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掲載
2026年10月27日 11:11
更新
2026年10月27日 12:04

全パパ・ママ共感必至!2児のパパが描く「そんなことある!?」な日常は、子どもの感性の宝庫だった/ゆーぱぱさんインタビュー

SNS総フォロワー数40万人以上、2児の父であるゆーぱぱさんが描く、子育て中の「そんなことある!?」を集めた一冊、『ゆーぱぱの子育てそんなことある!?図鑑』(KADOKAWA)の発売を記念して、ゆーぱぱさんにインタビュー! 漫画のこと、育児のこと、あますことなく聞きました。

ゆーぱぱさん

きっかけは毎日の日記「子どものことも描いてみよう」

ーー以前からSNSに投稿していらっしゃる漫画を読み笑わせてもらっていますが、本書はSNSとは一味違う構成で新鮮な印象を受け、書籍タイトルの"図鑑”がとてもしっくりくる内容でした。カテゴリーが「うそでしょ…?編」「かわいすぎる…!編」など4つにわかれていますが、この選定作業が大変だったのでは?

ゆーぱぱさん(以下、ゆーぱぱ) そうですね。最初に担当編集さんがこれまでSNSに投稿した漫画の一覧を作ってくださり、「どのカテゴリーに当てはまるか」を精査する作業がありました。

ーー掲載漫画は、どんなふうにセレクトしたのでしょう。

ゆーぱぱ まずは、自分自身が思い入れのある漫画を選びました。表紙もそのひとつです。

『ゆーぱぱの子育てそんなことある!?図鑑』(KADOKAWA)の表紙

ーー1コマですべてが伝わって、秀逸すぎます(笑)。

ゆーぱぱ ほかには、「幼稚園で給食なに食べた?」「セミ」というエピソードは入れたいなと思っていました。

ーーなぜ「セミ」と答えたのかずっと気になっています(笑)。

ゆーぱぱ それが結局わからないんです(笑)。頭に浮かんだことをとっさに言ってくれたのかな。逆に、「唐揚げとカレー」と教えてくれた日、家で献立表を確認したら「卵とじ」と書いてあって、「えーーー!?」と思ったこともありましたね(笑)。

ーーそういうパータンも! 今回、選定過程で過去の漫画を振り返ったかと思いますが、どんなことを感じましたか?

ゆーぱぱ 思い出アルバムを振り返るように「こんなこともあったな」と懐かしく読みました。当時は大変だったけど今はもう二度と起こらないことも漫画にしてるので、すごく尊いような、「このころに戻りたいな」という気持ちになりましたね。

ーー本書にはそんな尊い瞬間がぎゅっと詰まっていますが、子育て中のエピソードを漫画にしようと思ったきっかけを覚えていますか?

ゆーぱぱ 明確に覚えています。僕はもともと日記を書いていまして。日記を書くこと自体は好きではなかったんですが、キャリアアップなどを意識して読書や日記を書くことを始めたんです。そんな中、コロナ禍で在宅ワークの時間が増えて子どもたちと触れ合うことが増え、「子どものことも日記に書いてみよう」と思ったことがきっかけでした。

あるとき、幼稚園に通っていた長女に「幼稚園で流行ってることってある?」と聞いたら、「風邪」と返ってきまして。いや……そういうんじゃないんだよ……「ポケモン」とかそういうのを待っていたのに「風邪」って!

初めて投稿した漫画の1コマは、長女ゆあちゃんが幼稚園のころのエピソード/ゆーぱぱさんInstagramより引用
一方、次女のつむちゃんに今日の幼稚園での出来事を聞いたら、「ない」の一言で会話が終了/『ゆーぱぱの子育てそんなことある!?図鑑』より

ゆーぱぱ その出来事がおもしろいと思い、日記に文字だけじゃなくイラストも描いたことで、以降「イラストのほうが記憶にも残るし、いいな」と続けるようになりました。

ーーそれまでも漫画やイラストを描いていたのでしょうか。

ゆーぱぱ 子どものころは好きで描いていたな、くらいの感じで。久しぶりに描こうと思って、しかもそれを公の場に出すなんてことは、初めてでした。

ーーSNSに初めて投稿した漫画も「風邪」ですか?

