知らない人に腕をつかまれた! 子どもでもできる、大人の手を振りほどくコツとは? |まいぜんシスターズの 防災防犯 #4
日常の中に潜む“もしも”のピンチ。塾やマンションのエレベーターで、知らない人と2人きりになり、急に触られた……恐怖を感じる場面ですが、子どもはどう動いたらいいのでしょうか?
\Youtube発の人気ユニット「まいぜんシスターズ」と学ぶ防災・防犯/
成長とともに、子どもの行動範囲は広がり、一人で行動する機会も増えていきます。そんなとき、“もしも”の場面にちゃんと対応できるかな……と不安になることはありませんか?
書籍『ぜんいち&マイッキーとまなぶ まいぜんシスターズの 防災防犯』(ポプラ社)では、まいぜんシスターズの2人と一緒に、防災・防犯の知識をクイズ形式で楽しく、学ぶことができます。
前回に引き続き、今回も事件・犯罪から身を守る方法について、一部抜粋してご紹介します。
エレベーターで、知らない人といっしょになった…!
① 相手をなるべく見ないよう、かべのほうをむいている
② エレベーターのおくに入って、スマホを見ておく
③ 出入口の近くにのって、顔はあげておく
出入口の近くにのって、顔はあげておく
エレベーターで知らない人とのりあわせたときは、なにかあったらすぐにげられるように、出入口の近くにのろう。のりこんだら、かべのほうや下を見ずに、顔をあげておくようにすれば、相手のようすが見えて安心だよ。「注意しているぞ」と相手に感じさせるのが大事だよ。
「お先にどうぞ」といって、のらないのもアリ。声をかけてくるなど、相手があやしい動きをしてきたときは、全部の階のボタンをおして、とまった階ですぐおりてしまおう。
知らない人が、うでをつかもうとしてくる…!
① 相手から目をそらさず、うしろむきにはしってにげる
② ジャンプして相手をおどろかせてからにげる
③ 大声で「助けて!」とさけぶ
大声で「助けて!」とさけぶ
子どもをねらってくる人は、注目されるのをいやがるよ。まわりにだれもいなくても、近所の家の人が声を聞きつけて、かけつけてくれるかもしれない。はしってにげても、おいつかれてしまう可能性が高いよ。相手とできるだけはなれながら、助けをよびつづけてね!
はしってにげられないときは、地面にすわるか、ねころがってしまって両足をバタバタさせよう。そのあいだも、大声で助けをよぶことをわすれないように!
知らない人に、うでをつかまれてしまった!
① うでを上のほうにふりあげる
② うでを下のほうにひっぱる
③ もう片方の手で、相手の手をつねる
うでを上のほうにふりあげる
つかまれたうでをひっこめようとしたり、もう片方の手でほどこうとしても、大人の力には、なかなかかなわない。でも、うでをいきおいよく上にむかってふりあげると、相手の手をふりほどきやすいんだ。ひじもまげて、自分の手が肩につくくらい思いきりやるのがコツ。つかまれないように相手と距離をとるのも大切だよ。
同時に、大きな声で助けをよぶことも大切だよ。「きゃー!」などの悲鳴より、「助けて!」など、助けをもとめていることが聞いた人にはっきりつたわる言葉がベスト!
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この続きは、是非書籍でご覧ください。
※本記事は、『ぜんいち&マイッキーとまなぶ まいぜんシスターズの 防災防犯』(監修:舟生 岳夫、イラスト:タナカ タケシ/ポプラ社)より抜粋・再編集して作成しました。
