優秀!時短食材【業務スーパー】 テトラパック入りカットトマト活用法&おすすめレシピ6選
時短食材として優秀なカットトマトを、缶ではなくパック詰めにしたものが業務スーパーでは販売されています。パックならではの使いやすいポイントがいっぱいあるので、日常使い~非常時のストック品としてもオススメです。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
時短食材として、非常時の備蓄食材として、缶詰めは優秀ですよね。味も種類の豊富さもどんどん向上し、日ごろから活用している方も多いのではないでしょうか。
我が家で常備している缶詰の中にトマト缶があります。煮込み料理やソース作りなど使用頻度もそこそこあり、トマトを使ってイチから作るよりも、はるかに早く簡単に料理が仕上がるので、切らさないようにしています。
食材としても認知されているトマト缶ですが、缶よりもっと楽に使えるものを業務スーパーで見つけてしまいました。それが今回ご紹介するテトラパック入りのカットトマトです。
【業務スーパー】カットトマト(テトラパック)
カットトマト(テトラパック)は、加熱したトマトとトマトピューレが紙のパックに入ったもの。要するにトマト缶の中身と同じものが、缶ではなく紙パックに入った商品というわけです。
中身は同じでも、缶詰のコーナーとは違う場所に陳列されていることが多く、見逃している方もいるのではないかでしょうか。何を隠そう、実は私もそうでした。
商品詳細
■原材料:トマト、トマトピューレ/pH調整剤
■殺菌方法:気密性容器に密閉し、加圧加熱殺菌
■内容量:総量390g、固形量250g
■賞味期限:このときは購入時より1年
■保存方法:直射日光、高温多湿を避けて常温で保存(開封後要冷蔵)
■原産国:イタリア
■購入時価格:127円
■栄養成分表示(100g当たり)
エネルギー 27kcal、たんぱく質 1.1g、脂質 0.2g、炭水化物 5.2g、食塩相当量 0.01g
(推定値)
トマト缶とあまり変わらない値段感となっています。生のトマトを使って同じ状態にしようと思うと、トマト自体の費用に光熱費が加わるので、パックのカットトマトはとてもお得です。
やわらかく加熱された状態のトマトが入っているので、カット、皮むき、煮込み時間の短縮ができます。もちろん手間も省けるのでとても便利。完熟の栄養満点で味の濃いトマトが使われているので、その点でもいいですよね。
ここまでは一般的なトマト缶と魅力は変わらないのですが、紙パックならではの魅力を次にピックアップしてみましょう!
<テトラパック>オススメポイントはココ!
ハサミ要らず
缶切りがなくても開けられる缶詰は多くなりましたが、それでもまだ必要な場面もあります。普段ならいいのですが、非常時や屋外で開けたい場合には、缶切りがなくて困ってしまうことも。
テトラパックは紙製で、ハサミがなくても開けられる仕様になっています。
両端を広げて上に持ち上げ、ミシン線に添って切り取っていくことができます。ミシン線の部分は端がちょっと切りにくいのですが、折り目をつけてから切っていくとやりやすくなります。ちょっと力が要るので、子どもには難しいかも……。ここは少しだけマイナスポイント。
パッと閉じれる
開封したものは別の容器に移し替えて要冷蔵となっていますが、開封したけれどちょっとだけ置いておくような場面ってありますよね。そんなときはパパっと折りたためばフタができるので便利。ほこりなどが入らず安心です。特にキャンプなど屋外で使うときには砂や虫が入るのを防ぐことができるので、重宝します。
収納しやすい
缶と違い四角くてコンパクト。効率よく最小限のスペースで保管できます。積み重ねもしやすいですよね。
ゴミ捨てが簡単
一番助かるのが使用後の処理。紙パックなので、たたんでペタンコにして燃えるゴミに出せます。
