便利なキッチンツールに変身? 割り箸を使った裏技6選
コンビニでお弁当を買ったとき、家族で出前を取ったとき、ついてくる割り箸。特に出前の場合、少し多めに入っていることも多いので、家で余った割り箸をストックしている、という方も多いのでは? この割り箸をもっと使えるツールに変身させるために、裏技を紹介していきます。
割り箸で瓶の栓を抜く裏技
旅行先のホテルで、買ってきた瓶入りのドリンクを飲みたいなと思ったとき、「あ! 栓抜きがない!」と気づいて慌てたことはありませんか? 日本のホテルはアメニティも充実していて、ない場合もフロントに電話すれば大概のモノは借りることができますが、問題は海外旅行に行ったとき。気軽に借りることができずに困ってしまいますよね。
そんなときに使えるのが、割り箸なんです。ここでは割り箸はふたつに割らず、そのままの状態で使用します。
まず、利き手ではないほうの手で、瓶の栓に近い部分をしっかりと握ります。利き手で割り箸の根元部分を栓の縁に引っ掛け、テコの原理を活用して押し開けます。割り箸を使えば、女性の力でも比較的簡単に栓を抜くことができますよ。
割り箸で練りチューブを絞る裏技
貧乏性かもしれませんが(笑)、歯磨き粉や洗顔フォームはギリギリまで使いたいタイプ。「残量が少なくなってきたな」と思ったら、遠心力を使いチューブをブンブンと降って中のものを寄せるなどしてなんとか使っていますが、それでは対処しきれなくなったときは割り箸を使って押し出して使います。
割り箸を割り、チューブの先端(取り出し口ではないほう)を挟んで、ギュッギュッとスライドするようにして中身を押し出します。歯磨き粉や洗顔フォーム以外にも、チューブ式の調味料にも使えますよ♪
割り箸でシャンパンの気泡を復活させる裏技
これは私が以前雑誌の編集の仕事をしていたときに知った裏技です。以前シャンパンのタイアップ広告を作っていたのですが、気泡はシャンパンにとって欠かせない存在。これが弱いとあまりおいしそうに見えないんですよね。しかし撮影がおしてしまうと、最初はしっかり気泡が立ち上っていたシャンパンも、炭酸が抜けてきて弱々しくなってしまい……。そんなときに使えるのが割り箸なんです。
きれいな割り箸を、シャンパンを入れたグラスの中に入れてみてください。すると途端に気泡が復活! 今はインスタグラムの流行などで写真を残す機会も多いかと思うので、ぜひこだわりがある方は使ってみてくださいね♪ また、味が変わってしまいますが、塩をひとつまみシャンパンに入れても気泡が復活しますよ。
割り箸でワインの味をランクアップさせる裏技
ホームパーティに欠かせないワイン。筆者はお酒が大好きなので、何か祝い事や少し嬉しいことがあったりすると「自分にご褒美」と名目を作って(笑)、よくワインとチーズを買ってきています。けれど、日常的に飲むものは1,000円前後のリーズナブルなワインがメイン。しかし安いものは鼻に抜ける香りがないんですよね(ものによっては悪酔いをしてしまうことも)。
そこで割り箸を少しワインの中に入れてみてください。樽で熟成される高級ワインは、実はほんのり木の香りがするのです。自宅で樽の中に入れて保存するのは無理なので、少しでも木の香りをつけるため、割り箸を入れてしまおう! というもの。ちょっと贅沢なワインタイムにするために試してみる価値あり!?
割り箸でとうもろこしを美しく食べる裏技
旦那も息子も大好きなとうもろこし! 旬な時期にはお安く手に入るので、買い物に行くたびに買っていました。がぶりと丸かじりをして食べるというよりは、茹でて実だけそぎ落とし、そのまま食べるか、茹でずに実と芯を炊飯器にいれて、お米と一緒に炊いてとうもろこしごはんを作ることがほとんど。
しかし、この実を削ぎ落とすのに一苦労。包丁を使うと、硬い芯の部分まで一緒に取れてしまい、うまくいかなことも多かったんです。そこで使えるのが割り箸! なるべく先のとがっている割り箸をとうもろこしの先端に差し込み、少し力を込めてググッと下まで削ぎ落とします。スーーーッと実が取れて行く様は気持ちいいですよ〜!
割り箸でささみの筋をスルッと取る裏技
シソや梅肉、チーズなどを鳥ささみで巻いて焼くレシピが大好きで、よく作ります(安いですしね!) 。
しかし、面倒なのがひとつ。それは鳥ささみ肉のスジ取りです。そんなとき、割り箸を使って鳥ささみ肉のスジをきれいに取る方法があるんです。
やり方はとっても簡単♪ キッチンペーパーでスジをつまんでから割り箸でスジを挟み、そのまま引っ張って取ります。きれいに取れて、あれだけイライラしながらやっていたスジ取りが嘘みたいに楽な作業になりました(笑)。
まとめ
お弁当を食べる以外にも、割り箸には使いどころがたくさん! 今回は6つの裏技を紹介してきましたが、お家の引出しの中に割り箸が眠っているならもっと活用してみてくださいね。