結婚後、ママたちが感じた理不尽エピソード17選! 理不尽だと感じた人で「義母」よりも多かったのは?
結婚すると親戚づきあいや交友関係が広がることもあり、受け入れがたい気持ちになることも少なくありません。今回は「結婚後に理不尽な思いをしたこと」についてのアンケート調査を実施。ママたちは誰に、どんな理不尽な思いを持ったのでしょう。興味深いコメントをご紹介します。
結婚後、理不尽な思いをしたことはありますか?
結婚や子どもが生まれたことで広がる人間関係。新たにいい人間関係を築けることもあれば、逆に苦労してしまうことも……。
「結婚後、理不尽な思いをしたことがありますか?」と質問したところ、「ある」と回答した人は約28%、「ない」は約72%という結果になりました。
誰に理不尽な思いをさせられましたか?
さらに、「誰に理不尽な思いをさせられましたか?(複数選択可)」と聞いたところ、夫が約21%、義父・義母が約14%、実母・実父が約37%、我が子が約5%、ママ友が約9%という結果になりました。
どのような理不尽な思いをさせられたのかについてのコメントをご紹介します。それではさっそく見ていきましょう。
一番近い存在「夫」
●仕事で疲れているのはわかっているのだが、私だけ起きて子どもの相手をしている横で昼寝されるとさすがに……と思う。(35歳/小売店/販売職・サービス系)
●母乳育児をしているから、私ばかり睡眠不足になったこと。共働きで育児をしているのに夫は悪気なく、子どもより自分の楽しみを優先しがちなところ。(35歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
●普段は別居婚なのですが、産後はしばらく旦那の家にいました。2~3時間おきの授乳でぐったりの毎日なのに、旦那が昼ご飯のために家に帰ってくるたびに食事の準備。時間が限られているのはわかるが、用意ができてないと嫌味を言われたり、プレッシャーかけてきて、本当にストレスしかなかった。(37歳/建設・土木/事務系専門職)
「子どもの世話はママがやっているからいいや」くらいにしか思っていない夫、いますよね。こういう夫は根本的に「育児は母親の仕事」という認識が強い可能性大。二人の子どもなんですから、夫も育児を率先してやるべき! わからないことがあれば、自分で調べたり、ママに聞いたりしてやってくださいよ。「わからない、できない」なんて大人が言うセリフじゃありません。会社では絶対に言わないでしょ? 家庭だって同じです。
●ワクチンの副作用で苦しんでいるのに、旦那が仕事は休めないと出勤して、保育園のお迎えとかまったく協力してくれなかった。(30歳/自動車関連/事務系専門職)
思いやりという気持ちはどこへ行ったのでしょうか? ワクチンの副反応は個人差があり、ひどい人は高熱が数日続いたり、だるさで1週間動けなくなったりする人もいます。自分は平気だったから……なんて安直な考えは止めていただきたい!
●いつも。私のほうが収入も上で家事もほぼやっている。夫はお金を使いたい放題でほとんど飲み代に消える。(40歳以上/情報・IT/技術職)
こちらのコメントをくれたママは、夫より収入が上でも家事のほとんどもこなしているとのこと。これだけで「えー!!」とブーイングが起こりそうですが、なんと! この夫はお金を使いたい放題でほぼ飲み代に消えているそう……。開いた口が塞がらないとはまさにこういうことかも。夫さん、今のままではやがて後悔する日がくると思いますよ……。
できるだけ距離を保ちたい「義父・義母」
●義父はこだわりが強く、面倒が多い。(35歳/医療・福祉/専門職)
こだわりが強く、面倒な義父がいるママ。こういう義父だと、正直あまり会いたくないですよね……。同居だったり、会う頻度が高かったりだとうんざりしそう!
●サラリーマンの妻なんだからってなんでも完璧を求められた。(29歳/情報・IT/秘書・アシスタント職)
こういう義父母は、「共働きだから家事も育児も平等に行う」なんてこと理解不能でしょう。「うちの息子に家事なんてさせて!」などと言いそうで怖い怖い!
