- 掲載
- 2026年08月17日 17:11
- 更新
- 2026年08月17日 18:00
青い紙に浮かび上がる不思議な模様に「わー!」の歓声 親子で楽しむ創作体験「まなべDEわくわく!!アートフェスタ2026」レポート
鯖江市と鯖江市教育委員会は7月25日、「まなべDEわくわく!!アートフェスタ2026」を鯖江市まなべの館および鯖江市民活動交流センターで開催しました。伝統文化や歴史、芸術、産業など地域資源を活用した多彩なワークショップが行われ、親子らが創作活動を楽しみながら学びを深めました。
同イベントは、地域の伝統文化や歴史、芸術に触れる機会を通じて、郷土への愛着や豊かな創造力、人間性を育むことを目的に実施。年長児から大人までを対象に、多様な文化芸術体験を提供しています。
当日は9時30分からオープニングを行い、その後、参加者はそれぞれが選んだワークショップへ。会場では、「くす玉風鈴づくり」「らくがきサングラス」「おもしろカラフル虫みっけ!」「インテリアチェアをつくろう」「手織りでつくる、オリジナルミニコースター」「フライング苔玉」「オリジナル手のりはにわをつくろう!」「日光写真」など、計13の体験プログラムが実施されました。
子どもたちの集中力と創造力が光る
会場では、イベント開始前から親子で会話を楽しみながら開始を待つ姿が見られました。ワークショップが始まると、子どもたちはそれぞれの作品制作に集中。講師やサポーター、参加者同士が交流する場面も多く、市民同士のコミュニケーションの場にもなっていました。
保護者は子どもたちの制作を温かく見守りながら、ときには制作をサポート。親子で協力して作品を完成させる姿も見られました。
印象的だったのは、事前準備の段階で「少し難易度が高いかもしれない」と講師と相談しながら進めていたワークショップです。しかし、当日は子どもたちが高い集中力を発揮し、完成度の高い作品を次々と作り上げました。主催者は「子どもたちの集中力と根気強さに驚かされました」と振り返ります。
不思議な現象に歓声が上がった「日光写真」
参加者の反応が特に印象的だったのが、「日光写真」のワークショップです。
太陽光に当たった部分が青く変色する感光紙の上に植物などを置き、日光に当てた後で取り除くと、置いたものの形がくっきりと浮かび上がります。その変化を目の当たりにした子どもたちからは、「わー!」という驚きの声があちこちで上がっていました。
これら、ワークショップの募集はエリアごとに行われ、とくに人気が高かったのはAエリアとDエリアでした。
Aエリアでは「くす玉風鈴づくり」「らくがきサングラス」「オリジナル手のりはにわをつくろう!」を実施。Dエリアでは「ちいさな海の世界をつくろう!プラ板水族館」「つくって発見!和紙づくり体験」「流木エアプランツをつくろう!」を実施し、多くの親子が参加しました。
「ひかりの実」制作にも挑戦
また、参加者全員が果実袋に「大切な人の笑顔」を描き、その中にLEDライトを入れて光る作品を制作しました。完成した「ひかりの実」を木々に取り付けることで、たくさんの笑顔が集まった光の風景が生まれます。イベントの最後に全員でライトアップを行い、完成した作品を鑑賞しました。
この「ひかりの実」は、10月3日に開幕する「さばえ*まちなか芸術祭2026」の野外アート作品の一つとして、西山公園で展示される予定です。
地域を好きになるきっかけに
今回のイベントでは、鯖江市が眼鏡産業で知られる地域であることを生かし、地元のメガネメーカーの協力による「らくがきサングラス」も実施されました。
主催者は、
「小さい頃から伝統文化をはじめ、歴史、芸術、産業など地域の資源や特性を生かした体験をすることで、それらを身近に感じ、好きになるきっかけにしてほしい。また、ふるさとを知って地元を大切に思う心や、ものづくりの面白さや喜びを知って創造する力も身に付けてほしいと願っています。そして、未来の鯖江市を支える人材育成につながることを期待しています」
とコメントしました。
「クリヨウジ生誕100-2年 ドキッと!クリヨウジワンダーランド」展のオープニングとして開催された今年のイベント。アニメーションの仕組みを楽しく学べるゾートロープ制作や、創造された昆虫を題材にした「おもしろカラフル虫みっけ!」など、関連企画も実施され、子どもたちは楽しみながら芸術や創作の世界に親しんでいました。
(マイナビ子育て編集部)
