コストコの人気チーズケーキ「トリプルチーズタルト」のアレンジと保存方法
コストコのベーカリーコーナーで大人気の「トリプルチーズタルト」。その驚くべきコスパの良さは、コストコでもトップクラスではないでしょうか。あまりに大きなサイズで食べきれないという場合の保存方法や、楽しみ方を知れば、より一層このチーズタルトの魅力にはまってしまうかも!
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
月に1~2回の頻度でコストコに行く私ですが、毎回のように夫にリクエストされるのが「トリプルチーズタルトを買ってきて」。さすがに毎回購入はしないのですが、年に何度かはリクエストにこたえています。
もともと家族みんなチーズケーキが大好きなのですが、何度も食べれば飽きてしまうはず。でもこのチーズタルトは全く飽きず、みんな大喜び。正直、アメリカンな甘さで食べるのが大変……と思うスイーツもコストコでは遭遇してきましたが、チーズケーキだけはコストコに行き始めてから今まで何度もリピートし続けています。
試食もほぼ毎回行くたびに行われているくらい、コストコでもイチオシの商品ですが、まだ味わったことのない方や、魅力をもっと知りたい方のために、今回は「トリプルチーズタルト」についてご紹介していきます。
コストコ「トリプルチーズタルト」とは?
コストコの大人気定番商品の「トリプルチーズタルト」は、ベーカリーコーナーにあります。大きくて食べ切れなさそうだから……と購入したことがなくても、試食で味は知っている方も多いのではないでしょうか。
我が家がコストコに行き始めた頃は、こちらのスフレチーズケーキが定番商品でした。こちらも濃厚な味のチーズケーキで家族みんな大ファンだったため、2016年に入れ替わった時にはちょっとショックでした。
ところが試しに新しいチーズタルトを購入したところ、もっと美味しいではありませんか! さすがコストコ、改善を常にしているんだな~と、今度はトリプルチーズタルトのファンになりました。
■原材料
ナチュラルチーズ、乳等を主原料とする食品、砂糖、卵、小麦粉、ショートニング、ナパージュ、脱脂粉乳、食塩、糊料(増粘多糖類、加工デンプン)、乳化剤、pH調整剤、酸味料、保存料(ソルビン酸K)、香料
(原材料の一部に大豆を含む)
1番たくさん入っているのがナチュラルチーズ。マスカルポーネチーズを含む3種のチーズを使用しているからトリプルの名前が付いています。
■正味量
1,322g
■価格
1,280円(税込)
写真ではわかりづらいと思いますが、見たことがある方なら、その大きさは近隣スーパーやケーキ屋さんでは、まず見ないサイズであることは、お分かりになるかと思います。正味量が1,322gなのですが、これも数字だけ見てもわかりづらいかもしれません。1㎏を軽く超える量のケーキと考えた方がわかりやすいでしょうか。すでにケーキの重さの単位ではないですよね(笑)。
タルト自体の直径を計ってみたところ27cmほど。ケーキのサイズで言うと9号がちょうどその直径になります。ちなみにケーキのサイズは1号を3cm(1寸)で表しているので、4号=12cm、5号=15cm、6号=18cm、7号=21cm、8号=24cmとなります。通常ケーキをホールで購入するとしたら一般的に多いサイズは5~6号くらい。5号で4~6人分と考えられています。チーズタルトの9号だと12~14人分です。
ほとんどのケーキ屋さんでは7号以上のサイズは店頭に並ばず、特注しないと購入できないのではないでしょうか。同じくケーキの型も4~7号までならよく見かけますが、9号サイズなんて品揃えのいい専門店か注文しないと手に入らないくらい見ないサイズです。
我が家はいつも16等分にカットするので1切れ当たり80円! ケーキ屋さんのケーキは1切れ300~400円ほどだと考えると激安ですね! 16等分にしても濃厚なので十分満足でき、むしろそれ以上食べると苦しくなって後で後悔します。
容器がリニューアル
なんで容器に注目!? と思われるかもしれませんが、この容器が良いんです。2018年にベーカリーコーナーのたくさんの人気商品の容器がリニューアルされました。それまでは上記のスフレチーズケーキ同様のボール紙の箱にラップをした方法でしたが、残念ながら以前の包装では、1度開封してしまうとラップをかけ直すのがうまくできず困っていました。でも今の容器はカチッと蓋が閉まり、とても便利。乾燥もきちんと防げ、余計な手間とごみが減りました。
タルト自体はアルミ皿に入っています。
コストコ「トリプルチーズタルト」の味は?
