- 掲載
- 2026年10月28日 11:41
- 更新
- 2026年10月28日 11:43
「正直、最悪だと思った」木下ゆーきさん、家族旅行の一幕。雨のなか子どもを2人連れて… #nobinobi 特別インタビュー
親子のための野外フェス「nobinobi」の実行委員長を務める安田舜さん。自身にはまだ子どもがいませんが、nobinobiが目指す「親も子も、のびのび主役になれる時間」をどうすれば実現できるのか、4歳から中学2年生まで2男1女を育てる子育てインフルエンサーの木下ゆーきさんに聞きました。
「すっごい数の迷子が」楽しく走りまわっていた昨年のnobinobi
―― 昨年が初開催だったnobinobi2025にも出演していた木下ゆーきさん。安田さんがまず確認したのは、nobinobiのコンセプトである「親も子も主役になれる時間」を、昨年実現できていたかどうか、でした。
安田舜さん(以下、安田) 「nobinobi」は、去年立ち上げたときから、年に1度、大人も子どもも、思いきり笑ったりのびのびしたりできる時間を届けたいと思って立ち上げたイベントです。昨年、実際に会場へ来ていただいて、「親も子も主役になれる時間」を実現できていたと思いますか?
木下ゆーきさん(以下、ゆーき) 実現できていたと思いますよ。
親って、やっぱり子どもの喜ぶ顔を見たら、それだけでめちゃくちゃ幸せで満たされる。なんといっても、会場には子どもが楽しめるワークショップだったり、イベントだったりがたくさんあって、とにかく子どもたちの笑顔が溢れてたので。見ている親は、たまらなく幸せだろうなと思いますね。
安田 そうか。親御さんも楽ちんにって、いろいろ配慮とかはしてみたんですけど。何はともあれ、わが子が楽しんでるその表情を見ることが、幸せだと。なるほど。
ゆーき でもやっぱり、わが子の笑顔を見る心の余裕っていうのは、イベント側のサポートがあるからこそってのもあると思いますけどね。会場でオムツ配ってたりとか。
安田 確かに、確かに。そうですよね。ふだんの場所だったら、子どもが走りまわってたら親御さんは「やめなさい」とか言わなきゃだけど、nobinobiは……迷子まみれだったので、実際。
ゆーき 迷子まみれだったの?
安田 もう、すっごい数の迷子が。でも、子どもたちみんなに親御さんの緊急連絡先を裏に書いたリストバンドをつけてもらってて。迷子が続出しても、スタッフがリストバンドの裏を見て「ママさん、〇〇くん迷子です!」ってパッと連絡できる。
ゆーき へえ~!?
安田 迷子センターとか行かなくていい。子どもは迷子になる生きものだという前提の、寛容な空気感みたいなものも相まって、楽しんでもらえたんじゃないかなと思ってます。
ゆーき なるほどぉ!
「最悪」も思い出に変わる、木下ゆーき流子育ての楽しみ方
―― 木下ゆーきさん家族のおでかけ事情についてもつっこむ安田さん。子連れならではのトラブルに、思わず「大変そう」と感じますが、ゆーきさん流の考え方に唸らされることに。
安田 最近、家族そろっておでかけした日のことを聞いてみたいなと思うんですが。
ゆーき がっつり家族そろっておでかけ、っていうのは、夏休みに、家族で東京へ帰省しました。僕は今、広島県に住んでるんですけど、妻の実家が東京で。家族みんなで飛行機に乗って、2週間くらい滞在しました。
後半は横浜のホテルを拠点にして、横浜・八景島シーパラダイスやポケモンセンターへ行きました。お台場のレゴランド・ディスカバリーや、上野の国立科学博物館にも行きましたね。
安田 めちゃくちゃいいですね! そういうとき、行き先はどうやって決めるんですか?
