【加湿器の代わりに!】家にあるもので手軽にできる! 部屋の乾燥対策6選
冬の寒さとともに、気になるのが乾燥。さまざまな乾燥対策をしている人も多いのではないでしょうか? 部屋の乾燥には加湿器が大変便利ですが、我が家のように持っていないというお宅もあると思います。加湿器がないからといって、乾燥対策を諦める必要はありません。我が家が実践している加湿器の代用術をご紹介します。
こんにちは。ライフオーガナイザー®️の門傳(もんでん)奈々です。
乾燥が気になる冬の季節。部屋の湿度をあげるには、加湿器がとても便利ですよね。しかし、実は我が家……加湿器がないんです。
我が家のように、加湿器がないというご家庭も多いと思います。だからといって、乾燥対策をしていないわけではありません! 加湿器がなくても、空気を潤す方法があるんです。
今回は、我が家で実践している、家にあるもので加湿器の代用をするアイデアを6つ紹介します。
冬の乾燥は危険! 適度な湿度とは何%?
空気が乾燥する冬の時期。乾燥すると喉はイガイガし、肌もガサガサになってしまい、あまりよくありませんね。そこで頼りになるのが湿度ですが、湿度はどのくらいあればよいのでしょうか?
厚生労働省の資料によると「室内では加湿器などを使って適度な湿度(50~60%)を保つとよいでしょう。」と記載されています。
乾燥してると…
室内が乾燥していると、以下のようなデメリットがあります。
1. ウイルスが繁殖しやすくなる
口や鼻の中が乾燥することにより、体の粘膜の防御機能が衰え、風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
2. 肌荒れや髪のパサつきが起きやすくなる
健康な肌や髪は一定の水分を保っていますが、乾燥することでこの水分が失われ、肌荒れを起こしたり、髪がパサついたりしてしまいます。
3. 静電気が起きやすくなる
空気中の水分は、静電気の放電にも一役買っています。それが、空気が乾燥することで自然に放電せずに物に帯電してしまい、人が触れることで一気に放電してしまいます。
そのほかにも、火災のリスクも高まることも……。乾燥対策をせずにいると、さまざま面でトラブルが発生しやすくなってしまうんです。
ちなみに、人は湿度80%以上になると不快に感じるようです。湿度が高いとカビも生えやすくなりますね。
適度な湿度、室温を保つことが大切です。
加湿器の代わりに使えるもの6選
加湿器がないからといって、乾燥対策を諦める必要はありません。家にあるもので湿度を保つ工夫をしてみてはいかがですか?
まずは、どのようなものが加湿器の代わりになるのかみていきましょう。
① 濡れタオル
フェイスタオルを1本、水が垂れないくらい、でも絞りすぎない程度に濡らします。
このタオルを枕元に置いたり、ベッドの脇に置いたり、ベッドの手すりにかけて置いてみましょう。
これだけで夜中に発生しがちな喉の乾燥を防ぐことができます。
② 洗濯物
夜に洗濯機を回して室内干しにすると、夜中の部屋の湿度をあげることができます。冬場に洗濯物は、外干しに比べて室内干しのほうが乾くのも早い傾向があります。
湿度も上がって、洗濯物も干せるので一石二鳥ですし、家事の時短も叶いますよ♪
③ やかんもしくはお鍋
日中にやかんを使ってお湯を沸かすと、室内の湿度を上げることができます。家にやかんがない……という場合は、お鍋でお湯を沸かすことで湿度をあげることができますよ。
④ 濡らしたキッチンダスター
日中の湿度の低さが気になる季節には、ダイニングテーブルに濡らしたキッチンダスターを置くのがオススメです。
食事の前には、そのまま台ふきんとしても使えます。タオルだと濡らしたままの生乾き臭が気になりますが、ダスターであれば乾燥が早いので、生乾き臭も気になりません。
⑤ ペットボトル
ペットボトルに水を溜めて、細長く畳んだキッチンペーパーを差し込んでおけば、簡易的な加湿器の代わりにすることができます。
キッチンペーパーを差し込んであるとはいえ、蓋が開いている状態なのは変わりません。万が一ペットボトルを倒してしまっても大丈夫なように、台所などに置きましょう。
⑥ アロマディフューザー
アロマオイルを垂らして使用するアロマディフューザーも、室内の湿度を上げてくれるアイテムです。
加湿器ほどのパワーはありませんが、室内を好きな香りで満たしつつ湿度をあげてくれるので、暮らしの充実度もアップさせてくれることでしょう。
100均でも加湿器が買える!
乾燥が気になる冬の時期、ダイソーなどの100円ショップでも簡易的な加湿器を購入することができます。
写真はダイソーで見つけた加湿ポットです。大きさやデザインの異なる加湿ポットが何種類も揃っていますよ。
低価格で加湿器を手に入れられるのでオススメです♪
デスクワーク時の加湿には
オフィスも常に暖房が入っていて、とても乾燥していますよね。大きな雑貨を置くことができないデスクまわり用に、USBを使用したコンパクトな加湿器も販売されています。ただ、仕事用にわざわざ加湿器を買うのはもったいない……そんな場合は、このような方法はどうでしょうか。
ペットボトルの蓋に濡らしたメラミンスポンジを入れておくだけ! メラミンスポンジは結構水を含んでくれるので、加湿器代わりに使えます。
乾いたら水を垂らすだけで水分を追加できるので、試してみる価値はありそうです。
まとめ
寒い季節は、気温が下がることで空気中に水分を含むことができなくなり、必然的に乾燥しやすくなっています。空気が乾燥することで、風邪をひきやすくなったり、肌がガサガサしてしまったりなど、健康にも影響が出やすくなります。
加湿器を活用するのもひとつの手ですが、加湿器を使用しなくても、家にあるもので乾燥対策をすることができます。
もし加湿器がない場合は、ぜひ今回紹介した方法をお試しください。みなさんの乾燥対策のお役に立てれば幸いです。