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2024年08月30日 10:11 更新

杉浦太陽さん「妻は胎動で肋骨にヒビ」「出産立ち合いでつないでいた手が打撲」満身創痍だった妊娠出産

四児の父でタレントの杉浦太陽さんが、8月27日放送『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)にゲスト出演。「妊娠・出産のリアル」について、妻・辻希美さんとのエピソードを語りました。

つわりは「氷の子と、納豆の子と、もつ鍋の子と、豆腐の子」

「妊娠・出産のリアル」というテーマで、タレントの若槻千夏さんや放送作家の野々村友紀子さんが出演し自身の出産経験談を語ったこの回。MCの上田晋也さんが、杉浦太陽さんに「辻ちゃんも大変だったね?」と振ると、「1人目のとき二十歳ですから」と17年前のことを振り返りました。

杉浦さんは当時、「男もパパになる意識が芽生えるまで遅いっていうじゃないですか。そのぶん勉強しなくちゃいけなくて」「定期健診も全部一緒についてって。ついていかないと分かんないから」と、夫婦一緒に初めての出産を学んだといいます。

「つわりで同じものを繰り返し食べたくなる」というのは妊婦あるあるのひとつですが、辻さんは妊娠のたびにその食べ物が異なり、四児はそれぞれ「氷の子と、納豆の子と、もつ鍋の子と、豆腐の子」。「納豆だけでも飽きるから、全国の納豆を取り寄せて」と工夫を凝らして乗り越えたのだそう。

ほかにも辻さんが大変だったことを尋ねられると、杉浦さんは「胎動ですね」と即答。「はじめは、ポコッ『動いた~』って喜びから、足の動きとかパンチに代わってくる」「男の子なんてすごい暴れてたんで、出産した後にレントゲンを妻が撮ったんですけど、(肋骨に)ヒビが入っていたんですよ!」と衝撃の事実を告白。スタジオのpecoさんや吉田明世さんも「え~!」と目を見開いて驚いていました。

出産は命がけ「頭上がらなくてもいいですよね、男はね」

妊娠中のマイナートラブルも様々ですが、お産の状況も人それぞれ。野々村さんは「出産がマジで痛くて」と振り返り、「陣痛の痛みは出産後すぐ忘れる」というジンクスに抗うように、第一子の陣痛の最中「『忘れんなよ!忘れんなよ!』って」自分の肩を叩いて自身を鼓舞したといいます。

夫の二丁拳銃・川谷修士さんの立ち会いのもと出産したそうですが、川谷さんの「ひっひふ~ひっひふ~やで」というタイミングが陣痛とあわず、さらに「旦那の唇が分厚いんで、ひっひふ~のふ~がピーって口笛になるんですよ。それがむっちゃイライラして」と怒り心頭。「マジで出てってくれへん!?」と口走ってしまったのだとか。

若槻さんが出産したのはまだ無痛分娩に対してクエスチョンな時代で、無痛と普通の間の和痛分娩を選択。ところが「普段薬を飲まないから(麻酔が)すごい効いちゃって。『お手洗い行きます』って立ち上がったら、生まれたての小鹿みたいになってバタンと倒れちゃって」と一旦麻酔を抜くことに。

しかしその直後に陣痛がスタート。もう一度麻酔を入れても効き始めるのに「4時間かかる」と言われ、両親の電車の都合もありそこから普通分娩へと切り替えたのだそう。上田さんは「電車の都合で決めたのか!」と突っこみ。

吉田さんは1人目は無痛分娩、2人目は帝王切開で出産。「ただ無痛分娩も、無痛だといいますけど痛くないわけではない」といい、子宮口を開かせるためのバルーンが一番痛く「1時間のけぞりまわっていました」と振りかえります。

2人目の帝王切開での出産も「出産後、意識が朦朧として息子との再会も認識できない」「おなかが縫われている状態で本当に歩けない」と、大変だったエピソードを告白。よく「お腹を傷めた子は可愛い」と言いますが、どんな出産でも母親は必死。吉田さんは「無痛、普通、帝王切開で(子どもに対する)愛情が違うっていう議論、本当にやめたほうがいい」と言葉に力を込めました。

女性たちの様々な出産話に、上田さんは「確かに出産のときの男の無力感というのはね……なんの役にも立たないなって」といい、杉浦さんも「本当ですよ」と深く同意。

杉浦さんは辻さんの出産に立ち会い、「ずっとイキむじゃないですか。僕こう手をつないでいたんですよ。(そうしたら)次の日、手を打撲していたんですよ。僕の手をつぶすくらいのパワーがいるんやなと思って」と、出産には想像を超えるくらいの体力がいることを実感したといいます。

また次男の出産時には、辻さんの「(娘さんが)将来出産するかもしれないから、私の出産姿をみせいたい」という思いから長女も立ち会わせたのだそう。「5歳やから大丈夫かなって思ったけど、『ママ大丈夫?』っていって、水運んで背中さすって。(長女の)弟たちの愛がすごいですね。やっておいて良かった」と、当時を思い浮かべ感慨深い表情を見せました。

最後に「僕も4人授かっていますけれど、授かるたびに命がけで産んでくれますから。やっぱり妻を大事にしようっていう気持ちが深まります。本当にもう、頭上がらなくてもいいですよね、男はね」としみじみと語り、上田さんも「ずっと下げっぱなしでいこう」と共感していました。

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