乗り換えがイヤで乗車拒否⇒大泣きする息子にぐったり。なんとか乗れた電車で隣に座った女性が…… #「ありがとう」を伝えたい
子どもの激しいイヤイヤ期に、疲れが表情に出てしまうこともありますよね。今回ご紹介するのは、まさにイヤイヤ期に直面してしんどかった時期の、20代ママさんの体験談です。
イヤイヤ期の息子に毎日ぐったり(涙)
息子のイヤイヤ期は本当に大変でした。
食事を食べたがらない、お風呂を嫌がる、着替えないなんてことが日常茶飯事。
この時期は本当に毎日ぐったりでした。
特にしんどく感じたのは、出先での「イヤイヤ」発動。
家の中なら安全な環境を保ち少し放っておくことでお互い冷静になることもできますが、出先だとそういうわけにもいかず、ときには力ずくで言うことを聞かせなければならないこともありました。
その日も、電車に乗って出かけている車中で、息子の「イヤイヤ」が始まってしまいました。
乗車拒否! なんとか乗車したものの……
どうやら息子は電車の乗り換えが気に入らなかったらしく、次の電車に乗りたくないとホームに座り込んでギャン泣き。
「これに乗らないと行けないのよ」と言い聞かせても、まったく聞き入れてくれません。
ホームで大泣きしている息子をなだめながら、電車から降りてくる人たちの視線が突き刺さるように感じました。
ずっとそこにいるわけにもいかず、私は泣いている息子を抱え上げ、なんとか電車に乗車しました。
隣り合わせた女性のやさしい言葉に感動
電車の中でもしばらく泣いていた息子でしたが、泣き疲れたのか、間もなく私のひざで眠ってしまいました。
やっと落ち着けた……と思った瞬間、私にもどっと疲れが押し寄せ、思わず泣きそうに。つい大きなため息をついたそのとき、隣から「かわいいねえ」と声が。
見ると、隣に座ってた初老の女性が、にこにこ顔で眠っている息子を見ています。
その女性は、「ちょうど手のかかる時期やね。大丈夫、赤ちゃんが2歳ならお母さんも2歳。お母さんも赤ちゃん不慣れで当然。かわいい同級生やね!」
と、私を励ましてくれました。
スムーズにいかない移動にイライラと疲れでぐったりしていた私でしたが、そのやさしい言葉を聞いて、とても救われた気持ちになりました。
しんどかったときに励ましの言葉をかけてくれて、本当にありがとうございました。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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