ライフ ライフ
2023年08月25日 07:11 更新

里田まいさん「自分はすごい嫌だったのに」子どもにサマーキャンプを無理強いするのは親のエゴ? と悩み

タレントの里田まいさんがサマーキャンプや合宿に消極的な息子さんの背中を押すべきか、悩む心の内を明かしました。

「やらせようとしてる自分が、結構ひどいなって」

里田まいさんはプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスに所属する田中将大選手と2012年に結婚し、2016年2月に第一子となる長男、2019年6月に第二子となる長女が誕生。

今年の夏休みは「勉強しなさいとか家でダラダラとかを1日でも多く減らして、旅行をいろいろ組み込んだ」そうで、仙台、東京、北海道、名古屋、福岡などいろんなところに出かけ、中盤にきて里田さんが39度を超える発熱で動けないほどの体調不良に。「疲れた、やりすぎた」といいます。

小学2年生の長男をサマースクールにも入れようかと考えたものの、親子で気持ちの差があったと明かしました。

子どもだけで海外のサマーキャンプや野球合宿などに行くというイベントも最近は多くあると知り、興味がわいたという里田さん。親として子どもにいろんな経験をしてほしい、どんどん外に出てチャレンジしてほしいと願う里田さんに反して、「まあ~子どもが家から出たがらない。『できれば家にいたい、俺は』って。居心地がいいんでしょうね」と、長男はおうちが大好きなのだそう。

キャンプなど特別なものでなくとも、普段から「買い物行こうよ」「遊びに行こうよ」と誘っても「行かない、俺は家にいたい」と留守番したがるのだとか。

そんな長男の背中を押してでもサマースクールや野球合宿に行かせるべきか、「まだ小学生2年生だしそのうち行くようになる」と考えて無理強いしない方がいいのか、里田さんは悩んでいるといいます。

というのも、自身が小学生の頃も実は「親元にいたかったタイプ」で、両親が共働きで忙しいため夏休みは家族旅行ではなく林間学校に行っていたのですが、実はそれが「嫌だった」から。その体験が身になったかと言えば、「(林間学校で)カレーを作ったけど、家では作りません。五右衛門風呂わかしたけど、家では風呂わかしませんよ。私はそういうタイプの子どもだった」と振り返ります。そんな経験もあるから、お子さんの気持ちがわからなくもないのだとか。

春休みにチャレンジとして長男を4泊5日のスキーキャンプに行かせたときは、これを機に自分のことができるようになるかと思いきや、「全然変わらなかった(笑)。むしろ、『これでよくわかった、俺はもう家から出ない。4泊5日も行ってたまるか』って」とお子さんの反応を明かし、キャンプに持って行った歯ブラシもきれいな状態で持ち帰り、1回ぐらいしか歯磨きしていないのでは……と驚いたそうです。

それでも「親としてはどんどん成長してぐんぐんいってほしい」と思って海外国内含め様々なキャンプ情報に目がいってしまうといい、「自分はすごい嫌だったのに、子どもには親元離れてチャレンジしなさいってやらせようとしてる自分が、結構ひどいなって(苦笑)」と反省も。ちなみに幼少期の林間学校が嫌だったと親に明かしたとき、「え、そうだったの。旅行にも連れてってあげられないから、せめて楽しんできてと思ったのに」とびっくりされたといいます。

「逆に知りたい、喜んで行く子はいるのか。みなさんどうでした?」と動画撮影スタッフに問いかけると、「(今は親側の気持ちもわかるが)私は知らない子たちとキャンプとか入れられてイヤでした」と正直なコメントが飛び出します。

ただ、里田さんはやはり親になって「子どもにいろいろ体験させてあげたい!」という気持ちが強く出てしまい、「エゴなんですか、これって? みなさんに聞きたい!」と悩み続けているようです。結局、里田さん自身は10代でアイドルになり親元を離れて上京しているので、「そんな家を出たくなかった私も、結局自分の好きな仕事になると、自分で行動を起こして、17歳ぐらいで東京に出て来てるわけですよ。そこまで待つ、気長に他人と比べずに待つのも大事なことだなと思いました」と語っていました。

そんな里田さんは8月22日、Instagramに泥だらけになった野球のユニホームの写真とともに、「野球合宿から帰宅した息子の鞄の中には、がんばった証が沢山散りばめられていた」と投稿。お子さんはこの夏、野球合宿に参加してたくさん頑張ったようですね。

Instagramでは「鞄の中には、まだまだ自分のものを自分で管理したり、行き届かない部分がある息子だけではとても整理できたとは思えない大人のサポートの跡も沢山あって、帯同してくださった大人の皆様への感謝の気持ちで胸がいっぱいになりました」と、周囲のサポートにも深い感謝を綴っていました。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-