●女の子が二人続けて産まれて、跡継ぎが欲しいのにと責められた。(40歳以上/金属・鉄鋼・化学/技術職)
子どもは授かりものなのに、なんてことを言うのでしょうか。跡継ぎが欲しいと責め立てるほど、ご立派な家柄?
●子どもに障害があるんじゃないかと言われた。(35歳/小売店/事務系専門職)
失礼極まりない発言! 絶縁レベルですね。夫から厳重注意してもらいましょう!
良好な関係ばかりじゃない「実母・実父」
●実の親はいわゆる毒親なので、理不尽な言動に傷つくことが多かった。(40歳以上/学校・教育関連/秘書・アシスタント職)
「実母・実父」と回答した人のなかには、「毒親育ち」というコメントが多く見受けられました。長い時間を一緒に過ごしてきた実の親だからこそ、遠慮がなくなっていたり、複雑な感情が絡み合っている部分もあるのかもしれません。ずっと傷ついてきた分、自分の家族といっぱい幸せになってもらいたいです。
「我が子」から受けたツライ洗礼
●突然おもちゃで殴られたとき。(30歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
●夫ばかりになついていたとき。(27歳/食品・飲料/事務系専門職)
●子ども達のイヤイヤ期。24時間理不尽で、よく自分乗り越えられたと思っています。(39歳/内職)
自我が芽生え始めた子どもは、「自分でやる!」「これはイヤ!」と自己主張し、親がイライラすることをいっぱいしますね。また、怒っているママの顔色を察し、夫(パパ)になつくこともあるようです。
さらにイヤイヤ期に突入した子どもは、気に入らないことがあれば物を投げたり、癇癪を起こしたり、ママが傷つくようなことを平気で言ったりすることがあります。こういう事態に陥ると気持ちがくじけてしまいそうになります。「いつかは終わる」とわかっていても、それはいつなのか……。これはもう出口の見えないトンネルをさまようような感覚でしょう。
特殊な関係性の「ママ友」
●こちらの都合を考えずに、子どもを預けてこようとしたとき。(37歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
●当時の仕事柄、派手な身なりだったため、育児を疎かにして遊び回っているなどひどい噂を立てられ、育児放棄しているのではと疑われていたこと。(40歳以上/医療・福祉/専門職)
ママ友から受ける理不尽な言動に困っているママもいます。ママ友とは、子どもがいるからこそ成り立つ特殊な関係。子どものことがなければ関わりたくない人もいるかもしれません。そういう人とのつき合いは、子どものライフステージに変化があれば、自然に遠のきます。当たり障りなくしておくことが賢い大人のマナーでしょう。
ワーママは辛いと思ったとき
● 子どもがいるから無理だよね、と仕事から外された。(38歳/情報・IT/技術職)
結婚、妊娠、出産を経ても仕事を続ける女性はどんどん増えている時代。キャリアを持ち続けていたいとがんばっているママに対し、「子どもがいるから無理だよね」なんて言ってほしくないですよね。
独身女性や子どもがいない既婚女性と同じ土俵で仕事がしにくいもどかしさ……。これは経験してみないとわかりません。仕事から外されたママ、悲しいやら悔しいやらだったことでしょう。切ないです。
まとめ
好きで結婚したはずなのに、家事や子育てで考え方が違う夫、世代によるものなのかビックリするような発言をする義父母や実父母、そして、傍若無人なイヤイヤ期の我が子……。ママたちが理不尽に思っていること、たくさんありましたね。
生きていれば理不尽に思うようなことは出てきます。そんな理不尽は、全部スルーするのが基本! 同じ土俵にのる必要はありません。右から左に聞き流しても、問題なし!
自分が心地よくいられる場所を大切にしながら、日々を過ごしていきたいですね。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年4月27日~5月15日
調査人数:155人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)