- 掲載
- 2026年07月21日 10:25
「ピンポン鳴ったらどうしよう」。夏休みの一人留守番、みんなが決めているルールとは
夏休み、子どもが家で一人になる日ってありますよね。「ピンポン鳴ったらどうしよう」「エアコンつけてるかな」と、仕事中もソワソワ。実は同じ不安を抱える親は多いようです。カギお助け本舗を運営するBEST株式会社の調査では、7割以上が「不審な訪問者」を不安に感じているそうです。
同社の運営する鍵トラブル専門のサービス「カギお助け本舗」では、小学6年生までの子どもがいる全国の男女229名を対象に「夏休みの子どもの留守番と防犯対策に関するアンケート」を実施しました。
子どもの長時間の留守番には、対処が難しい多くのリスクが!
もうすぐ子どもたちが待ちに待った夏休みが始まります。約40日間という長期休暇中、共働き世帯の増加などを背景に、日中に子どもが一人で留守番をする機会が増加している状況です。
しかし、親の目が届かない長時間の留守番には、不審な訪問者への対応をはじめ、近年の猛暑による室内での熱中症、さらには鍵の閉め忘れといったトラブルなど、子どもだけで対処するには難しい多くのリスクが潜んでいます。
今回の調査では、夏休みの留守番において親が不安に感じていることや、家庭内ルールのリアルな実態を紐解くとともに、鍵業者の視点から、子どもの安全と保護者の安心を守るための具体的な対策について紹介しています。
半数以上が「小学校3年生」までに留守番デビューを経験
子どもが「初めて一人で留守番」をした時期を調査したところ、最も多い回答は「まださせていない(21.8%)」を除くと、「小学校3年生(17.0%)」でした。
次いで「未就学児(15.7%)」となっており、「小学校1年生(10.9%)」「小学校2年生(9.2%)」を合わせると、全体の半数以上が小学校3年生までに留守番デビューをさせている実態が明らかになりました。
夏休みの一人留守番、約2割は「週3日以上」を想定
今年の夏休み期間中、子どもが一人で留守番をする頻度を尋ねたところ、「予定はない」という回答が80件(34.9%)で最も多い結果となりました。
一方で、留守番の予定がある家庭の内訳としては、「たまに(33.2%)」が最多で、次いで「週1〜2日(10.5%)」と続いています。
さらに、「毎日(2.6%)」「週5日(5.7%)」「週3〜4日(9.2%)」を合わせると、全体の17.5%の家庭で、週の半分以上(週3日以上)の日常的な留守番を想定していることが判明しました。
1回あたりの留守番時間、約半数が「3時間以上」に
夏休みに留守番をさせる予定がある149名に対し、1日あたりの平均留守番時間を尋ねたところ、「1時間以上〜3時間未満(31.5%)」が最多となりました。
「3時間以上〜5時間未満(28.9%)」「5時間以上〜8時間未満(6.0%)」「8時間以上(10.7%)」を合わせると、全体の45.6%が3時間以上の留守番を予定しています。
「8時間以上」という長時間の留守番も1割を超えており、日中の大半を子どもだけで過ごす夏休みの現実が浮き彫りになりました。
留守中の親の不安、第1位は「不審者の訪問(72.9%)」
子どもに留守番をさせる際、不安に感じていることとして最も多かったのが「不審な訪問者が自宅に来ること(72.9%)」で、2位以下に大差をつけて圧倒的トップとなりました。
次いで「地震や火災が発生すること(46.3%)」「子どもが鍵を閉め忘れてしまうこと(35.4%)」が続いています。
また、「室内で熱中症になってしまうこと(31.4%)」への不安も3割を超えており、エアコンの適切な使用なども親にとって大きな懸念材料となっていることが分かりました。
留守番時の約束事「インターホンに出ない」が約6割
その一方で、2割が「特に決めていない」
夏休みの留守番時の防犯対策として、子どもと決めているルールについて尋ねたところ、「インターホンに出ない(59.4%)」が最多となり、次いで「ドアを開けない(54.6%)」という結果になりました。
不審者との接触を避けるための基本的な約束は、多くの家庭で徹底されていることがわかります。
次いで、「外に出ない(34.5%)」や「火を使わない(33.2%)」「電話に出ない(24.5%)」といった、具体的な行動制限やトラブル防止に関する約束事が上位に並びました。
しかし、5世帯に1世帯が「特に決めていない(20.1%)」と回答しています。
長期休暇に入る前に、具体的なルール作りを行えていない家庭が一定数存在している現状が浮き彫りになりました。
鍵業者が教える! 夏休み中の留守番を安全に過ごすための4つの方法
今回の調査結果を踏まえ、「カギお助け本舗」では夏休みを安全に乗り切るための4つの方法を紹介しています。
1. 防犯性の高い鍵に交換する
子どもの留守中に不安に思っていることとして挙げられた「鍵の閉め忘れ」や「鍵の紛失」を防ぐには、オートロック機能付きのスマートロックの導入が有効です。
スマートフォンや暗証番号、指紋などで解錠できるため、鍵を携帯・紛失するリスクがありません。
また、外出先から親が施錠状態を確認・操作できるモデルも登場しており、親子ともに安心して過ごすことができます。
2. 防犯カメラで防犯対策をアピール
不審者は「侵入しにくい家(防犯意識の高い家)」を避ける傾向があります。
玄関先やインターホン付近に防犯カメラを設置することで、不審者の接近や訪問そのものを未然に抑止する効果が期待できます。
今すぐに防犯カメラを設置するのが難しい場合は、ダミーカメラを置く方法も有効です。
また、自宅にモニター付きインターホンがない場合は、映像の記録ができるモデルへの交換も、あわせて検討したい防犯対策の一つと言えます。
3. インターホンに対応させない
多くの家庭で「インターホンに出ない」をルールにしていますが、居留守を狙った空き巣や、巧妙な嘘(「点検にきた」など)でドアを開けさせようとする手口もあります。
基本は「一切対応しない(居留守を使う)」が鉄則です。
どうしても対応が必要な場合(事前に頼まれている宅配便の受け取りなど)に備え、スマートインターホンなどを使い、外出先の親がスマホで遠隔応対できる環境を整えましょう。
4. 帰宅時は誰もいなくても「ただいま!」
留守番中だけでなく、子どもが一人で家に帰ってきた瞬間も狙われやすいタイミングです。
そのため、家に入る前に周囲に怪しい人がいないか確認させること、そして「一人で入る(=留守番である)」ことを周囲に悟られないよう、誰もいない家に入る際でも「ただいま!」と大きな声で言ってから入るよう習慣づけましょう。
【調査概要】
・調査対象:小学6年生までの子どもがいらっしゃる全国の男女
・調査期間:2026年5月
・調査機関:自社調査
・調査方法:インターネットによる任意回答
・有効回答数:229名
・引用元:BESTによる調査
・カギお助け本舗URL:https://kagi.otasuke-honpo.com/
BEST
https://best24.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
