- 掲載
- 2026年11月06日 11:35
- 更新
- 2026年11月06日 13:54
「めっちゃ怖いと思う」"魔法の絨毯”川崎鷹也さんのパパとしての素顔が意外! #nobinobi特別インタビュー
「親も子も夢中になれる、みんなが主役の2日間。」をテーマに、11月7日・8日、神奈川県横須賀市で開催される、親子のための野外フェス「nobinobi 2026」。ステージのトリを飾るシンガーソングライターの川崎鷹也さんが、nobinobiへの思いと、6歳と1歳の2児のパパとしての素顔について、率直に語ってくれました。
「めっちゃパパですよ」雨の日も電動自転車にカッパで保育園送迎
―― プライベートでは6歳と1歳の2児のパパである川崎鷹也さん。取材当日の朝も、雨の中、子どもを保育園に送ってから来たというリアルなエピソードが。聞き手は、nobinobi実行委員長の安田舜さんです。
安田舜さん(以下、安田) 川崎さんは、もともとnobinobiのInstagramをフォローしてくださっていて、今回の出演も唐突にダイレクトメッセージでご連絡させていただいて、お願いしたという経緯でした。なので、もともと「親も子も、のびのび主役になれる時間」を目指すというnobinobiのコンセプトについても知っていてくださったのかな、と思いつつ、出演依頼についてどう感じていただけたのかなーと。
川崎鷹也さん(以下、川崎) もう、めちゃくちゃうれしかったですよ。とういか、第1回のnobinobiフェスも知っていて。そのときはうちの子は5歳と、下はまだ生まれてなかったかな。家族みんなで楽しめるフェスって、音楽においてはあんまりなくて。子ども向けのイベントは、あるとは思うんですけど。だから、「なんかすごい素敵なイベントが始まったな、出たい、出たい、いいな」って思ってたら、連絡いただいたので。めっちゃうれしかったです。家族にもすぐ伝えて、「みんなで行けるぞ」ってなって、すごい喜んでましたね。
安田 実際今年は、ご家族で遊びに来ていただけるということで。家族みんなで、ぜひnobinobiを浴びていただけたらと思います。
川崎 すごい楽しみにしています。うちの子どもの友達、家族、みんな来るみたいです。横須賀に、みんなで遊びに行きます。
安田 川崎さんご自身も、普通にベビーカーを押して電車に乗ったり、保育園送り迎えとかもされるんですもんね。
川崎 はい。今日の朝も送ってましたよ。雨の中、カッパ着て。電動自転車で、上の子は後ろに乗ってるんですけど。
安田 あ、前後に子ども乗せるスタイル。めっちゃパパだ(笑)。
川崎 めっちゃパパですよ。雨カバーもしてるんですけど、 下の子は、雨のときって前に乗りたがらないんです。
これはなぜかというと、カッパって今、すっごい便利で、前に乗せた子も一緒にかぶせられる、前の部分にすごく余裕があるカッパが存在するんです。でも1歳の下の子は、それが嫌らしくて。どうしようもなくて、僕だけカッパ着て、前の1歳は雨ざらしで。すっごい喜んでましたよ、タコ踊りしてましたね。今日の朝のお話しです(笑)。
安田 自由を求めてますね(笑)。日々、めっちゃパパですね。
2人目が生まれて夫婦で意識している「上の子ファースト」
―― 下の子が生まれ、4人家族になった川崎ファミリー。2人目が生まれて変わったこと、意識していることはどんなことでしょう。
川崎 一人目のときと違うのは、目を配る相手が2人になること。それが一番大きくて。どうしても手がかかるのは下の子なので。ミルクがあったりだとか、目を離したら何か大きなことにつながるのもちっちゃい子なので。上の子が寂しい思いをしないようにどう接するかというのが、夫婦ですごく話し合ったり、考えたりしている部分ですね。
安田 上のお子さんには、どんなふうに接しているんですか?