さらに小さく折りたたむことも可能。燃えるゴミなら捨てやすいですよね♪
保存期間が長い
缶詰のよいところは保存期間の長いということ。備蓄品としてストックするなら保存期間が長ければ長いほどいいですが、日常使いもできるカットトマトなら、1年も賞味期限があれば使って補充していくので問題なし。
しかも、缶詰と同じく常温で保管できる点が◎。ここが冷凍保存とは大きく違い点です。保管しやすく、移動も簡単♪
トマト缶とほぼ同量
コンパクトに見えますが、実は一般的なトマト缶と内容量がほぼ同じ。
レシピでは、一般的にトマト缶は食材として認知されており、登場するレシピは多いですよね。トマト缶1缶と書いてある場合は、テトラパック1パックをそのまま代用すればOK。
全量を出してみると「思っていたより量が入ってる!」と思うかも。
カットトマト活用レシピ
缶詰めでもテトラパックでも、カットトマトの使い方は同じ。トマトはうまみと甘味が強く、酸味も加わります。
コンソメ味やカレー味といった洋風の味つけにはもちろん、味噌やしょう油といった和風の味つけとも相性がよく、生クリームやバターといった乳製品にもぴったりです。
ミートボールのトマトクリーム煮
トマトの酸味と甘味に、生クリームのコクでまろやかにしたミートボール。実はごはんとも相性がいいので、我が家の娘はごはんにかけちゃいます(笑)。
材料(4人分)
・カットトマト……1パック
・生クリーム……100ml
・豚ひき肉……400g
・卵……1個
・パン粉……大さじ3
・牛乳……大さじ2
・薄力粉……小さじ1
・たまねぎ……2個
・しめじ……1株
・にんにく……1片
・固形コンソメ……1個
・水……200ml
・塩こしょう……適量
・油……大さじ1
作り方
① たまねぎは半分を薄切りに、残りをみじん切りにする。にんにくはみじん切りにし、しめじは石づきを切り落としてほぐす。
② みじん切りのたまねぎを耐熱容器に入れてラップをかけ、600Wの電子レンジで3分加熱し、冷ましておく。
③ ②にひき肉、卵、牛乳、パン粉、薄力粉、にんにく、塩こしょうを粘りが出るまで練る。
④ 食べやすい大きさに丸めて薄力粉(分量外)をまぶす。
⑤ 油を引いたフライパンで転がしながら④を焼く。
⑥ いったんミートボールを取り出し、薄切りのたまねぎとしめじを入れて炒める。
⑦ ミートボールを戻し、カットトマト、水、コンソメも加えて煮る。
⑧ 半分ぐらいの量に煮詰め、とろみがついたら生クリームを加え、ひと煮立ちしたら火を止める。
ミートボールはやわらかです。セロリやにんじんなどの野菜を加えて、具だくさんのシチュー風にしても◎
トマト&バター醤油のシーフードパスタ
トマトは魚介のうまみとも相性がよく、バター醤油で仕上げればちょっと和風なコクうまのパスタソースになります。冷凍のシーフードミックスを使えば簡単♪
材料(4人分)
・カットトマト……1パック
・冷凍シーフードミックス……200g
・たまねぎ……1個
・にんにく……1片
・パスタ……400g
・オリーブオイル……大さじ1
・バター……40g
・しょう油……大さじ2~3
・水……200ml
・塩こしょう……適量
作り方
① にんにくをみじん切りにしてオリーブオイルで炒め、さらに薄切りにしたたまねぎを加えて炒める。
② カットトマト、水を加えて煮込む。その間にパスタをゆでる。
③ たまねぎがやわらかくなったらシーフードミックス、バター、しょう油を加えて軽く煮込む。
④ ゆでたパスタを加え、塩こしょうで味を調える。
チキンとひよこ豆のトマト煮
たっぷり野菜も一緒に煮込んで栄養満点なトマト煮に。手羽元や豚肉を使って作ってもおいしいです。
材料(4人分)
・カットトマト……1パック
・鶏もも肉……2枚
・ひよこ豆……200g
・キャベツ……5枚
・セロリ……1本
・にんじん……1本
・たまねぎ……1個
・にんにく……1片
・固形コンソメ……1個
・薄力粉……大さじ3
