「収納スペース不足」「使い勝手が悪い」は、突っ張り棒収納で解消!
お家の中を見渡したときに、「ここに収納スペースがあったらいいなぁ」と思ったことや、「どうも使いづらい」と感じる場所はありませんか? けれども、新たに家具や収納用品をプラスするほど、スペースも時間も余裕はない……。そんなときは、突っ張り棒が便利です。今回は、突っ張り棒を使って便利になったいくつかの例をご紹介します。
デッドスペースを便利な場所にしてみよう!
こんにちは。ライフオーガナイザー®の佐藤美香です。
突っ張り棒の魅力といえば、何といっても狭いスペースを有効に使えることではないでしょうか。種類も多く、手軽に手に入るので、気になったときに行動移しやすいのもうれしいですよね。わが家では、クローゼットや洗面所など、毎日頻繁に使う場所で突っ張り棒が大活躍しています。
クローゼットの壁面を有効利用
扉の形状にもよりますが、クローゼットの左右はデッドスペースになりがちです。ドアの開閉に邪魔にをしない範囲で収納スペースを確保したい場合、突っ張り棒はとても便利! わが家では、突っ張り棒に結束バンドでネットを固定し、アクセサリーやベルト類の収納に使っています。
洋服のすぐ横で選ぶことができるので、とっても便利です。また、ネットをプラスしたことで、長さの違うものなども見渡しやすくなりました。
他にも壁面を便利に使う技をご紹介していますので、こちらの記事も併せてご覧ください。
洗濯・お風呂グッズを一括管理
洗面所の狭いわが家では、洗濯の際に使うハンガーや、お風呂洗いに使うブーツなどの収納が悩みのタネ。ですが、お風呂のドア横の奥行数cmのスペースも、突っ張り棒を活用すれば、立派な収納スペースに早変わりします。
ここでも、合わせ技で収納力をUPさせています。写真右上は、キッチン用の吸盤付カゴの吸盤を外し、吸盤が差し込まれていた穴に、結束バンドを通して固定したもの。このカゴがあるおかけで、邪魔になりやすいブーツや、細かなものも収納できるようになりました。
また、洗濯の際に頻繁に使うハンガーも、サッと取れて戻しやすいので助かっています。
奥行きがある場所は、スペースを分けて使いやすく
奥行きはあればあったで、何をどう収納すれば良いのか迷ってしまうもの……。手前には「よく使うモノ」、奥には「滅多に使わないモノ」など、スペースを分けて考えると使いやすくなりますよ。
わが家では、階段上にあたる場所に、奥行き80cmほどの腰高収納があります。そのため、手が届きにくい奥には、突っ張り棚を設置して、冠婚葬祭で使う小物や思い出ボックスを収納しています。
手前には、突っ張り棒を設置し、スーツなどを収納しています。
(衣類の収納に使う場合は、耐荷重をご確認ください)
スペースを分けて使えるようになったことで、グッと楽になりました。
ちょっとした目隠しや気分転換に
ちょっとだけ隠したい場所の目隠しや、小窓の印象を変えたい時など、突っ張り棒を使って好みの布やカーテンをかけるのもおすすめです。
3階建てのわが家では、階段の小窓にカーテンをかけています。季節や気分に合わせて、気軽に模様替えできますよ。
手軽にできる模様替えについては、こちらをご覧ください。
また、ストック品置き場などはゴチャゴチャして見えがちなので、目隠しするのもいいですよ。
仕切りとしても、便利に使える突っ張り棒
モノが混ざらないように仕切りとして使うのにも、突っ張り棒はとっても便利。
例えば、本棚。
子どもが管理しやすいように、よく読む絵本をリビングの一角に置いていますが、読みたがる本も変わるので、突っ張り棒の仕切りはフレキシブルに対応できて使いやすいです。
また、引出しの中の仕切りにも。
もともと小さい引き出しの場合、ちょうどよい大きさのボックスがないなんてことも……。突っ張り棒で仕切っておけば、中身を使った後に戻すときも分かりやすいですよ。
まとめ
「どうも使いづらい」そう思っても、忙しい毎日では見過ごしてしまいがちです。また、「ここに収納スペースがあったらいいなぁ」と思っても、大がかりなDIYや、計測してピッタリの収納用品を購入するとなると、なかなか取りかかれません。けれども、ストレスは小さなうちに解消しておける方がいい! ぜひ、気軽にできる突っ張り棒収納、試してみてくださいね。