【ビンの蓋が開かないときの裏技】道具なしで開ける方法がある!?
ジャムや蜂蜜などが入ったガラスビンの蓋を開けようとしたら、固くて微動だにしないなんてこと、ありますよね。力ずくで無理に開けようとして手を痛めてしまう前に試してほしいのが、今回紹介する裏技です。道具なしでも開けられる方法も紹介していますので、まずは試してみてください。
固いビンの蓋を開ける裏技4つ
ビンの底をたたく
しばらく使っていなかったジャムや蜂蜜など、賞味期限間近に冷蔵庫の奥から取り出してきて開けようとしたら、案の定まったく蓋が開く気配がない……。そんなときの対処法として広く知られているのが、ビンの底をたたくというもの。
本当に効果があるのかちょっと疑わしいと感じてしまいますが、実はきちんと開く理由があるんです。ビンの底を強くたたくことで蓋の周りに振動が伝えられ、ビンと蓋とのあいだに小さな気泡が生じて開けやすくなるのだそう。
では、その方法を見ていきましょう。
1. ジャムや蜂蜜などのビンを上下逆にして、平らなところに設置してください。(蓋が下になるように)
2. 手の平を使ってビンの底を何度かたたきます。
たったこれだけのことで、あれだけ固かったビンの蓋が、簡単に開きます。実はこの裏技は、警視庁でもおすすめしている方法。非常食としてストックしているビンなど、災害が起きたときにも使えるテクですね。
ゴムを使う
ガラスビンの蓋がなかなか開けられない理由の一つが、手が滑ってしまうこと。思いっきり力を入れても、手が滑ってしまいその力を蓋に伝えられていないのかもしれません。
そこで輪ゴムを使いましょう。輪ゴムを使うことでほど滑り止めとなり、効率よく力が蓋に伝えることができます。
輪ゴムの使い方は、開けたいガラスビンの蓋に何本かの輪ゴムを巻き付け、そのうえから手で握るだけ。手が蓋に固定されるので、蓋が開けやすくなります。
同じように、ゴム手袋を使う方法も◎。これも輪ゴムを使うのとまったく同じ理屈です。ゴム手袋が滑り止めの役割を果たし、手の力をうまく蓋に作用させることができます。
輪ゴムもゴム手袋もご家庭にあるケースが多いので、気軽に試すことができそう♪
蓋を温める
冷蔵庫で中身が冷やされたことで、ビン内の気圧が下がっていることも蓋が開けづらい理由の一つになっているかもしれません。とくに新品の場合は、中身が傷まないよう空気を抜いてビンのなかが真空になっているために蓋が開けにくくなっています。
そんなときにおすすめなのが、蓋を温めるという方法です。
1. 鍋に水を入れ50度前後に温めます。
2. ガラスビンの蓋をお湯に浸してください。
熱伝導率が高い金属(蓋)が速く温まって膨張し始めることで隙間ができ、開きやすくなるというわけです。
お湯の代わりにドライヤーの温風を使ってもOKですが、どちらの場合も蓋やビンが熱くなるため、十分注意しながら作業してください。
ライターやガスコンロの火を使って温めている方もいますが、これはおすすめできません。火傷しやすいだけでなく、ガラスビンが割れてしまい怪我をする恐れがあるからです。
道具に頼るものあり?
実は蓋を開けるための道具も販売されています。お年寄りは小さな子どもがいるご家庭では常備しておいてもいいかもしれませんね。
まとめ
開けづらいビンの蓋を力ずくで無理して開けようとするのではなく、裏技を駆使して対処するのがおすすめです。身近にあるものできるケースがほとんどなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。