さて1番肝心なのは味。いくら安くても美味しさがいまいちでは、コストパフォーマンスが良いとは言えません。
チーズケーキ部分はしっとりクリーミーで濃厚ですが、重すぎず食べやすい味になっています。アメリカンな甘さと心配する方もいるかもしれませんが、そんなこともなく美味しいです。1度食べたら当分食べたくない、といった味ならリピートはしません。チーズ自体が苦手な人にはおすすめしませんが、そうでないならぜひ食べてみてください。
そして、スフレチーズケーキにはなかったタルト部分が、これまた美味しいんです。ザクザクとした食感で塩気があるタルト生地が、甘く酸味のあるチーズケーキと相性抜群! もしタルト生地が甘かったらしつこくなっていたかもしれませんが、甘味と塩味のバランスがちょうどいいんです。
この美味しさで1切れ80円はかなりお得! 驚愕のコスパの良さです。
コストコ「トリプルチーズタルト」の保存方法
■消費期限
製造日含め3日間
■保存方法
要冷蔵4℃以下
美味しく食べられる期間を表す「賞味期限」とは違い、「消費期限」は安全に食べられる期間を表しています。このチーズタルトは消費期限が3日間なので、この間に食べ切らないといけません。
我が家は6人家族な上、チーズケーキ大好きで続けて食べるのも全然平気。3日間で食べきるのは全く問題ありません(むしろもっとあればいいのにといわれるくらい)。ですが、日本の一般家庭で、このサイズを3日間で食べきるのはやはり難しいのが実際のところです。
もし、3日間で食べきれそうもない場合には冷凍保存をしてみてください。冷凍ならもっと長い期間保存できるので安心です。
冷凍保存する場合は、通常のカットケーキの形だとスペースの無駄が出て保存しにくいので四角くカットするのがおすすめです。我が家はいつもは期間内で消費してしまうので冷凍保存し損ねるのですが、時々なくならないうちに冷凍保存しています。この半分にカットしようとしたら、小さ過ぎるとみんなに反対されたので、スティックケーキの様な形状に。
カット後は1つ1つラップに包みます。柔らかいので優しく扱ってくださいね。
あとはジップロックに入れて冷凍庫へ。1カ月程度で食べてください。
細長くなくても四角い形なら詰めやすいです。お好みで大きさや形は選んでください。
解凍は自然解凍でOK! 冷凍庫から出して1時間もすれば(季節によりますが)柔らかくなります。このチーズケーキの良いところは、冷凍して解凍しても美味しさがほとんど変わらないところ。冷凍したら美味しくなくなる、と言って冷凍するのを反対した夫も、実際食べてみて美味しいと言っていました。
冷凍保存するメリットは、長く保存できることだけでなく、時間はあまりないけれど、スイーツが何か欲しいときにとっても便利なこともあるんです。
ただし、カット後はこんな状態になってしまいます。残念な見た目に初めはガッカリしていた夫ですが……実際はタルト部分も好きなので「美味しい~」と言って食べています。
コストコ「トリプルチーズタルト」の楽しみ方5種
そのまま食べても美味しいチーズタルトですが、ちょっと違う楽しみ方もしたいという方のために、いくつかの楽しみ方アイデアをご紹介します。
デコレーション
チーズケーキと酸味のあるフルーツは相性抜群ですね。コストコにはブルーベリーやラズベリーが大きなパックで販売されていますが、たまには贅沢にたくさん乗せて食べてみてはどうでしょうか。
もちろん生クリームもプラスして。ただし、チーズタルト自体が濃厚なので、生クリームは控え目にした方が食べやすいかと思います。
フルーツソース
フルーツソースやジャムを添えて食べるとまた違った味わいに。
半解凍
冷凍保存した時に、半解凍の状態で食べるのもおすすめ。夏場は冷凍庫から出してすぐにかじって食べてしまうことも。これがまた美味しいんです♡
ジャースイーツ
ちょっと崩してしまいますが、ガラス容器にフルーツやクリームと一緒にチーズタルトを詰めてジャースイーツに。チーズケーキを一から作ると大変ですが、これなら簡単にすぐ作れます。
チーズケーキアイス
始めからチーズタルトを崩して、フルーツソースやジャムと和えて冷凍してアイスにするのも美味しいです。半端に残ってしまったときに作ってみてはどうでしょうか。
かなりリッチな味のアイスになりますが、激安でできます。時々タルト生地が出てきてクッキー入りのアイスみたいで、これまた美味しいです。
まとめ
コストコのトリプルチーズタルトはびっくりするほど激安なのに、味も美味しくて申し分のないコスパの良さです。大き過ぎて消費できないと心配な方は、冷凍保存をしても美味しく食べられるので試してみてください。そのまま食べても濃厚でチーズの美味しさを堪能できますが、ちょっとアレンジしても、また違う楽しみ方もできます。特に酸味のあるフルーツとの相性は抜群ですよ。