ゆーぱぱ そうだったと思います。ほかには節分や七五三などイベントのときに、Twitter(現X)に「#子育て中」というハッシュタグをつけてイラストをアップしていました。当時、育児に関する写真やイラスト、漫画を投稿してコメントを付け合う、という界隈がありまして。僕もそれに乗っかったんです。

ーー当時の画風もとてもかわいらしいですよね。

ゆーぱぱ 当時は小さいスマホで中指で描いていました。2021年9月からマイナビ子育てさんで連載を始めさせていただき、3話目くらいで担当編集のSさんから「少年漫画みたいですね!」と褒めていただいたんですね。それで「じゃあこの感じで行こう!」となり、いまの画風に近づきました。

娘2人との”フルスロットル”な日常を描き、共感続出となったマイナビ子育ての連載『ゆーぱぱの育児フルスロットル』Vol.1(2021年9月16日公開分)より

ーースマホで描いていたとは意外です。

ゆーぱぱ たしかiPhone SEでした。電車内などの移動中にも描いて、コンスタントにTwitterに投稿していたんですが、連載を開始して少し経ってからタブレットを購入しました。一応、連載料をいただくということで、妻にも説明できるかなと思って……(笑)。

ーーそういった理由があったほうが購入しやすいですもんね(笑)。当時から会社員と両立していたんですよね。

ゆーぱぱ 今も会社員をしながら描いています。一応両立はしていますが、ちょっと限界を感じ始めています(笑)。けど、すごく理解のある会社でして。漫画を描いていることも知っていて、子どもの発熱などで休むときも含め、いろいろと理解してくれているとてもいい会社です。

本の発売は子どもも好反応「『読んで!』と言われ読み聞かせも」

ーーSNSに投稿する際、お子さまたちにも報告するのでしょうか?

ゆーぱぱ 報告しています。事前に「これ、描いて大丈夫?」と確認すると、「全然いいよ」「もっと描いていいよ」と言われることもありますね。本人たちが引っかかるようなことは描かないようにも気をつけています。読んでもらうと、小さいころは「へぇ~」みたいな反応でしたが、徐々に「すごいね!」と反応してくれることもあり、この本を発売したときは「うちめっちゃ出てる! もっと描いてほしい!」と言ってくれました。

ーーうれしい反応ですね!

ゆーぱぱ そうですね。「やめて」と言われたら描かないようにしようと思いますが、今のところ嫌がったことは一度もありません。

ちなみに奥さまにも事前確認しているそうですが、「最初のころ、投稿後に見せちゃったことがありまして。そのときに『私の顔、微妙じゃない?』と言われて以来、気を使ってかわいく描いています(笑)」と、ゆーぱぱさん談。
ちなみに奥さまにも事前確認しているそうですが、「最初のころ、投稿後に見せちゃったことがありまして。そのときに『私の顔、微妙じゃない?』と言われて以来、気を使ってかわいく描いています(笑)」と、ゆーぱぱさん談。

ーーお子さまたちは本書も読みましたか?

ゆーぱぱ 発売して間もないころ、次女に「読んで!」と頼まれて読み聞かせしました(笑)。次女のセリフは次女が、僕のセリフは僕が喋る、みたいな感じで。なんだか不思議な気持ちになりますね(笑)。

ーー現在もSNSに、思わず笑ってしまうお子さまとの1コマを投稿しています。日々、どんなふうにアンテナを立てているんでしょう。

ゆーぱぱ 狙っているわけではなく、不意にぽんっと来たものを「今のおもしろい!」と思って漫画にする、みたいな。たまに、あまりにもふざけてわちゃわちゃしすぎていると「漫画にしちゃうぞー!」と言うこともあります(笑)。

ーー「鬼が来るぞー!」みたいなテンションで(笑)。不意に来るときなど、そのつどメモをしているのでしょうか。

ゆーぱぱ スマホで描いていたころは熱心にメモしていましたが、最近はできていなくて。ネタ帳のような場所を振り返って「なにかなかったかなー」と探すときもあります。

ーー漫画を書き始めたことで、育児にどんな変化がありましたか?

