髪の悩みは 過去からやってくる!? 傷みの『3大リスク』とは? |基本のケアだけでキレイな髪#4
「美は1日にしてならず」というのは、髪の毛も例外ではありません。今の生活ぶりが半年後の自分に返ってくるとしたら……将来の自分に恨まれないためにも、気が抜けませんよね。
人気芸能人などを数多く担当するヘアメイクのスペシャリスト・砂原由弥さん(UMiTOS)が教える「だれでもできる一生モノのメソッド」を、『傷み、うねり、パサつき髪でも変われる! 基本のケアだけでキレイな髪になれました』(イラスト:ぺぷり、インプレス刊)よりお届けします。
今回のテーマは「髪の悩みは過去からやってくる!?」です。
白髪、薄毛、産後の抜け毛……髪のトラブルの原因はホルモンバランス !?
白髪の悩みは食事面からケアしよう
女性の多くは30代半ばから髪に変化を感じます。加齢によるホルモンバランスの乱れにより髪のツヤ・ハリが失われやすく、薄毛が気になりだすケースも。なかでも代表的な悩みが「白髪」でしょう。最近ではグレイヘアの美しさも見直されていますが、対策したい方はまず食事から見直してみて。そもそも白髪とは、髪の根元「毛球」にあるメラノサイトで、メラニン色素が作られなくなったことにより起こるもの。メラニン色素を作るには十分な栄養素が必要なため、栄養バランスのとれた食事は必須です。タンパク質だけでなく、メラノサイトの活性化に必要なカルシウムや銅の摂取も意識してください。
ホルモンバランスの乱れで起こるトラブルとして、出産後の抜け毛もあります。これは
産後半年をピークに落ち着き始め、約2年でもとに戻るとされますが、30代半ば以降に出産した場合は、加齢による髪の変化のタイミングと重なることで、なかなか復活しないと感じる場合もあるかもしれません。どちらもホルモンバランスを整えるには、土台としての生活習慣を整えるのが先決です! マンガで紹介したように、季節別のケアも意識してみるといいですよ。
髪におすすめの食材、白髪は抜くべきかについては書籍でチェックしてくださいね!
『傷み、うねり、パサつき髪でも変われる! 基本のケアだけでキレイな髪になれました』(インプレス刊、監修:UMiTOS 砂原由弥、 イラスト:ぺぷり)より抜粋・再編集