川崎 どうしても下の子優先になりがちなので、なるべく、上の子が求めていることを先にかなえてあげるということは意識しています。下の子は今、泣くことしかできなくて、上の子は言葉でちゃんと話せるという違いはあるけど。なるべく、上の子のリクエストに先に応えてあげようというのは意識していますね。
安田 そうかあ、なるほど! いやあ、こんな親子フェスの実行委員長とかやってるくせに、僕、結婚も子どももまだなので。なるほど、まずは上の子か。
叱るのが苦手。「怒れないんじゃなくて、大人と同じテンションで怒っちゃう」
―― 「子育てはぜんぶ得意じゃない」と笑う川崎さん。最近、親として余裕がないと感じる瞬間があったかを聞くと、6歳になった上の子との向き合い方について、率直な思いを明かしてくれました。
川崎 余裕ないことだらけです。下の子は、お腹すいた、おむつ替える、遊びたいと、本当に欲求に素直なので。そこは妻と連携をとりつつ、「今これしてるから」「じゃあ上の子、俺が見とくわ」みたいな協力体制でやっていくんですけど。
上の子は今もう6歳で、習い事が増えてきて。ドラム、ピアノ、体操教室、勉強の塾みたいなのと、3つ4つやってるんです。何も強制はしてなくて、本人がやりたいって始めたものなんですけど。宿題がいっぱいあったり、やらなきゃいけないことがあったり、ゲームもしたいとか。やりたいことだらけで、多分、俺より忙しいんですよ(笑)
そうなったときに「やりたくない」とか「早く遊びたい」とか言われると、父親として、強めに叱っちゃったりする。自分で選んだことですからね。で、後から余裕なかったなって……毎日ですけどね。
僕、苦手で。子どもを叱るっていうことが。その苦手っていうのは、怒れないんじゃなくて、大人と同じテンションで怒っちゃうんですよ。子ども向けのやさしい「ダメでしょ」とかができなくて。
安田 理詰めしちゃう。
川崎 そうそう、「ねえ、なんで今こうなってると思う?」「いや、泣いてる時間もったいないから」とかやっちゃう。マジでよくないなって、自分でも分かってるんですけど。
安田 ちょっと意外なイメージかもしれないですね。
川崎 結構、意外だと思います。めっちゃ怖いと思います、僕、家で。
安田 そうだったんですね。でもそれを、後からそうやって反省されたり?
川崎 反省はしますね。
「さすがに3本目は多いだろう」ツッコミ上手な息子と、遠征時もリモート親子時間
―― ご自身では反省している川崎さんですが、話を聞いていると川崎ファミリーの日常はとても楽しそう。最近、お子さんの言葉で思わず笑ってしまったエピソードも聞いてみました。
川崎 うちは、笑いがたくさんある家庭なんです。お笑いも芸人さんも大好きだし、いっしょにお笑いライブに行ったりもするし。
で、最近、上の子が予防接種を打ちに行ったんですけど、その日は一気に3本打つ日で。1本目、2本目は泣かずに我慢して、いよいよ3本目となったときに、うちの子がお医者さんに向かって、「さすがに3本目は多いだろう」って言ってて(笑)。
それはさすがに僕も笑いました。お医者さんも笑ってました。「そうね、ごめんねー」って。
ツッコんでくるんですよ、うちの子。夫婦でくだらないことをやってると、「何してんの?」とか「いつまでそうやってんだよ」とか(笑)。それも、ちゃんとボケてることを理解して、ちゃんとツッコミのトーンで言ってくるのが、血を継いでるな、うちの子だなって感じですね。
安田 先が楽しみすぎますね。ライブや制作でお家を空けるときに、お子さんに「行かないで」と言われたりすることはありますか?
川崎 あんまないんですけど(笑)。子育ては、どうしても妻がメインでやってくれていて、すごくサポートしてくれているので。僕が輝くのって、一緒にゲームやってるときなんですよね、多分。子どもからすると、ゲームが強いとか、キャッチボールがすごく上手いとかのイメージだと思う。だから、一緒に遊べなくなるのが寂しい、「ゲームしたかった」とは言ってますね。
でも今の時代は本当にすごくて、遠く離れていてもオンラインで一緒にゲームができちゃうので。遠征先のホテルの中でも、通話をつなげながら一緒にゲームをやったりしています。あとは、遠征先でお土産を買うこと。6歳児に一番効果的なのは、お土産です(笑)。
「好きに楽しんでよ。それが音楽だから」nobinobiのステージで届けたいこと
―― 子どもが走りまわっても、泣いてもOK。そんな寛容な空気感を目指すnobinobiで、川崎さんはどんな時間を届けたいと考えているのでしょうか。
安田 nobinobiは、走りまくり、迷子になりまくり、ギャンギャン泣きまくりでも、みんなが子連れだからこそ「のびのびしてるね」と言い合えるような、温かい空気感のフェスを目指しています。そんなnobinobiで、どんな音楽やメッセージを届けたいですか?