ゆーぱぱ 読者の方からの「うちの場合はこうでした」というコメントを読み、「ああ、うちだけじゃないんだな」と考えることができるようになりました。そう考えることで、イラッとしたときに一歩引いて俯瞰して見る癖がついたかなと思います。

ーーたとえば食事中に豪快に飲み物をこぼす1コマもありますが、そういうときに俯瞰で見ることができたらいいですよね。

ゆーぱぱ そうですね。「まあこぼしちゃうよな。手も小さいし、2リットルのファンタを注ごうとしたらそりゃあ失敗するよ。しょうがないよな。今だけだよな」と考えられるようになりましたね。

子連れ外食での1コマ。ベビーチェアから抜け出そうとする、水をこぼす、フォークを落とす、食事をひっくり返す……など、どの家庭でも経験したことがあるはず/『ゆーぱぱの育児フルスロットル』Vol.19(2022年1月20日公開分)より

ーー読者の方からの印象的なコメントはありますか?

ゆーぱぱ 子育て世代の方からのコメントが圧倒的多数なんですが、そんな中でそうではない方、学生さんや子育てを終えた方からのコメントがグッときますね。「懐かしいです」とか「こういう家族を築きたいです」といったコメントをいただくのは、すごくうれしいです。

在宅ワークで目の当たりにした、フルスロットルな日常

ーー子どもが生まれてから現在まで、どんな瞬間に”フルスロットル”を実感してきましたか?

ゆーぱぱ 実は、子育てにしっかり向き合う時間が取れるようになったのは、コロナ禍で在宅ワークをするようになってからなんです。それまでは、往復4~5時間の東京への通勤で土日も仕事をして、家にいないことが多い父親でした。

ーーコミットしにくい環境で、育児に対してどんなことを意識していましたか?

ゆーぱぱ もちろん主体的にかかわる気持ちはあって、仕事以外の時間はフルベットしてできることをやりながら、とにかくがんばって稼がなきゃと! という気持ちでいました。近隣で仕事をするほうが楽になるという選択肢もあるなかで、妻に「東京でキャリアを積みたい」と相談したとき、悩むこともなく「行ってきな」と言ってくれたんです。どんな局面でもそんなふうに肯定してくれる女性なので、当時からとても助けられていました。
それが一転して在宅勤務をするようになり、急に、ふとしたことで姉妹がケンカをする、ジュースをこぼす、こぼしたと思ったらもうひとりが物を壊す、同時に会社の人から電話が来る……というのがいっぺんにやってきて、「これはフルスロットルだな……!」と。

在宅勤務中に、こんなことが起きるのが子育て……!/『ゆーぱぱの子育てそんなことある!?図鑑』より

ーー急にマックス状態を目の当たりにしたんですね。

ゆーぱぱ そうですね。長女も未就学児でしたし、はちゃめちゃな毎日でした。

ーー在宅勤務の初日のこと、覚えていますか?

ゆーぱぱ 休みだと勘違いされましたね。家にいる=休み=「遊びに連れてってくれるんでしょ?」で、毎日のように「遊びに行こう!」と言われました。それで散歩をするんですが、「つまんない」。すぐに飽きるので、いろいろ工夫しました。たとえば、大量に買ってきたお菓子をお腹に詰めて被り物をして「お菓子マンだよ!」とか。でも「好きなお菓子、ない」とか言われてあんまりウケなかったり(笑)。

親がはりきると、なぜかこうなる……/『ゆーぱぱの育児フルスロットル』Vol.37(2022年8月8日配信分)より

ゆーぱぱ そういう工夫をする中で、Twitterに同じような人がいないかなと検索してみるようになったんですね。それが漫画投稿に繋がっていきました。

ーー工夫をしようと奮闘する姿がいいですよね。

ゆーぱぱ もはや義務感というか「やるしかない!」という感じでした(笑)。ただ、ハロウィンは自主的にがんばっちゃうんですよ。手作りした空気砲をポンッ! として、消せたろうそくの数だけお菓子ゲットゲーム! みたいなのをやったり。今では毎年の定番になっています。

ーー積極的に遊んでくれるパパはとてもうらやましいなと思いますが、家事や育児において、パパ・ママのバランスはどれくらいでしょうか?

