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2022年02月14日 12:00 更新

梨状筋のストレッチ方法は? 上手にほぐせる簡単なやり方3つ

普段、座っていることが多いと硬くなるのが梨状筋です。お尻に痛みやしびれを感じる人もいるかもしれません。そのような症状をやわらげるためには毎日のストレッチが大切になります。とはいえ、梨状筋の伸ばし方を知らない人も多いでしょう。そこで、わかりやすい3つのストレッチの動画をご紹介します。

梨状筋が硬くなることのデメリット

お尻の痛み 女性

身体が硬いと色々なデメリットがあるものですが、梨状筋が硬くなるとほかの筋肉とは少し異なる影響が出ることも。どのような悪影響があるのでしょうか。

坐骨神経痛の要因に

梨状筋とはお尻の奥にある筋肉です。股関節につながっていて、大腿骨の動きに関係しています。

 ■梨状筋は硬くなりやすい
現代生活では梨状筋はストレスを受けやすい筋肉の1つといえます。オフィスワークをしていると1日中座りっぱなしになりがちですが、座った状態だと股関節が動きません。あまり股関節を動かさない状態が続くと、梨状筋が収縮し硬くなってしまいます。デスクワークのほか、長時間の運転、運動不足も梨状筋を硬くする要因です。

 ■坐骨神経痛の要因の1つ「梨状筋症候群」
梨状筋が硬くなることで股関節の可動域が狭まることはもちろんですが、梨状筋の収縮の度合いが強いと、神経痛につながる可能性もあります。梨状筋は小さな筋肉ですが、狭いスペースにあるため周辺の神経、特に坐骨神経に影響を与えやすいためです。

坐骨神経は梨状筋に挟まれるように走っているため、硬くなった梨状筋によって圧迫を受けてしまいます。坐骨神経が圧迫されると股関節を動かしたときにお尻に痛みやしびれを生じたりしますが、この状態は梨状筋症候群と呼ばれ、坐骨神経痛の原因の1つにも数えられています。

慢性的な梨状筋の収縮が梨状筋症候群や坐骨神経痛につながるので、日頃からストレッチで柔軟性を維持することがとても大切です。

なお、坐骨神経痛の要因はさまざまで治療法も異なるため、坐骨神経痛が疑われる場合にはまず、医療機関を受診して診断を受けてくださいね。

坐骨神経痛のストレッチについては以下の記事でも紹介しています。
関連記事▶坐骨神経痛のストレッチ4選

梨状筋をほぐすストレッチ3選

お尻の奥にあるインナーマッスルの梨状筋は意識しにくいですよね。どうすれば伸ばすことができるのか、おすすめのストレッチ方法を3つ、ご紹介します。

1.座って行うストレッチ

座って行うストレッチの方法です。1分あればできる簡単な姿勢なので、1日1回続けやすいですよ。


動画作成:整体院和み-NAGOMI-土師和也 さん

2.立って行うストレッチ

こちらは立ったまま行うストレッチです。足の角度など、いくつかポイントがあります。梨状筋を伸ばす感覚がわかってくると、よりストレッチも効果的に行えるでしょう。


動画作成:ワークアウトパートナー井上大雅 さん

3.周りの筋肉も伸ばす3つのストレッチ

こちらは梨状筋だけでなく周りの筋肉も伸ばすというストレッチです。姿勢を変えながら3つのストレッチを行っていきます。


動画作成:晴々の健康チャンネル さん

まとめ

お尻の奥にある梨状筋は股関節の動きに欠かせませんが、日常生活で硬くなりやすい筋肉です。そうすると神経にも影響を与えやすいため、日頃から柔軟性を保ってあげることが大切。紹介したストレッチを参考に、ほぐしていってくださいね。

(文:マイナビ子育て編集部/監修:近藤可那 先生)

※画像はイメージです

関連記事▶ストレッチで硬いおしりを柔らかく!おすすめのおしりほぐし3選

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