2024年こそ新しい私に! 忙しい自分の“変わりたい”を応援!『背中を押してくれる本』 #推し本教えてください!
出版社などで働く本のプロがテーマに沿ったおすすめの本を紹介! 季節やイベントを楽しめる本、子どもと読みたい本、育児に悩むママ・パパの心を軽くする本などなど、「今、読みたい本」が見つかるかも?
ママの「今年こそ!」の背中を押してくれる本4選
これまで「何か変わりたい」「脱却したい」と、漠然とした思いを抱えながらも家事育児仕事の忙しさにかまけて、先延ばしにしていたことはありませんか?
今回は、そんな忙しいママたちの「今年こそ新しい私に!」を後押ししてくれる書籍を4冊、ご紹介します!
人生が変わる 紙片づけ!(著:石阪京子/ダイヤモンド社)
いま、「紙」の片づけに特化した初めての本が、10万部のベストセラーとなっています。金融機関や自治体からの書類、郵便物、クーポン、子どもが持ち帰るプリント類……。「紙」は自分の意志とは関係なく家に舞い込んでくるのに、大切な書類を1枚紛失するだけで信用やお金を失うこともあり、多くのご家庭が悩んでいるテーマです。この本で提唱している「紙片づけ」を実施すれば、家族全員が必要な書類を5秒で取り出せるようになり、日頃のモヤモヤや不安もスッキリ解消します。難しい「紙片づけ」こそ、豊富な知識と経験から生まれたプロのテクニックに頼るのがおすすめです。
この本をおすすめしてくれたのは…
ダイヤモンド社 宣伝プロモーション部
野口沙鈴さん
最近テレビで話題になった“紙の片づけ”の本です。何がどこにあるかが一目瞭然なので、たとえば子どもが急に熱を出した時に「診察券と保険証と医療証をもって病院に連れていく」という行動が、お母さんでも、お父さんでも、簡単にできるようになります。我が家も「紙片づけ」を実践済みですが、「ねんきん定期便」など重要そうでも捨てられる紙がたくさんある、むしろ保管すべき紙は本当に少なかったことを知って生活が快適になりました。
「やりたいこと」も「やるべきこと」も全部できる! 続ける思考(著:井上新八/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
やるべきことも、やりたいことも全部できる。
「続ける」ことがニガテな人にこそ役立つ、続けるコツ。
年間200冊のブックデザインを手がけ、ベストセラーも多数。量でも質でも結果を出し続けるブックデザイナー、井上新八氏。
そんな彼の秘訣は、「習慣化」にあります。
桁外れの仕事量を抱えている著者だからこそわかる習慣化のノウハウを、この1冊にまとめました。
実は、「続ける」ことって楽しいこと。
意志、やる気に頼らず「続けられる」仕組みをつくれば、「やり抜く」力が自然と身につく。
続けることで、「夢中になれること」も、きっと見つかる。
そのすべてを公開します。
まずは、続けることからはじめよう!
この本をおすすめしてくれたのは…
ディスカヴァー・トゥエンティワン 編集部 編集者
志摩麻衣さん
「私は何も続かない」、ずっとそう思っていました。日めくりカレンダーですら続かないし、手帳は2月くらいまでしか書き込めない…。しかし、著者・新八さんの「継続を簡単にするコツ、楽しむ考え方」を知って、習慣化への向き合い方が変わりました。本書に書かれているのは「継続法」というより「継続のレシピ」。だから、自己流にアレンジできるし、主体的になれる。「やらなきゃ」に追われがちな日常から自分を取り戻せる1冊です。
私の中を整理する片づけ 幸せがおとずれる「余白」の作り方(著:ミニマリストますみ/KADOKAWA)
片づけて残ったのは、家族と笑顔で幸せに過ごすための大切なモノと考え方
今、どうしてもうまく生きられず悩みや不安でいっぱいの方に読んでほしい。
きっとあなたの「安心」を広げて、幸せを見つけられるようになるから。
数年前まで、モノがあふれる汚い部屋に住んでいて、太っていて、借金もあり、毎日が後悔だらけで自分のことが大嫌いでした。
自分を変えたい、と始めたのが「本気の片づけ」です。
その結果、部屋の中が整理されてモノが減っただけではなく、
17kgのダイエットに成功し、借金はなくなり貯金も増えました。
特別なダイエットや、特別な節約をしたわけではありません。
「片づけ」を通して、自分自身に本当に必要なものに向き合うことができたからです。
この本では私自身が「片づけ」を通して体感した、幸せになるために必要なモノや考え方の取捨選択の方法などを当時の経験や考えていたことを元にまとめた1冊です。
この本をおすすめしてくれたのは…
KADOKAWA 生活実用第5編集課 編集者
蓮本舞さん
この本を著者のミニマリストますみさんが執筆しているときに繰り返し言葉にしていたのが「読者の方に安心してほしい、不安を感じずに生きてほしい」ということでした。そのせいか、ますみさんの経験談や学びを読んでいるのに、読んでいる私自身を「そのまんまのあなたでいいんだよ」と、まるごと受け入れてくれるように感じます。「今日も一日ダメだった…。」そんなときも背中を押して、明日またちょっと頑張ってみようかなと思える1冊です。
わたしの解放ガイド(著:OCO/ワニブックス)
「育児でいっぱい、いっぱい」
「そこはかとなく不安がある」
「パートナーに不満がある」
そんな思いを抱えながら、日々に追われて懸命に生きているあなたへ。
知る人ぞ知る、話題のセラピストのOCO(オコ)さんが、
あなたの奥深くにある、自分でも知らなかったこころの内を紐解いていきます。
こころがもやもやとして、割り切れない気持ちでいっぱいになってしまう。
そんなとき、人は「他者の目線」でものごとを考えていることが多いのです。
あなたが本当に望んでいるのはどんなことなのか。
「自分主体の人生」を歩んでいくためのガイドとなる一冊です。
この本をおすすめしてくれたのは…
ワニブックス 書籍編集部 編集長
青柳有紀さん
本書は「自分を大切にする人生」への案内書となります。
・自分の時間がまったくない。
・子どもがいうことをきいてくれない。
・パートナーが協力的でない。
そんな悩みを抱えながら、子育てや仕事をしている女性たちは日々のタスクが多く、過酷でこころがいっぱい、いっぱいになっていると思います。
そんな、なんでもがんばる女性たちに
少しでも本を読む時間が見つけられたら、
開いてほしい。あなたの悩みに向けて、
「悩みに他者を介在させてない」
「子どもが失敗する権利を奪わない」
「ママが幸せだと、子どもも幸せ」
など、自分の気持ちをどのように持っていけばよいのかに気づく答えがここにあります。
新しい年の始まりは、何かを始めるのにぴったりのタイミング!
今回は、育児に家事仕事と忙しい日々を快適に過ごすためのヒントが沢山詰まった4冊をご紹介しました。
新たな習慣や考え方を取り入れることで、漠然とした不安やモヤモヤが消え、「新しい私」に出会えるかもしれませんね。
(寄稿協力:ダイヤモンド社、ディスカヴァー・トゥエンティワン、KADOKAWA、ワニブックス/マイナビ子育て編集部)