子どもが嫌いな野菜、ピーマンを抑えてあの野菜が1位に! 各家庭で実践している、苦手な野菜を食べやすくする工夫とは
カゴメは10月29日、全国の男女を対象に、野菜摂取の実態と野菜不足になる要因を調査分析する「カゴメ野菜調査隊」の結果を発表しました。そのなかでも、3歳から小学生までの子どもを持つ人に聞いた、子どもと野菜に関する結果を紹介します。
子どもが好きな野菜は「トマト」「さつまいも」「ブロッコリー」
子どもが好きな野菜ランキングの1位は「トマト」(37.0%)、2位は「さつまいも」(30.4%)、3位は「ブロッコリー」(29.8%)でした。過去の調査結果と比較すると、「トマト」は2017年には3位、2019年には2位と順位を上げ、今年の調査で首位にランクインしたことがわかりました。
一方、子どもが嫌いな野菜の1位は「なす」(24.3%)、2位は「ピーマン」(24.1%)、3位は「ねぎ」(18.2%)でした。過去の調査では2017年、2019年ともに第1位が「ピーマン」なのに対して、今年は初めて「なす」が僅差で1位の結果でした。
苦手な野菜を子どもが食べやすくする工夫について、自由回答で答えてもらったところ、さまざまな声が集まりました。「みじん切りにして、カレーやハンバーグに混ぜる」「茹でて臭みをなくす」「かぼちゃのポタージュスープにする」といった回答のほか、クイズなどで野菜に興味を持たせて苦手な野菜を食べてもらえるようにしている家庭もありました。
また、時間がかからずに調理が簡単だと思う"タイパ野菜"ランキングの1位は「トマト」(54.7%)でした。2位は「きゅうり」(46.8%)、3位は「レタス」(45.4%)となっています。「トマト」と「きゅうり」は子どもが好きな野菜ランキングの上位にもランクインしていることから、料理を作る親にとって、とても便利で重宝する野菜といえるようです。
調査概要
調査名: 野菜定点調査
調査時期: 2024年8月9日~11日
調査対象: 全国の男女4,680人(15~69歳)
属性:男性2,340名 女性2,340名
15~19歳 540名 20~29歳 900名 30~39歳 900名
40歳~49 900名 50~59歳 900名 60~69歳 540名
調査手法:インターネットリサーチ
調査委託先:QO
集計方法:エリアおよび性年代別の人口動態に応じたWB集計を実施
カゴメ
https://www.kagome.co.jp/company/
(マイナビ子育て編集部)