ゆーぱぱ あまり線引きはないというか、お互いに、常にそのときにできることをやっています。ただ僕は服をたたむ作業がどうしてもダメでして……一生懸命やっているんですが、畳み直させてしまうと本当に申し訳ない気持ちになりますね。一方で、先ほどのパーティ系は僕が好きなので勝手にやっています。

ーー出産前後で取り決めなどは特になかったんですね。

ゆーぱぱ そうですね。夫婦2人のころは「飲み会に行ったら◯時までに帰ろう」みたいなちょっとしたルールがありましたが、だんだんなくなっていきました。妻はお酒が好きで飲みに行きますが、門限も特にないですし、逆に僕が東京に出てくるときもすぐに「いいよ」と言ってくれます。お互いに尊重しすぎているのかな……? と思うくらいですが、それぞれがストレスフリーでいるためにいい塩梅で生活できているのかなと思います。

「根底には、妻がひとりで家事・育児をやっていた時代の感謝や、出産への感謝があります。その気持ちは妻に対してずっと持っています」と語るゆーぱぱさん
「根底には、妻がひとりで家事・育児をやっていた時代の感謝や、出産への感謝があります。その気持ちは妻に対してずっと持っています」と語るゆーぱぱさん

ーー育児での役割分担はありますか? よく「叱る係」を設けがちですが、おふたりとも怒ったりしなさそうです。

ゆーぱぱ たしかにあまり怒らないです。子どもがもっと小さいころは妻が怒ってくれていましたが、最近はとても優しいです。むしろ僕がちょっと小言を言っちゃってますね(笑)。

ーー怒りたくなるとき、どんなふうに自分の感情をコントロールしていますか?

ゆーぱぱ 以前、子どものケンカの仲裁に入って巻き込まれたことがあったんですが、そういうときに「自分が解決しなくていい」と思うようにして距離を取るように意識しています。そうすると5分後くらいには落ち着いていたりするので。抑えなきゃ! と思うと全員が感情的になってしまうような気がして、だからあえて距離を取る。そうすると怒らなくなりました。
あとは、子どものリスペクトを欠くわけではありませんが「しょうがない、子どもなんだし」という前提を持つようにしています。自分の子ども時代だってダメダメだったし、そう思うと「怒れないよなあ。よくやってるよ」と。

ーーつい怒ってしまい、後悔したことはありますか?

ゆーぱぱ 怒鳴ったりはしませんが、つい小言を言ってしまいそうになるときは、自分のスイッチが入る前に別の部屋などに移動するようにしています。

ガミガミ言ってしまったあとに後悔するのは、親のあるある/『ゆーぱぱの育児フルスロットル』Vol.64(2023年11月30日配信分)より

ゆーぱぱ あとは、自分の機嫌を取ることを意識しています。自分の心に余裕を持つことで子どもにも余裕を持って接することができるので、たとえばハーゲンダッツを食べ始めるとか、急に掃除機をかけ始めるとか。もちろんうまくいかないときもありますけどね。

雨に喜び、パパに無邪気な愛情を向ける「子どもの感性ってすごい」

ーー女の子2人を育てる上で、意識していることはありますか?

ゆーぱぱ こちらが話すとき、言葉の選び方に気をつけないとなと思っています。あと、甘やかしと優しさのバランスが難しいなと実感しています。この前、長女と普通に会話していたとき、ちょっと気に食わないことがあったようで急にキレた瞬間がありました。原因は「つむ(次女)ばっかり!」というところにあるようでした。だからと言って長女を甘やかすのはちょっと違いますし、その辺のバランスというか、本人も父親との距離感をすごく意識しているように思います。
一方で次女は性格が違うので、それぞれに適した対応ができるようにと考えています。

ーーきょうだいって、好みから性格までまったく違いますもんね。

ゆーぱぱ そうなんですよね。長女はアウトドア派だけど次女はインドアで、行きたい場所も違うので、折衷案を見つけることに尽力しています。そこにママも加わると、ママは子どもが楽しめるエリアよりも「おいしいものが食べられればいい」というタイプなので、買い物しておいしいものを食べて、子どもたちが行きたい場所に行って……とやっていると、だんだん自分の欲がなくなってくるんですよね(笑)。自分が欲しいもの、やりたいことってなんだっけ……と、見失っているかもしれません。

ーー子どもの成長ともに、そのつど新たな悩みが浮上しますね。

ゆーぱぱ 最近は結構壁にぶち当たっているように思います。それまでは「お菓子マン!」とかやっておけば盛り上がったし、「宿題やりたくない」とぐずったら外で鬼ごっこして帰ってきたらやる気になったりしていました。けれど最近は、「どうせこのあと宿題やるんでしょ?」と見抜かれる。

「子どもが言うことを聞かない」という普遍的な悩みに、ゆーぱぱさんはフラットに考えることを意識している
「子どもが言うことを聞かない」という普遍的な悩みに、ゆーぱぱさんはフラットに考えることを意識している

ゆーぱぱ 親としては「こうしてほしい」という思いがありますが、できることには限度があるし、子どもとはいえ自分とは別の人間なので、最終的には子どもたちの選択になるから、その辺は切り分けて接していこう……とは思っています。
ほかにも、習いごとを始めて「行きたくない」というときってあるじゃないですか。

ーーあります! 悩みますよね。許容するかムリにでも行かせるか。

ゆーぱぱ うちは、行ったら行ったで楽しんで「行ってよかった」になるので、どうにか行かせる工夫はするんですが……。

ーーどうやって行かせる方向に持っていきますか?

