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2021年10月23日 16:00 更新

【医師監修】妊娠初期症状<みんなの体験談>起こる時期・生理前との違いは?

妊娠初期には「どんな症状が」「いつごろから」起こるのでしょうか。ママ381人に、妊娠初期症状について聞いたアンケート結果を紹介します。妊娠により起こる体調の変化はさまざまで、症状や程度は個人差が大きいですが、妊娠初期に起こる可能性があるものとして参考にしてみてくださいね。

<体験談>みんなの妊娠初期症状はどんな感じ?

吐き気がある女性

妊娠したことのある女性381人に聞いた、「妊娠初期にあった症状や体調の変化」を紹介しします(順不同、抜粋)。

吐き気

だるさ、微熱

その他

<アンケート結果>妊娠初期症状はいつから始まった?

カレンダーを持つ女性
Lazy dummy

人によってさまざまなものがある妊娠初期症状ですが、だいたいいつごろから現れるものなのでしょうか。

多かったのは「生理予定日ごろ」

妊娠初期の症状や体調の変化はいつごろから始まりましたか?

381人のうち、219人は覚えていなかったり、詳細不明でした。はっきりした時期を覚えていた162人の回答で時期を分類したところ、「妊娠4週、つまり生理予定日ごろ始まった」が最多、ついで、「生理予定日より前」「妊娠5週ごろ(生理予定日の翌週)」という結果になりました。

妊娠初期症状が始まった時期のグラフ

妊娠初期の可能性がある症状

疑問がある女性のイメージ

アンケート結果の抜粋でも紹介したとおり、妊娠初期症状には「吐き気」や「だるさ、微熱」などさまざまなものがあります。

吐き気、頻尿、眠気などさまざま

妊娠初期に起こる可能性がある症状には、以下のようなものがあります。

生理が遅れる/生理以外の出血/基礎体温が高いまま/おりものが増える/乳房のハリ、痛み/つわりがある/食欲、味覚・臭覚の変化/おしっこの回数が増える/便秘になる、ガスが出やすい/眠気・だるさの症状/微熱、風邪っぽさ/むくみ/感情の変化(うつ状態)が見られる/頭痛/めまい/腰痛 など

こうした症状がなぜ起こるのか、詳しいことはよくわかっていないことも多いのですが、おもに妊娠によるホルモン分泌の変化などが関わっていると考えられています。

自覚症状がない人も

ただし、妊娠していたとしてもとくに体調の変化を感じない人もいます。生理の遅れにしても、もともと生理周期が狂いがちだったり、無月経気味の人では、妊娠によって生理が来なくても変化を感じにくいでしょう。

まれなケースでは、出産まで妊娠していることにすら気づかない場合もあります。症状だけで妊娠の有無に気づくのは難しいこともあるのです。

妊娠初期症状と生理前の症状は違う?

疑問のイメージ

妊娠した時と生理前を「症状」で見分けることはできるのでしょうか。

症状だけでは見分けられない

さきほど紹介した妊娠初期に起こる可能性がある症状の多くは、実は生理前に不快な症状を起こす「月経前症候群(PMS)」によっても起こる可能性があります。

そのため、妊娠したかどうかを症状だけで見分けるのは難しいのです。何か思い当たるきっかけに気づいたら「妊娠検査薬」で検査して、妊娠の可能性が高いかどうか調べることになります。

妊娠に気づいたきっかけ

妊娠検査薬を使うにしても、何かきっかけが必要ですよね。先輩ママは何をきっかけに妊娠に気づいたのでしょうか。

妊娠に気づいたきっかけは何でしたか?

妊娠に気づいたきっかけのグラフ

生理の遅れ

吐き気があった

着床出血があった

基礎体温の変化

なんとなく体調不良

妊娠に気づいた時期

また、妊娠に気づいた時期についても聞きました。

妊娠に気づいた時期を教えてください

妊娠に気づいた時期のグラフ

妊娠に気づいた時期は、過半数の人が「妊娠2ヶ月(妊娠4~7週)」でした。なお、妊娠4週が生理予定日の週、妊娠5週は通常タイプの妊娠検査薬を使用できるようになる週です。

◆アンケート情報 2021年9月23日~2021年9月30日 調査対象:マイナビニュース会員、既婚女性 調査数:381名の結果から抜粋
調査方法:インターネットログイン式アンケート
※マイナビニュース会員とは、Tポイントが貯まるアンケートやキャンペーンの参加、メールマガジンの購読などができる「マイナビニュース」の会員サービスです。(https://news.mynavi.jp/lp/2018/present/present/register_campaign/

※ここで紹介した方法と結果は、個人の体験によるものです。記載の方法を推奨したり、結果を保証するものではありません。

妊娠初期症状があったらすること

妊娠検査薬
Lazy dummy

症状だけでは、妊娠の有無を知ることはできません。「もしかして?」と思ったら、妊娠検査薬を使ってみましょう。

妊娠検査薬で調べる

妊娠検査薬には、生理予定日の1週間後から使用できる「通常タイプ」と、生理予定日の週から使用できる「早期妊娠検査薬」があります。

それぞれ使用開始時期の推奨があるのは、それより早く使ってしまうと(フライング検査)、正しい結果が得られない場合があるからです。とくに、推奨時期より早く使用して「陰性」だった場合は、実は「陽性」の可能性もあるので、適切な時期に再検査するのを忘れないようにしてください。

産婦人科を受診する

妊娠検査薬で「陽性」が出たら、産婦人科を受診して超音波検査を受け、妊娠を確定してもらいましょう。

もし、フライング検査に限らず、一度「陰性」と判定されたけれどやはり生理が来ない場合は、もう一度、検査してみてください。意識して早めに検査したわけでなくても、ストレスなどで実は排卵日が遅れており、結果的に検査時期が早すぎて、陰性になってしまったということもあるからです。再検査で「陽性」が出たら、受診してください。

また、再検査で「陰性」の場合も、無月経が続くならやはり受診してくださいね。

まとめ

青空と女性
Lazy dummy

みんなが体験した妊娠初期症状は、どんな感じでいつから始まったのか、妊娠に気づいたきっかけは何だったのかなど、実際に経験したママの声をもとに紹介しました。

妊娠初期症状は個人差が大きいので、ここで紹介したものが必ずしもすべてではありません。でも、起こるかもしれない症状を事前に知っておけば、可能性のある体調変化があったときすぐに妊娠検査薬を使うことができますよね。

妊娠検査薬が使える時期になるまでは落ち着かない日々が続きますが、ここで紹介した内容は多くのママに回答してもらったアンケート結果なので、ぜひ参考にしてみてください。

(文:マイナビ子育て/監修:齊藤英和 先生)

※画像はイメージです

※本記事は子育て中に役立つ情報の提供を目的としているものであり、診療行為ではありません。必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。本記事により生じたいかなる損害に関しても、当社は責任を負いかねます

  • 本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。

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