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掲載
2026年07月14日 10:02

思春期早発症、治療する?経過をみる? 親たちのリアルな悩み|うちの子、発育が早いかな?と思ったら読む本 #3

思春期早発症と診断されたとき、「治療をはじめるか、経過をみるか」で悩む保護者は少なくありません。実際に診断を経験した保護者たちは、何を優先し、どんな不安を感じながら決断したのでしょうか。リアルな声をご紹介します。

書籍『うちの子、発育が早いかな?と思ったら読む本』(監修:今西洋介〈ふらいと先生〉/日東書院本社)は、小児科医で、思春期早発症の子どもを育てる親でもある著者が、自身のリアルな経験を交えながら、病気の基礎知識や治療、家庭での向き合い方までをわかりやすく解説し、子どもと保護者の不安に寄り添う一冊です。
今回は、思春期早発症と診断された子どもを育てる保護者の声を、一部抜粋してお届けします。

うちの子、発育が早いかな?と思ったら読む本,日東書院本社

治療する、しないを決めるときに優先したこと、または心配だったことは?

病院はいつも混雑していて、なかなか希望どおりに予約がとれないうえ、通院するには片道1時間かかるので、息子が疲れるのではと心配でした。注射をイヤがるだろうなぁとも考えました。

——大阪府、40歳

ホルモン注射なので、生殖器などの正常な発達を妨げることがないか、将来の妊娠、出産に影響を及ぼさないかが心配でした。また、夫が単身赴任中で、まだ幼い下の子がふたりいたので、定期的な通院がつづけられるかも気がかりでした。何かあったときのため、私の両親に協力をお願いしました。

——千葉県、43歳

もう初経が来たので無理、と言われました。つまり、治療をする、しないの選択肢はありませんでした。

——広島県、38歳

「治療しなければ、遅くとも小3のうちに初経がくるだろう」と医師から説明があり、それはかわいそうに思えて治療を決めました。身長については、小2ですでに140cm以上ありましたし、女の子なので、さほど検討材料にはなりませんでした。

——神奈川県、45歳

治療は早めに決めました。幼いのに月経がはじまってしまうと苦労しそうだったのと、親として少しでも身長を伸ばしてあげたかったというのが、理由です。リュープリン投与によって骨粗鬆症(こつそしょうしょう)になりやすいと何かで見たので、それだけは不安でした。

——岩手県、36歳

注射をひどく怖がるため、検査のときもなだめて採血するのがたいへんでした。リュープリンによる治療の第一回目は、息子があまりに激しく拒否したので、次回に延期になりました。痛みを軽減するために、保冷剤を持参して冷やすなどの対策をして、次回に臨もうと思っています。

——神奈川県、50歳

娘が注射をイヤがること、そして時間をかけての通院。治療が負担になることはわかっていましたが、将来後悔しないよう、できるだけのことをしてあげたいと思いました。まわりより成長が早いことを娘がどう思うだろうか、不安にならないだろうかなど、メンタル面を心配していました。

——広島県、38歳

リュープリンを投与する価値が本当にあるのか。治療しても結果を得られないのではないか。実際、治療したお子さんがどうなったかを事前に知りたかったです。

——神奈川県、49歳

編集部注:リュープリン…思春期早発症に使われる治療薬

治療と身長の伸びについて調べても、「伸びる子もいれば、伸びない子もいる」という、はっきりしない情報ばかりだった。「このぐらいの年齢で治療すれば、◯cm伸びると期待できて、最終身長は◯cmほどになる」というような具体的な数字を知りたかった。

——秋田県、38歳

娘の意思を尊重しました。治療をするのも、バレエをつづけるのも自分で決めるよう本人に伝えたところ、本人なりに考えて「身長もバレエもあきらめず、治療をしたい」と結論を出していました。

——神奈川県、49歳

本人の気持ちと希望を優先しつつ、夫婦でも悩みました。当時は情報があまりなかったので、副作用などが心配でした。治療がはじまってからも、「これでよかったのかな」と、毎日のようにネットで検索しました。

——兵庫県、46歳

続きはぜひ書籍でご覧ください。

うちの子、発育が早いかな?と思ったら読む本
(2026/07/14時点)

※本記事は、『うちの子、発育が早いかな?と思ったら読む本』(監修:今西洋介〈ふらいと先生〉/日東書院本社)より抜粋・再編集して作成しました。

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