ゆーぱぱ 最近は次女が「ピアノに行きたくない。辞めたい」と言い始めて、ピアノの先生に相談すると「もったいないから、1年は続けたほうがいい」と言われまして。「そうだよな」と思って、僕が弾き始めました(笑)。「パパも練習しようかな」と言って一緒に練習する姿勢を見せていたら、やるようになったんですよ。

ーーおお! 成功したのですね! 正直、親としても時間がないし、面倒くさいと思ってしまいそうですが、そうならないのがすごいです。

ゆーぱぱ 言っちゃえばそうなんですが(笑)、本当に面倒くさいか? と自分に問いかけると、僕は心の奥底で「ピアノを弾けるようになりたい」と思っていたんです。「『戦場のメリークリスマス』を弾けたらかっこいいな」「結婚式でお父さんがピアノを弾くって、なんかいいな」とか。そういうところからちょっとやってみようと思った次第です(笑)。

ーー一方で、これまででグッときた子どもの感性についてお聞きしたいです。

ゆーぱぱ たくさんありますが、親としては「うわあ……」と思うことが、子どもから見たら「ラッキー!」となる瞬間です。たとえば土砂降りの日にディズニーシーに行ったときです。今は営業を終了しているアクアトピアというアトラクションが、雨が降っていたからすごく空いていたんですよ。僕は「やめとこうよ」と思ったんですが、子どもたちはノリノリで4、5回乗りまして。

子どもにとっては雨自体がアトラクション/『ゆーぱぱの育児フルスロットル』Vol.31(2022年5月12日公開分)より

ーー屋外のアトラクションですよね!?

ゆーぱぱ そうなんですよ。屋内のアトラクションにも乗りましたが、その日一番の笑顔がアクアトピアで、わからないもんだなあ……と思った出来事でしたね。
あとは、次女の話になりますが、「つむが小3になったら、お姉ちゃんは小学校を卒業しちゃうね。寂しいね」という話をしていたとき、「パパと一緒に学校に通えたらいいのに」と言い始めたんです。それは”パパとして”ではなく、”パパも同級生として”一緒に遊んだり登校したい、ということを言っていまして。すごい! そんなことを考えているのかー! と、思わず抱きしめました。

次女のつむちゃんは、とにかくパパが大好き!/『ゆーぱぱの子育てそんなことある!?図鑑』より
場所はともあれ……子どもの何気ない愛情に胸が締めつけられる、かけがえのない瞬間/『ゆーぱぱの子育てそんなことある!?図鑑』より

ーー最後に、子育てにおいて「やっていてよかったな」と思うことはありますか?

ゆーぱぱ やっぱり「漫画を描いていてよかったな」と思います。俯瞰する癖がついたこともそうですし、漫画を描いたことがきっかけでいろいろな子育ての価値観を知ることができて、狭かった視野が広がりました。子どもと一緒に絵本感覚で読み返す楽しみ方もできますし、アルバムとして思い出を振り返ることもあり、「人生が変わったな」と実感します。
この本も、いろいろな方に読んでほしいなと思います。子育てを終えた方、これからの方、単純に漫画が好きな方……描き下ろしもがんばって描いたので、手にとっていただけたらうれしいです!

(取材・文:有山千春、撮影:佐藤登志雄、取材協力:KADOKAWA)

書籍詳細

\くすっと笑える子育てあるあるに40万人以上が大共感!/

SNS総フォロワー数40万人以上、2児の父であるゆーぱぱさんが描く、子育て中の「そんなことある!?」を集めた一冊。書籍『ゆーぱぱの子育てそんなことある!?図鑑』(著:ゆーぱぱ/KADOKAWA)には、きっと「これ、うちでもある!」と共感するエピソードが満載です。

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