川崎 まず、家族みんなで一つの音楽を楽しめること自体が、すごく素敵なことだと思っていて。なかなかないですよね。ふつうは、ライブに行くとなったら、子どもは親に預けるのか、ベビーシッターさんを頼むのか、ってなる。うちもそうで、結局妻と2人で行って、子どもを親に預けるシーンが多かったんです。だからこそ、家族みんなで同じ瞬間を共有できるステージにするというのが、すごく大事なことだと思ってます。
子どもが泣いたり騒いだりすることって、親はやっぱり気を使うじゃないですか。どう思われてるかとか、静かにしなきゃいけないとか。だから、そこを全く気にしなくていいんだよっていうことを、ステージに出る人間がちゃんと設定するべきだと思っていて。本番中もステージ上から、ちゃんと伝えられたらいいなと思っています。
安田 最後に改めて、当日のステージの見どころや、川崎さんが楽しみにしてくれていることを教えてください。
川崎 今回は弾き語りで出演させていただくので、音楽の自由なところ、のびのびしたところを出せたらいいなって。バンドとはまた違ってテンポ感が自由になったり、その場のお客さんの雰囲気に合わせてイントロやアウトロが伸びたり。当日どんな歌になるのか、自分でも楽しみです。セットリストも普段とはちょっと違うものにしようかなと思っていて。お子さま向けの楽曲提供もちょこちょこしているので、自分のライブではやらないそういう曲も、当日できたらいいなと思っています。
川崎 そもそも川崎鷹也のライブって、あんまりルールがないので。「好きに楽しんでよ。それが音楽だからね」っていうのを常々僕のステージでは言っているので、それがより如実に出るような時間になるかなと思います。
川崎 パパママは普段、我慢したり頑張ったり、どうしても子ども優先になったりする中で、音楽を聴いてしみる時間になったらいいなと思います。泣くことを我慢している親もいっぱいいると思うので、「親もお疲れ」っていうのを伝えられたらいいなと。子どもたちと一緒に、パパママも泣いていいような時間になったらいいですね。
安田 アーティストでもあり、2児の父でもあり、っていう川崎さんだからこそ伝えられることがたくさんありそうですね。当日がとても楽しみです。
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川崎鷹也
1995年生まれ、栃木県出身のシンガーソングライター。一度聴いたら忘れられないハスキーな歌声と美しいビブラート、癖になるメロディーラインが魅力。2020年8月、SNSで“魔法の絨毯”が人気となり、同曲のストリーミング累計は2026年10月現在、5億回再生を突破中。日本レコード協会から「トリプル・プラチナ認定」を授与された。なお、2026年には全国で3万人を動員したツアー、川崎鷹也 2025 Hall Tour「まだ夢の中」の追加公演として川崎鷹也 追加公演2026「まだ夢の中 -大阪城ホール&日本武道館-」』を開催。キャリア初の大舞台でW公演を果たした。なお、プライベートでは2018年に結婚、2020年誕生の第1子、2024年誕生の第2子の父親。
公式サイト:https://kawasaki-takaya.com/
安田舜
nobinobiフェスを開催する株式会社つむぱぱ社の右腕。大学在学中より子ども向けイベントを主宰し、商業施設等で展開。新卒でつむぱぱ社へ。感情に寄り添う体験設計が好きで、日本イチ愉快な親子向けの企画屋を目指す。nobinobi実行委員長。
nobinobi公式サイト: https://nobinobi-fes.com/
(写真:佐藤登志雄、企画・構成:マイナビ子育て)