ゆーき 子どもが行きたいと言った場所へ行くこともありますし、「ここは子どもたちが好きそうだな」という場所を僕たち夫婦がリサーチして、子どもたちに聞くこともあります。
国立科学博物館は、中学2年生の長男が「行ってみたい」って言って、家族全員で行きました。で、下の子は小学2年生と4歳なんですけど、途中で飽きちゃって。
ゆーき 長男は「しっかり見たい」って言ったんで、妻と長男はそのまま館内に残って。僕は下の子2人を連れて外へ出て。ちょうど上野公園でイベントやってたので、そっちへ連れていって、たこ焼き食べて、「そろそろ出てくるかな」と思って連絡してみたら、まだ全体の4分の1くらいしか見てなくて(笑)。
安田 まだまだだ(笑)
ゆーき そのうち、雨とかも降り始めちゃって。「うわあ」と思ったんだけど、「じゃあちょっとスイーツでも食べに行く?おいしいあんみつのお店あるから」って、雨のなか子ども2人連れて歩いて、あんみつ食べて、時間潰して。
安田 雨のなか、小学生と4歳のお子さんを連れて歩くのは大変ですよね。
ゆーき その瞬間は、正直「最悪だ」と思いながら歩いてたんですよ(笑)。
でも、子どもたちが大きくなって、雨の上野を歩くことがあったら、きっと「小さいころ、こんなことがあったような気がする」って思い出してくれると思うし。
「そういえば、国立科学博物館へ行ったね」「なんかイベントやってて、たこ焼き食べたね」「雨降ってたわ、あの日」って。そのときは「うわあ、最悪」と思う雨が、後々振り返ったら「うわあ、そうだった!」って、いい思い出になったりするじゃないですか。
安田 確かに。
ゆーき そういうのって楽しいんですよね。
「寂しさは、あるにはある」木下ゆーきさんが子どもの成長を感じる瞬間
―― 子育てを思いきり楽しんでいる木下ゆーきさん。だからこそ、子どもの成長をうれしく思うと同時に、寂しさを感じることもあると語ります。
安田 年齢がバラバラのきょうだいだと、みんなが主役・みんなが満足ってなかなか難しいのかなとも思っていて。ゆーきさんのところは、下のお子さんが4歳で、上が……。
ゆーき 13歳。もう、揺りかごから墓場までってくらい離れてる(笑)
安田 (笑)。そうすると、「ここ行きたい」って下の子が言ったら、「いや、ちょっと、いいかな」って上の子が言っちゃうみたいなこともあります?
ゆーき あります、あります。でも、場合によってはそれも全然いい。もう中学2年生ともなると、家で一人でゲームもするし、友達と遊びにも行くし。
ただ、家族みんなで旅行に来てるっていう、今回みたいなケースでは、家族みんなのバランスをとることにしています。「国立科学博物館行くから、別の日はこっちに付き合ってよ」っていう。
安田 なるほどなるほど。じゃあ、日々のおでかけで、上の子が「ちょっと留守番するわ」みたいになったときって、パパとしては寂しいなと思ったりするんですか?
ゆーき うーん、まあ、寂しさは、あるにはありますね。
安田 「来てくれなくなったか、ついに」みたいな。
ゆーき でも、そういうもんですからね。「来てくれなくなったか」っていう寂しさもだし、「もうこんなに大きくなったのか」って、どんどん親元から離れていってるような寂しさはありますね。
安田 成長が嬉しくもあり、寂しくもあり。
ゆーき なんか本当に少しずつの変化ですけど、感じるんですよ。大きくなったんだなってのは。小学1年生のときは、登校するときにちらちら後ろを振り返りながら「手え振ってー!」とかって言ってたんですけど、小学2年生になると、まったく振り向かずに行っちゃったり。1年でこんなに成長するんだなって感じます。
安田 嬉しいけど、寂しい瞬間もあると。
nobinobiで、家族全員思いきり笑える1日を
―― 家族みんながいっしょに楽しめる時間は、思いのほか短いのかもしれません。だからこそ、1年に1度のお祭りとして、nobinobiを楽しみにしている家族がたくさんいます。今年のnobinobi、木下ゆーきさんのステージはどんなものになるのでしょうか?
安田 改めて、2026年のnobinobiで楽しみにしていることを教えてください。
ゆーき 昨年は初開催だったので、「どんなイベントなんだろう」と、少し不安を抱えながら参加した方もいたと思うんです。
でも、今年は2回目の参加という方もいます。イベントの楽しみ方がわかってきて、全力で楽しむために来る人も増えると思うので、昨年以上に皆さんの声が返ってくるのではないかとワクワクしています。コール&レスポンスのようなこともやりたいですね。
安田 楽しみですね。
ゆーき nobinobiは、親も子も、どちらも楽しむイベントだから、僕のトークショーも、親と子の両方に笑ってもらえる時間にしたい。家族全員で声を出して、全員で笑顔になって、全員で楽しんで帰ってもらえたら、それが一番うれしいです。
安田 最後に、今年のnobinobiにお越しくださるみなさんにメッセージをお願いします。
ゆーき 日が暮れると、結構寒くなります! 上に羽織るものと、着替えと、思いきり笑う準備を持ってきてもらえたら大丈夫です! 完璧な一日にしようとか、身構えなくていいので、楽しみにして来てください!
(写真:佐藤登志雄、企画・構成:マイナビ子育て)
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プロフィール
木下ゆーき
笑いをまじえた子育て情報を発信するインフルエンサーにして、思春期から未就学児まで、2男1女の父。その発想力と表現力は著名人にもファンが多い。TVやラジオ等のメディア出演のみならず、トークライブは過去公演全てにおいてチケットが即完売している。著書に『#ほどほど育児』(飛鳥新社)がある。
Instagram:@kinoshitayuki_official
X:@kinoshitas0309
安田舜
nobinobiフェスを開催する株式会社つむぱぱ社の右腕。大学在学中より子ども向けイベントを主宰し、商業施設等で展開。新卒でつむぱぱ社へ。感情に寄り添う体験設計が好きで、日本イチ愉快な親子向けの企画屋を目指す。nobinobi実行委員長。
nobinobi公式サイト: https://nobinobi-fes.com/
