法。1時間ずつと決まっているから受けてもらいやすく、祖父母が働いていても、これなら対応可能です。
②交換型サポート
「送迎の代わりに、週末の掃除を代行する」 「夕食を作ってもらう代わりに、買い出しは一緒に行って支払う」といった対価交換型ルール。相手のメリットも同時に伝えると依頼しやすく、双方ストレスが少ないのもポイントです。
③「もしも」のときを事前に共有
急な残業や発熱でも、実父母やきょうだいが対応可能な日とそうでない日をあらかじめ家族で共有しておく方法。もしものときは考える時間もないからこそ、事前に支援体制を確認しておきましょう。もちろん自分のスケジュールも共有を!
④家族間契約
アメリカでは頼るのが当たり前。契約文化でもあるため、「夫婦それぞれフリータイムを設定し、その時間は育児や家事を放棄できる」「必ず祖父母も含めた家族ミーティングをする」といった独自ルールも、紙やメッセージに残すことで関係がスムーズに続いているそうです。
とはいえ遠方の祖父母とは連携しづらいのも現実。「冷凍した子ども用の食事を、クール便で送ってもらっている」「夏休みは1ヶ月まるっと預かってもらう」というご家族も。たまにしか会えないからこそ、そんな形で孫に関わるのも◎。
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
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※本記事は、『働く親のためのサバイバルガイド 子育ても仕事も大切にしたい人の人生戦略書』著:岸畑聖月/文響社より抜粋・再編集して作成しました。
