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2026年08月28日 07:11

キッチンに立つことで学力が伸びる!? 「料理」は5教科の学びを自然に取り入れられる最高の教材だった

お手伝いで家事をすることは、子どもの生きる力を育てることにもつながります。中でも料理は学力の土台を培うのに最適! 料理が各教科の土台にどのようにつながるか、見てみましょう。

\「子ども=手をかけないといけない」は思い込み!?/

子どもに自立してほしいと願いながら、つい親が手を出してしまう……。
それは全力で子どもの成長の機会を奪っている状態かも。
家事は子どもの7つの力、①克己心、②段取り力、③知的好奇心、④学力の土台、⑤危機管理能力、⑥自己効力感、⑦思いやりを育み、勉強の土台を作るといいます。

6万部突破のベストセラー「戦略的ほったらかし教育」の岩田かおり氏が、共働きの親の家事負担も軽くなる「戦略的ほったらかし」で子どもの学力を伸ばす方法を提案する一冊です。

今回は「料理で築く学力の土台」について、書籍『お手伝いで自分から楽しく学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』(岩田かおり/著 ディスカヴァー・トゥエンティワン)から一部抜粋してお届けします。

料理で築く学力の土台

料理は学力の土台を培います。どう学力につながっていくのか、教科ごとに確認をしてみましょう。

ただ、事前に注意をしておきますが「勉強になるから」「受験に役立つから」としつこく学びにつなげすぎると、子どもは煩わしく感じるものです
何事もやりすぎは禁物! ほどほどに、です。
買い物中や料理の最中、食事中などの気軽な会話の中に取り入れてみてください。

【国語】レシピを読み解く読解力と漢字に触れる

レシピを読み解く読解力

現在は書籍や新聞、テレビだけでなく、インターネットやSNSなどでいろいろなレシピに触れられます。それを読み解き、思考することで、実践する力を育むことができます

【声かけ例】
親「レシピになんて書いてあるー?」
子「うーんと、砂糖大さじ1、醤油大さじ2、塩少々?って書いてあるよ」

料理の説明力

料理をしたら、おいしくなったポイントや隠し味などを説明したくなるものです。それを説明する表現力が国語力につながります。

【声かけ例】
親「カレーおいしそうにできたね!今日のカレーのポイントは?」
子「チョコレートを入れた。あと、ジャガイモが溶けるまで混ぜたよ!」

成分表示を読む

私は加工品は必ず成分表示を読みます。それを見ていた子どもたちも必ず表示を見るようになりました。当然ながら、表示にはさまざまな漢字が書かれています。それを見ている中で、いろいろな漢字に触れることができます。

【声かけ例】
親「このミックスジュースには何が入っているんだろう?」
子「桃、みかん、りんご、あと砂糖かな?」

【算数】実体験から数字の体感を得る

計量でgや㏄の感覚を掴む

ドレッシングやお菓子作りなど、料理は計量と密接に紐づいています。単位は子どもがつまずきやすいポイントです。それを実体験の中で学べるのが料理です。
また、お米の1合分はどれくらいか、など日本の単位にも触れることができます。

【声かけ例】
親「このドレッシングのレシピは2人用だ。4人分にすると、オリーブオイルはどれくらい必要そう?」
子「うーん。2倍にすればいいのかな?」

買い物で値段を暗算

買い物に行ったときに、子どものお菓子やフルーツなど興味がある商品の値段を「いくらになるだろうね?」と計算させてみます。
キャッシュレスが進んでいますが、あえて現金で支払って「お釣りはいくらだろう」と計算問題を出してみるのも手です。

【声かけ例】
親「◯◯ちゃんの買ったヨーグルトドリンク(300円)とチョコレート(230円)は、合わせていくらになるかな?」
子「(計算して)530円かな?」

パンやケーキの切り分けで分数に触れる

パンやケーキなどを「家族4人で分けられるようにカットする」などを子どもに任せると、分数を習う前に「4等分」などの概念を体感として学ぶことができます。

多少大きさがバラバラでも、まったく問題ありません。「お手伝いした人の特権」で大きいものを選んでもよしとすると、喜んでやりたがるようになります。

【声かけ例】
親「このロールケーキ、4人分に分けておいて」
子「オッケー!(ちょっとだけ自分の分を多くしようかな……)」

【理科】混ぜ合わせて化学を体感し、野菜の調理から生物の知識を学ぶ

めんつゆはどう作る?混ぜ合わせて化学を感じる

めんつゆやドレッシングなどは、家にある調味料を混ぜ合わせることで作ることができます。分量を測り、適切な量を混ぜる体験は算数・化学につながる学びです。

【声かけ例】
親「あ、めんつゆを買ってくるの忘れちゃった!仕方ない、混ぜて作るか。 やってみる?」
子「え?めんつゆって作れるの?」

野菜や果物の断面図

料理された状態だけを見ていると、「どんな断面図になっているか」や「どうやって種がおさまっているか」などがわかりません。調理をしていく過程で、野菜や果物の構造を知ることができます。

【声かけ例】
親「ピーマンを切っておいて」
子「はーい。ピーマンの種ってこんなふうになっているんだね」

洗いながら野菜の種類を知る

ジャガイモやにんじんは泥を落とします。そこから、土に埋まっていた根菜だということがわかります。他にも、葉の部分を食べるキャベツやほうれん草などの「葉菜」、トマトやきゅうりなど実の部分を食べる「果菜」など、野菜や果物には種類があることを学べます。

【声かけ例】
親「ジャガイモとトマト洗っておいて〜」
子「うわ、ジャガイモは泥だらけだね。でも、トマトはきれいだわ」

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

お手伝いで自分から楽しく学べる子になる 戦略的ほったらかし教育
(2026/08/28時点)

※本記事は、『お手伝いで自分から楽しく学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』(岩田かおり/著 ディスカヴァー・トゥエンティワン)より抜粋・再編集して作成しました。

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