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2022年02月14日 12:05 更新

自律神経のバランスを整えるストレッチ|リラックス効果抜群のおすすめ方法3つ!

疲れやすい、眠りが浅い、下痢や便秘になりやすいなど、身体のちょっとした不調には、自律神経が影響しているかもしれません。自律神経を正しく働かせるために効果的な方法の1つにストレッチがあります。今回はその理由とおすすめの方法について、紹介していきます。

自律神経の乱れにストレッチが効果的?

ベッド上でストレッチする女性

自律神経を整えることが身体の不調を解消するために大切だとよく言われますが、ストレッチはそれとどのように関係するのでしょうか? 

自律神経とは|交感神経と副交感神経のバランス

「自律神経」は末梢神経の1つで、意思に関係なくさまざまな刺激に反応して身体の機能を調節しているものです。たとえば「汗が出る」などは自律神経の働きによっています。

この自律神経は交感神経と副交感神経に分けられ、この2つは逆の働きをしながらバランスを保っています。交感神経は身体を活発に動かすときに、副交感神経は身体を休めるときに働きます。大まかにいうと、昼間は交感神経が強く、夜間や睡眠時は副交感神経が強くなっているのです。

自律神経が狂う要因|ストレス・生活習慣

交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうと、眠れない、疲れがとれない、下痢・便秘、冷えなど、さまざまな身体の不調を招きます。その要因を1つに特定することは難しいのですが、生活習慣やストレスが影響していると考えられています。

たとえば、夜遅くまで働いていたりして昼と夜の区別がつきにくい生活を送っていると、睡眠の質が低下し交感神経が優位となる時間が増え、本来の自律神経のバランスが乱れてしまうのです。

ストレッチのメリット|リラックス効果

崩れてしまったバランスを整えるために、副交感神経が上手に働くようにする生活習慣を取り入れていきましょう。おすすめはストレッチです。ストレッチは身体の柔軟性をよくする運動であるのはご存じかと思いますが、実はリラックス効果もあるのです。身体を動かさずに伸ばす「静的ストレッチ」を行うことで副交感神経の働きが優位になりやすいとされます。

タイミングとしては夜がおすすめです。夜間の交感神経から副交感神経への切り替えをストレッチでスムーズにしてあげましょう。ストレッチによって血流も増えるので疲労回復の効果もあります。夜に行うことで翌日の活動にもプラスになってくれますよ。

ストレッチを行うときには以下のポイントもぜひ意識しましょう。
●呼吸を止めずに伸ばす
●勢い(反動)をつけない
●気持ちいい程度の強さで
●伸ばしている筋肉を意識する


なお、夜間(寝る前)のストレッチについては、以下の記事でも紹介しています。こちらも参考にしてください。
▶寝る前のストレッチのコツとやり方

リラックスできるストレッチ3選

ストレッチにもさまざまなものがありますが、副交感神経の働きを高めてくれるのはリラックスできるゆったりとした動きのもの。加えて呼吸がポイントになります。おすすめをピックアップしたので試してみてくださいね。

1.ヨガでリラックスする全身ストレッチ

一つひとつのポーズをじっくり時間をかけてストレッチしていきます。首や腰、背中、足首やもも裏、お尻などをほぐしたら、最後は全身で脱力を感じましょう。


動画作成:Yoga With Arisa @ Earth yoga さん

2.ヨガの呼吸法を体感するストレッチ

こちらはリラックスできるヨガの呼吸法を体感できる、やさしいストレッチです。寝る前にベッドの上で行ってもOK。身体の力を抜く心地よさを味わってください。


動画作成:anri yoga さん

3.ストレス解消ストレッチ

こちらも呼吸を大切にしながら行うストレッチです。肩回りや体側、腰周りや太ももなど、全身を静かに伸ばしていきますよ。


動画作成:WORKOUT for beauty さん

まとめ

現代生活には自律神経が乱れる要因が少なくありません。ストレッチにはリラックス効果があり、自律神経のバランスを整えてくれます。生活習慣の1つにストレッチを加えて、一日の終わりに身体と心がリラックスする気持ちよさを感じてくださいね。

(文:マイナビ子育て編集部)

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