・オリーブ油……大さじ1
・塩こしょう……適量
・乾燥バジル……お好みで
・水……400ml
作り方
① 鶏肉はぶつ切りにして塩こしょうを振り、キャベツはざく切り、セロリは斜め切り、にんじんは拍子木切り、たまねぎはくし形切り、にんにくは包丁を当ててつぶす。
② オリーブ油を引いたフライパンでにんにくを炒めてから、薄力粉をまぶした鶏肉の表面を焼く。
③ 鶏肉をいったん取り出し、キャベツ、セロリ、にんじん、たまねぎを入れて軽く炒める。
④ 鶏肉を戻し、ひよこ豆、カットトマト、固形コンソメ、水を加えて煮込む。
⑤ 具材に火が通り、少しとろみがつくまで煮詰める。
⑥ 塩こしょう、乾燥バジルを加えて味を整える。
バターチキンカレー
ヨーグルトとトマトで酸味と甘みの効いたバターチキンカレーは、子どもから大人まで人気。ヨーグルト効果でお肉もやわらかです。
材料(4人分)
・カットトマト……1缶
・プレーンヨーグルト……200g
・鶏もも肉……2枚
・カレー粉……大さじ3
・たまねぎ……1個
・にんにく……1片
・しょうが……1片
・砂糖……大さじ1
・しょう油……大さじ1
・ウスターソース……大さじ1
・塩……小さじ1
・コンソメ……1個
・水……200ml
・油……大さじ1
・バター……40g
・生クリーム……100ml
作り方
① 鶏肉を食べやすい大きさに切り、ヨーグルトとカレー粉と一緒にポリ袋に入れる。よく揉み込み、ひと晩冷蔵庫で寝かせる。
② たまねぎとにんにく、しょうがをみじん切りにし、鍋に油を引いて炒める。
③ たまねぎの色が変わったら、カットトマト、砂糖、しょう油、ウスターソース、塩、コンソメ、水を加えて5分ほど煮込む。
④ ①を漬け込んだ汁ごとすべて加えて煮る。
⑤ 焦げないように混ぜながら、中火~弱火で30分煮込む。
⑥ 生クリームとバターを加えてひと煮立ちさせる。
仕上げに生クリームを回しかけると◎。ナンやごはんと一緒にどうぞ。
ミートソース
さまざまな料理で活用できるミートソースも、カットトマトを使うと本格的な味に。たくさん作って冷蔵庫に入れておくと重宝します。
材料
・カットトマト……1パック
・ひき肉……400g
・たまねぎ……2個
・にんじん……1本
・セロリ……1本
・にんにく……1片
・ウスターソース……100ml
・固形コンソメ……1個
・水……300ml
作り方
① みじん切りにしたにんにくとひき肉を炒める。
② たまねぎ、にんじん、セロリをみじん切りにして加えて炒める。
③ 残りの材料もすべて加え、焦げないように混ぜながら水分がなくなるまで煮詰める。
ピザソース
ピザソースもレンチンで簡単に作れてしまいます。好みで砂糖や酢を加えたり、たまねぎなどを足してもOK!
材料
・カットトマト……1パック
・にんにく(みじん切り)……1片
・塩こしょう……適量
・乾燥ハーブ(バジル、オレガノなど)……お好みで
作り方
① 耐熱容器に材料を全部入れて混ぜる。
② ラップはかけず600Wの電子レンジで5分加熱し混ぜる。
③ あと2回同じように加熱して混ぜる。
ソースができたら、パンやピザ生地に塗って具材をトッピングして焼いてください。料理のソースにも使えます。
こちらで紹介しているトマト料理も、カットトマトで作れるものがたくさんあるので参考にしてみてください。
まとめ
業務スーパーのテトラパックに入っているカットトマトは、トマト缶と同じくトマトとトマトピューレが紙製のパックに入ったものです。紙パックなので、開封しやすさやごみ捨ての手軽さもあって、缶詰よりも使いやすいのが魅力。コンパクトに収納できるので、ストックするにも向いています。
容量はトマト缶とほぼ同じなので、トマト缶を使うレシピでそのまま代用可能ですよ♪
トマト缶が並ぶ缶詰コーナーではなく、別の場所に陳列されていることが多いテトラパックのカットトマト。ぜひ売場で探してみてくださいね。