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2026年07月06日 16:43 更新

【2026年版】七夕の由来、子どもに聞かれて答えられる? 短冊・そうめんの意味も

保育園や幼稚園、小学校でも季節の行事として取り上げられている七夕。織姫と彦星の話をなんとなく知っているという人も、改めて七夕の意味を紹介していきます。

七夕の起源を知ろう

七夕はどうして「七夕」と書くのだろうと思ったことがある人も多いのではないでしょうか。七夕はいくつかの由来があり、それらが合わさり今の七夕として定着しています。

七夕の起源とは

日本の年中行事である、五節句のひとつでもある七夕。なぜ「たなばた」と呼ばれるかご存知でしょうか。

日本には古くから、神様に捧げる布を織る「棚機(たなばた)」という神事がありました。選ばれた女性が機屋(はたや)にこもり、神聖な布を織って豊作や無病息災を祈ったとされています。その後、中国から伝わった「乞巧奠(きこうでん)」や織姫・彦星の伝説と結びつき、現在の七夕の形になったといわれています。

織姫と彦星の物語

七夕には欠かせない織姫と彦星の話ですが、中国の話に由来します。旧暦の7月7日に天の川を挟んで美しく輝く星が、こと座のベガとわし座のアルタイルです。こと座のベガを織女の星座として裁縫の仕事をする女性=織姫、わし座のアルタイルは農業の仕事をする男性=彦星とし、中国では、七夕の日を1年に1度のめぐり合いの日と考えるようになりました。夜空に輝く星を見て、物語を生み出すなんて、とてもロマンチックですね。

七夕はいつ?

現在は新暦の7月7日に行うのが一般的ですが、旧暦に近い8月7日や旧暦の7月7日(伝統的七夕)に行う地域もあります。仙台七夕まつりが8月に開催されるのはこのためです

七夕に願い事をするのはなぜ?

もともとは裁縫やはた織りの上達を願う行事でしたが、時代とともに学問や芸事、さらにさまざまな願い事をする風習へと広がり、現在の「短冊に願いを書く七夕」になりました。

乞巧奠という風習

七夕に願い事をするというものは、中国の「乞巧奠(きこうでん)」という風習からきています。昔、中国では、7月7日に、織女星にあやかり、女性の大切な仕事であるはた織りや裁縫が上達するようにと祈りを捧げる行事がありました。初めは、祈りの中心ははた織りや裁縫だけでしたが、祈りの内容が時とともに芸事や書道の上達などさまざまな内容に広がっていきました。

この乞巧奠(きこうでん)という行事が平安時代に日本に伝わり、七夕に願い事をするという風習へと変化したのです。

笹を飾る風習

日本では中国の行事に少しアレンジが加えられて、七夕が広まっています。

昔、宮中では、果物や野菜、干し鯛やアワビなどのお供え物をし、星を眺め、雅楽や詩歌を楽しみました。お供え物の下に敷くサトイモの葉にたまる夜露で墨を溶かし、梶の葉に和歌を書いて願いごとをしたとされています。宮中行事である七夕が一般庶民にも広がると、さらにアレンジが加わります。貴重な梶の葉ではなく、五色の短冊に願い事を書いて、手に入れやすい笹竹につるして願い事がかなうようにお祈りをするようになるのです。

竹や笹はまっすぐと育つことから、その生命力に神秘的なパワーがあるとされていました。そのため竹や笹にあやかり、子供の成長を願う親が多かったと言われています。

五色の短冊とは

七夕に使う五色の短冊にも実は意味があるのをご存知でしょうか。この五色とは、中国の陰陽五行説にちなんだ五色で、それぞれに意味があります。

青(緑)=木 (意味:成長・思いやり)
赤=火 (意味:感謝・愛情)
黄=土 (意味:信頼・人間関係)
白=金 (意味:義務・決意)
黒(紫)=水 (意味:学問・知恵)

この五色で、この世のすべての根源を表しているとされています。日本の行事や祭事にも使用されることが多く、鯉のぼりで魔除けに使う吹き流しにも採用されています。

そのほかの七夕飾りの意味

子供と七夕の準備をする時に、色紙で色々な飾りを作っていませんか? これらの飾りにも意味があるのでご紹介します。

・吹き流し ⇒ 織姫の織り糸を象徴し、裁縫や手芸、習い事の上達を願う。五色で作ると魔除けの意味も加わる
・折り鶴 ⇒ 長寿
・紙衣(かみこ) ⇒ 裁縫の上達、着るものに困らないようにという願い、災いの身代わり
・巾着(きんちゃく) ⇒ 金運上昇、倹約の心
・網飾り(あみかざり) ⇒ 豊作・大漁祈願、幸せをすくい上げる
・くずかご ⇒ 節約や清潔を意味します

五色の短冊だけでなく、笹飾りを付けると、笹が一段と華やぎますが、華やかさの裏に人々の願いや思いが込められているのです。

願い事だけじゃない七夕に行う行事とは

願い事がメインになる七夕という風習ですが、願い事以外にも保育園や小学校の給食などでは特別食が用意されることもあります。

七夕の行事食とは

七夕の日に食べる行事食は「そうめん」です。七夕にそうめんを食べると、無病息災で過ごせると伝えられています。なぜそうめんなのかという由来もいくつかの説があります。

中国の伝承では、7月7日に亡くなった帝の子が霊鬼となり疫病を流行らせたため、生前好物だった「索餅(さくべい)」という小麦を練った縄状のお菓子を供えたところ、疫病が鎮まったといわれます。この索餅がやがて細長く伸ばした「そうめん」へと変化し、七夕の行事食として定着したと考えられています。
子供と一緒に食べるときは、オクラの輪切りを星に見立てて飾ったり、星形に切り抜いたニンジンや薄焼き卵などを散りばめて、華やかにアレンジしてみてはいかがでしょうか。

七夕ゼリー

地域によっては、保育園や小学校の給食で七夕の日に「七夕ゼリー」が用意されるところもあります。星空に見立てたゼリーには、星形のカラフルなゼリーがトッピングされ、人気の七夕メニューとなっているようです。

かき氷に使うブルーハワイシロップとゼラチンを使えば、キレイな水色のゼリーができます。好きなフルーツを星形にくりぬいてトッピングすれば、夜空を再現したイメージのゼリーができます。ゼリーは簡単にできるお手軽スイーツなので、ぜひ子供と一緒に作ってみてください!

さまざまな県で開催される七夕祭り

年中行事の中でもロマンチックな七夕ですが、毎年全国各地で七夕まつりが開催されるので、機会があればお出かけしてみてはいかがでしょうか。

【仙台七夕まつり】
七夕まつりといえば仙台!というほど、盛大に開催されます。毎年8月6日〜8日の3日間とスケジュールも決まっているので、旅行の計画が立てやすいのもポイントです。

【湘南ひらつか七夕まつり】
神奈川県平塚市で開催される七夕まつりです。毎年7月上旬の金・土・日の3日間開催され、100万人規模の来場者が訪れる関東を代表する七夕まつりです。

【安城七夕まつり】
愛知県安城市で毎年8月の第一週の週末の3日間にわたって開かれます。JR安城駅周辺の商店街の方々が考案してスタートしたお祭りですが、現在では、日本三大七夕まつりになるほど規模が拡大しています。

まとめ

七夕はロマンチックなだけでなく、さまざまな祭事や言い伝えが重なりアレンジされて、今の七夕として成り立っています。子供と準備できることも多い行事なので、ぜひ一緒に楽しみたいですね。

(マイナビ子育て編集部)

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